釜焚きでは、炎の色を見る。

2007.10.23 23:34|陶芸
さて、私は今日も鶏小屋作りに精を出しておりましたが、陶芸の釜焚きが継続している筈です。きっと大分釜の中の温度もかなり上がってきた筈です。

そうそう、昨日掲載したの画像ですが、

釜の中の炎

この炎は、まだまだ全然温度が上がっていません。多分、400度くらいでしょう。
ただ、釜の温度がこれ以上に上がって来ると、もうデジカメでおいそれと撮ることはできません。もし下手に撮ると、デジカメの撮像素子のCCDが焼け付けてしまいます。

炎と言えば、釜焚きをする際、釜の様子を知る1番の手がかりは、炎の色です。

もちろん、釜には温度計が設置してあり、現在の温度が何度であるかは表示されますが、あくまでも大凡の目安であって、あまり当てにしません。

炎の色は、高温になればなるほど、オレンジ色から白色へと変化していきます。釜焚きが最高潮に達した時は、炎は真っ白に光り輝き、裸眼で見たら、眼が焼き付きます。

これぐらいになると、もう直接釜の中を見ることはできません。

釜焚きの光景

(大分遠くから、しかも、横方向から撮ることで、ようやく撮れるんです。)

さて、どうして温度計はあまり当てにならないのでしょう。

温度計で1250度くらいまで上がってすぐは、まだ炎の色はオレンジ色っぽいままです。1250度は、温度的には釜焚きの最高温度なのですが、この状態で釜焚きを終了してしまうと、ほとんど入れた時と変らない素焼き状態の作品がワンサカ出てきます。温度計では1250度を指していたにも関わらず、です。

どうしてでしょう?

それは、釜の中の熱量が違うからです。温度計は、釜の中の一部しか測っていないので、たと1250度を指していても、それは必ずしも釜の中全体がその温度というわけではないのです。

温度計が1250度を指してから、その温度のまま1日以上炊き続けると、炎の色が徐々にオレンジ色から白色に変わって行きます。これを「ねらし」と言うのですが、こうなると、温度計では同じでも、釜の中の状態は大変な熱量がこもり、とてつもなく熱く感じるようになります。薪を釜口から入れる時など、かなり厚着をして防護していないと、火傷してしまいます。

かつて温度計などがなかった時は、炎の色と空気の流れを見ながら、釜の中の状態を把握し、焼き物を作っていたのでしょう。

陶芸の技術というと、粘土で形を作って行くことが思い浮かばれますが、実は、釜焚きの技術もとても奥が深いのです。

ちなみに、これだけの熱量を得る為には、どれくらいの薪が必要かというと、くらいです。

薪の使用量

まさに、薪の壁ですね。

                                ・・・・・・・・・・・今日の徒然でした。

四万十川、今日の一枚。(画像をクリックすると大きくなります。)


四万十川10.23

場所は、高知県四万十町(旧窪川町)の家地川ダム、もとい佐賀取水堰です。
なぜ”取水”堰と呼ばれるかというと、ここで川の水がかなり分水されるからです。手前のコンクリート塀の所がそれです。
こうして川水を取られるので、この堰の前と後では四万十川の水量が激減します。

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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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