不動産バブルの崩壊が救いになる??

2010.06.06 23:56|アジア経済(韓国、中国)
とても気になる記事がありました。

貧乏人のカジノと化した中国の株式市場 救いは不動産崩壊=著名エコノミスト

ちょっと引用すると・・・・

同時に負ける不動産市場と株式市場

 中国政府が不動産価格抑制政策を打ち出したことで、多くの投資家は、これから投資マネーが不動産市場から株式市場に流れていくのを喜んでいる。現在、「投資マネーは不動産市場と株式市場の間で流動し、その他に流れるところがない」との見方は、一部の投資家の間で最もポピュラー。しかし、不動産市場には急落が見えてこないにもかかわらず、株式市場はすでに20%急落した。

 政策と流動性が中国株式市場を左右する2大要因である。今現在、この二つの要因は株式市場にとって不利となっている。中国政府はソフトランディングを希望しているが、不動産市場に関するバブル論争が終息しつつある中、不動産市場の抑制政策の必要性については普遍の認識となっている。政府が不動産市場の流動性を強く握り締める時、株式市場の流動性も必ず影響されるだろう。すなわち、この二つの市場が同時に負ける結果となる。

 株式市場はただ単に不動産価格抑制政策に付随した犠牲品ではない。不動産価格の高騰で、企業、特に金融企業に大きな利益をもたらした。現在、在庫の不動産物件、建設中の物件及びランドバンク(※)の価値はすでにGDPの3倍を超えており、不動産価格の上昇幅が20%に達した時、そのもうけはGDPの60%を占めることになる。

 通常の経済体において、企業の収益はGDPの約10%を占めている。資本の増価が6倍となった時、企業は財務的な手法でその資本増価を会計上の収益に変えようとする。不動産価格が上昇しないで、さらに下落し始める時、これまで高収益をあげた企業は突然莫大な赤字に見舞われることとなる。


このブログでも中国の不動産バブルにについて度々取り上げてきましたが、基本的にシンクロしたことが書かれていたので、興味が沸きました。

この記事にもあるとおり、中国経済は、不動産バブルが弾ける時、一気に崩壊する可能性が極めて高いです、いや、そうならざるを得ないでしょう。

不動産価格の上昇で膨張した資産、それと同時に負債も膨張し、けれども、バブルが弾けても、負債は弾けないんですよね。

まあ、正確には弾けるのですが、それが不良債権として圧し掛かるということです。

この不良債権処理は、日本がそうであったように、まるでゾンビのように、後から後から次々と降って沸いてくるように拡大します。

近い将来、これが中国で起こります。

いや、その深刻度数は・・・・・数千倍のメガトン級でしょう。

中国内陸部の行政府の財源が不動産売買であったり・・

中国は債務大国でもあります。

都市部の不動産価格は、狂気の沙汰になっていますし・・・

大都市のホワイトカラーに中小都市へのUターン・ブーム到来

こちらの記事で、面白い統計が掲載されていますね。

6.6中国住宅価格

年収をすべてつぎ込んでも、100年以上も掛かってしまう不動産価格って・・・どう考えても無茶苦茶でしょう。

ちなみに、「中国のホンダ工場でストライキです。」の記事でも触れましたが、手取りが1000元にも満たない労働者が大多数ということみたいです。

人口が多いから住宅需要もあり、だから供給過多で暴落などあり得ないという主張を見受けることがありますが、そもそもこの不動産価格で購入できる層など、極めて限られているのであって、居住目的ではなく、投機目的の需要に支えられているだけで、前者の目的では、既に供給過多に達していると見るのが妥当ではないでしょうか?

ちなみに、月収が1000元未満の労働者が飲まず食わずですべての収入をそのまま住宅につぎ込んだとしても、上海で90平米の住宅を購入するのに、180年弱の歳月がかかることになりますね。

日本のバブルの時、こんなことありましたか?

日本のバブルの場合、実を言うと、商業不動産の方がメインで、住宅価格の高騰は、ローンを組んでも二進も三進も行かないというレベルではなかった。

今は殆ど廃墟になってしまったところもあると聞きますが、通勤時間2時間ぐらい我慢すれば、何とか一戸建て住宅を購入されていましたしね。

まあ、それはともかく、不動産バブルが弾けて、資産価値が暴落したら、資金繰りに行き詰まり、資産の現金化が急がれることになります。

皆なが同時に売り浴びせるので、価格は暴落し、足元を見られて買い取られることになります。

中国が今買い漁っている資源も、この運命をたどることになるでしょう。

中国需要で資源価格が高騰していますが、ここで焦ってはいけないということでしょう。

もう終わって大分経ちますが、ドラマ「不毛地帯」で、主人公の壱岐正が中東戦争勃発の時にどう対応したか、これが参考になりそうです。

・・・・・

最後に、この一言が印象的でした。

「仕事の収入では車は買えない。株式市場で20万元儲ければ、いい車を買えるのだ」

世界一の販売台数となった中国の自動車市場ですが、それがどんな消費者層に支えられているのか、よく見極める必要があるでしょうね。

・・・・・・・・今日の徒然でした。


奥の家の嫁日記



ブログランキングに参加しています。

気に入っていただけましたら、1日1回でいいので、ポチッとクリックお願いします。 

人気ブログランキングへ ← ここをクリックすると、10ポイントが加算され、このブログの人気ランキングがあがります。
   15位くらいに・・・応援よろしくお願いします。
リキとコテツ
 もしよろしけば、こちらも是非よろしくお願いします。

  FC2ブログランキング 
  ↑ も、50位くらいです。 応援よろしくお願いします。
関連記事

Comment

非公開コメント

| 2019.11 |
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
お 仕 事

最 近 の 徒 然

ブログ内検索

カ テ ゴ リ ー

カ レ ン ダ ー

プルダウン 降順 昇順 年別

10月 | 2019年11月 | 12月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


リンク集

奥の家の絵日記
リンクフリーです。

石ころアートミュージアム

ツイッター

okunoyaをフォローしましょう


リンク

家 主 像

奥の家♂

家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

ランキング参加中!!

応援のお願いします!
人気ブログランキングへ 
こちらも是非、ポチッと!


もう一つおまけに!!

FC2ブログランキング


blogram投票ボタン


 


アクセスカウンター

滞在中:

R S S

RSS新着情報


Subscribe with livedoor Reader

時 計

QRコード

QR

最新の画像


P-Clip β版

タグクラウド

ページトップへ