佐々木俊尚×孫正義「光の道」対談がありましたね。

2010.05.14 23:03|PC関連
光の道の論争が熱いですね。

この対談は、5時間半に及んだようですが、孫さんの考えがかなり分かります。







長いので・・・こちらで、文字ベースで流し読みもできます、私はそうでした。

光の道 テキスト中継ログ #hikari_road

孫さんのビジョンについては、私の以前の記事を読んでいただいた方は分かると思いますが、かなりシンクロしました。

まずは、全体の印象ですが、両氏のバックグラウンドの違いが滲み出ていました。

孫さんの方は、まさに経営者の立場から見ています。

光の道構想について、5W2Hを踏まえて、終始持論を展開しています。

誰が Who →民間事業者(官ではなく)
いつ When →5年以内に
どこで Where →日本全国(離島も含めて)
何を What →メタル回線網を除いて光ケーブルに引き換える
いかにして How →アクセス会社を作って・・などなど
なぜ? Why →クラウド革命を起こし、ライフスタイルを改善する
いくらで How Much →国費投入0円で

これをポイントに押さえている・・・これは、まさに経営者の感覚を持つものからすれば、かなり説得力があります。

また、孫さんは、夢や理想を熱く語っています。

これも経営者に無くてはならないものです。

吉田松陰の言葉・・・夢無き者に成功なし!!

夢無き者に、理想なし
理想無き者に、計画なし
計画無き者に、実行なし
実行無き者に、成功なし
故に、夢無き者に成功なし

こうなるのですが、夢や理想を熱く語れない人に成功はありません。

なるほど、起業家精神に富んだ、攻撃的な性格なのだな、と改めて思いました。

まあ、ソフトバンクの経営がどうなのか、以前少し取り上げましたが、これはまた別問題ですが・・・これはかなりタイトロープ、というか、かなり危険ラインだと思うのですが、リスクをとらなければリターンはないので、仕方ないといえば仕方ない。

成功するにしろ失敗するにしろ、夢や理想を持ってチャレンジすることは、とても重要なことだと思いますので・・

それに対して、佐々木俊尚さんは、まさにジャーナリストという感じですね。

夢や理想を語る相手に対して、冷水を浴びせるような批判を繰り返しています。

孫さんの語るのは理想論で、こういう問題がある、ああいう問題がある・・・と投げかけ、じゃ、どうすればよいのかと言えば、オープンな場でもっと話し合いましょう、という感じです。

平時ではよいですが、何か革命を起こそうとする時、これは、戦わずして敗れる典型例です。

新しい未知の分野を開拓し無ければならない時、全員同意することなどあり得ませんので、議論すればするほど混沌とし、何も話が進まなくなってしまい、なし崩し的に何もしないことがが結論になってしまいます。

石橋を叩いて渡ることは必要ですが、石橋を叩き続けても意味がないということです。

石橋を叩くのは、その橋を渡るためにやるのであって、叩くことそのものにあるのではないのですから・・・

クラウドコンピューティングのサービスが花開くには、光ケーブル網が電話回線や電気線のように基本インフラとならなければ、無理です。

孫さんが田舎ほど光ケーブルを引かないと駄目だ、と言っていましたが、まさにその通りです。

田舎ほど、メタル回線の維持費はかかっているのですから・・・

ちなみに、今は農場だけとなりましたが、移住当初住んでいた場所は、電話回線が老朽化し、よく回線が途切れました。

結局、電話が繋がらなくなり、NTTさんがケーブルを引きなおしてくれましたが、私一軒のために、4キロぐらいは引き直していました。

そう、田舎ほど、メタル回線の老朽化は激しく、でも、ユニバーサルサービスとして維持しないといけないので、すべて一律に敷設しているのです。

メタル回線を撤去し、すべて光ケーブルにしてしまう・・・これがコストダウンにつながるというのはまさにその通りだと思います。

じゃ、無線はどうか?

池田信夫さんが、この対談に対して、次のような記事をあげていますね。

イノベーションは予知できない - 池田信夫

ちょっと引用すると・・・

私は「無線があれば光はいらない」とはいっていません。無線も光も必要だが、どっちか一方を無理やり100%普及させるのは不可能だし無駄だ、といっているのです。不可能かどうかは、きのうも孫さんが「月額1400円」の根拠をくわしく出さなかったようなので断定はできませんが、無駄であることは明らかです。固定ブロードバンド(光+DSL)は世帯普及率50%ぐらいで頭打ちになっており、NTTでさえFTTHの目標を2000万世帯に下げ、それも達成困難といわれています。

これはFTTHの料金が高いからではありません。FTTHよりずっと高いケータイを若者は1日中使っています。いま起こっているのは固定回線から無線への需要のシフトであり、iPadの登場はそれを加速するでしょう。iPadのユーザーに無理やり光ファイバーを引くのは無駄です。かりに月額1400円が実現できたとしても、彼らは光ファイバーを使わず、通信業者は大きな損失を抱えるでしょう。


メタル回線を撤去し、光ケーブル網に換える・・・これが無駄だとすると、メタル回線のような旧式のインフラをこれからも維持するのが無駄ではないのでしょうか?

対談を見ていないで論じているようなので、この時点で???なのですが、光か無線かという構図に固執して、メタルか光かという構図が欠如しているようです。

また、光回線の契約数が増えないのは、固定回線から無線への需要のシフトとありますが、これまたナンセンスです。

今のインフラ状況だと、こういう需要シフトが起こっているようですが、この前提そのものが変わるのですから・・・

これは、佐々木俊尚さんも一緒ですね。

光の道が日本全国を100%網羅すれば、それを活用するサービスは、劇的に変化する可能性がある、というか、変化するでしょう。

対談では、電子カルテ、電子教科書が例に挙がっていましたが、これは本当の触りです。

光ケーブル網の回線速度は、理論値で30Gまで行くそうですが、対談でも少し触れられていましたが、ハイビジョンで動画配信できたらどうでしょう。

決まった時間に放送されるだけで、録画をしないと別の時間に見れない現在のテレビ

好きな時間に好きなコンテンツを自分で探して見れるテレビ

どちらが先進的なのでしょう?

テレビは、携帯のワンセグが出たからと言って、家庭から無くなりましたか?

むしろ、どんどん大型化して行っているではないですか。

携帯の需要と固定の需要は違うのです。

固定から携帯に需要シフトが起こっているのではなく、固定のメリットを活かせるインフラやサービスが無いだけなのです。

インフラが先かサービスが先か・・・鶏が先か玉子が先か、この議論に似ているようですが、今回に関しては、インフラが先でしょう。

長いな、一旦切ります。



・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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