韓国、政府系企業の負債が激増らしい・・

2010.04.06 09:19|アジア経済(韓国、中国)
ところで、久々の韓国経済です。

中国の官製バブルの波を強く受けている韓国には、ここのところ、金余りの外資の運用先として資金が流入し、株価と土地が肥大化しています。

韓国株:外国人の買い攻勢、過去と酷似


 韓国株式市場で外国人主導の相場が続く中、過去の例からみて、外国人による買い先行が今後も当分続く可能性が指摘されている。外国人がウォン高局面でサムスン電子を集中的に買っている点が過去の例と似ているとの分析があるからだ。
 有価証券市場(メーンボード)では5日、外国人投資家は約2000億ウォン(約170億円)を買い越し、17日連続の買い越しを記録した。外国人による3月2日以降の買い越し規模は7兆ウォン(約5900億円)に迫る勢いだ
 イートレード証券は、現在の相場が2003年以降、外国人が集中的に韓国株を買った9回のケースと似ていると分析した。まず、外国人が最も買った銘柄がサムスン電子である点が似ているほか、ウォンが米ドルに対し上昇局面にあったケースが今回を含む10回中9回に達した。このほか、日本株や台湾株が同時に上昇していること、IT銘柄主体の米ナスダック指数がスタンダード&プアーズ500指数よりも高い伸びを示していることも共通点だ。
 外国人の買いが先行する局面で、国内機関投資家が売り越している点も似ている。国内機関投資家は3月2日以降で2兆ウォン(約1700億円)を売り越した。また、業界別の代表的銘柄とそれ以外の銘柄で株価が開く現象も共通している。国内機関投資家が相場上昇を主導する際はイエローチップ(中型優良株)も同時に上昇するが、外国人主導の相場では上場する銘柄が限られるためだ。
 同社のミン・サンイル投資戦略チーム長は「現在の状況が過去と似ていることは、外国人による買い攻勢が一時的な現象ではない可能性が高いことを示している。サムスン電子、現代自動車など外国人が好むIT、自動車の主要銘柄に注目すべきだ」と分析した。
 しかし、海外市場の動向次第では、外国人が再び売りに転じることもあり得る。東部証券のソン・ギョングン研究員は「外国人はエマージングマーケットのリスクが高まったと判断するたびに売り越しに転じてきた。このため、近く発表される中国の1-3月期の経済指標に注目する必要がある」と指摘した。


韓国の場合、外国人が自由に不動産の売買できないので、株などに流入することになるわけですが、そこで得た資金が不動産に回っているということでしょう。

不動産投資を維持するには、日本がそうであったように、不動産価格を引き上げて行くしかなく、そのためには、土地開発をやり続けなければなりません。

もしこれを止めて、不動産の需要と供給のバランスが逆転すると、あっという間に資金が逆流し、破綻してしまうので・・・・

残るのは、借金だけ・・・ということになってしまいます。

で、朝鮮日報に気になる記事がありました・・・


政府系企業の負債急増、ムーディーズが警告(上)

 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスはこのほど、韓国で政府系企業、地方政府の負債が急増していることについて、「財政の健全性悪化につながる可能性が懸念される」と指摘した。
 韓国政府関係者によると、ムーディーズは先月24日から26日まで、格付けに向けた韓国政府との定期協議を行い、政府系企業と地方政府の負債に大きな関心を示したという。
 ムーディーズは企画財政部に対し、「政府系企業の負債が深刻で、中央政府が支援を行った事例はあるか」「政府系企業の資産ポートフォリオはどうなっているか」などといった質問を行った。ムーディーズは訪韓に先立ち提出した事前質問書でも、「公共機関の負債増と財政の健全性について検討する」としていた。会合に参加した関係者は「韓国の財政健全性が良好だという説明には全く関心を示さず、ぎこちない雰囲気がするほどだった」と話した。
 ムーディーズ側は特に、韓国土地住宅公社(LH)、韓国水資源公社などの政府系企業を名指しし、「追加的な検討が必要だ」との立場を示したという。韓国政府の関係者によると、企画財政部の許京旭(ホ・ギョンウク)第1次官が米ニューヨークで韓国経済に関する説明会を開き、ムーディーズ側とも会談したが、同社は一部の政府系企業を挙げ、負債状況に関心と懸念を示したという。スタンダード&プアーズ(S&P)も、「世宗市(行政中心複合都市)の建設に伴う財政負担の拡大が懸念される」と表明した。

政府系企業の負債急増、ムーディーズが警告(下)


 ムーディーズは、韓国政府の財政健全性についても、「政府債務が主要先進国に比べ低いとはいえ、先進国は韓国よりも国債市場が発達しており、資金の流動性がはるかに高く、数字だけで韓国の状況が良好だとは言えない」との認識を示したという。
 韓国政府は現在、国際通貨基金(IMF)などの国際基準に基づき、政府系企業の負債は政府債務には含まれないとの立場を取っている。しかし、IMF基準に政府系企業の債務が含まれないのは、先進国の場合、政府系企業が代わる大規模な国策工事を行うケースがまれで、韓国とは事情が異なるためだ。韓国の場合は、社会間接資本である道路などさまざまな工事を政府系企業が進めており、こうした事業の場合は、政府系企業の負債を国家債務に含めるべきと指摘が根強い。ムーディーズはまた、地方自治体が設立した開発公社が債権発行を増やし、地方自治体系列の企業の債務が最近2年間で17倍に膨らんだ点を挙げ、それが結局は国家財政の負担になるとして、関心を示した。
 政府系企業の負債を含めた場合、韓国の政府債務は昨年末時点で584兆ウォン(約49兆2000億円)に達し、含めない場合の407兆ウォン(約34兆3000億円)を大幅に上回る。国内総生産(GDP)に占める場合も、政府系企業の負債を含めた場合が51%、含めない場合が36%だ。
 国会予算政策処のパク・ジョンギュ経済分析室長は「政府系企業の負債と政府債務の境目については意見が分かれるが、水資源公社が四大河川事業に投入する資金のような場合には、政府債務と見なすことに異論はないのではないか」と話した。


隠れ借金とかその額とかは、問題といえば問題だけれど、別に韓国経済に限ったことではなく、日本もそうです。

最も気になるのは、土地開発関係の負債が急増していることです。

バブルになると、不動産の値上がりによる含み益を目的に、需要以上の供給が続けられます。

お金を貸してくれる相手がいる限り、このスパイラルは破綻しないのですが、さてどこまで続くのやら・・・

不動産バブルの崩壊と言えば、最近ではドバイを思い浮かべますが、この時は、アブダビというオイルマネーが潤沢にある救済者がおりました。

米国のサブプライムローン問題の時は、基軸通貨ドルという強みを活かして、世界各国が救済者となりました。

日本のバブル崩壊の場合は、日本国民の家計資産がその役割を果たしたと言えましょう。

では、韓国の場合はどうでしょう?

アブダビのような兄弟はおらず・・・

強力な通貨もなく・・・・

家計は負債が雪達磨式に増えている・・・

外資が逆流をし始めた時、それを繕える存在はいるでしょうか?

資産が激減し、負債だけが肥大化するスパイラルに陥ったとき、救済者は現れるのでしょうか?

中国の不動産バブルが崩壊・・・・ひいては、中国経済に牽引され、官製バブルで何とか持ちこたえている世界経済のデフォルトの予兆は、韓国発になる可能性はかなり高いと思いますが、どうでしょう?

・・・・・・・・今日の徒然でした。


奥の家の嫁日記



ブログランキングに参加しています。

気に入っていただけましたら、1日1回でいいので、ポチッとクリックお願いします。 

人気ブログランキングへ ← ここをクリックすると、10ポイントが加算され、このブログの人気ランキングがあがります。
   15位くらいに・・・応援よろしくお願いします。
リキとコテツ
 もしよろしけば、こちらも是非よろしくお願いします。

  FC2ブログランキング 
  ↑ も、50位くらいです。 応援よろしくお願いします。
関連記事

Comment

非公開コメント

| 2019.11 |
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
お 仕 事

最 近 の 徒 然

ブログ内検索

カ テ ゴ リ ー

カ レ ン ダ ー

プルダウン 降順 昇順 年別

10月 | 2019年11月 | 12月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


リンク集

奥の家の絵日記
リンクフリーです。

石ころアートミュージアム

ツイッター

okunoyaをフォローしましょう


リンク

家 主 像

奥の家♂

家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

ランキング参加中!!

応援のお願いします!
人気ブログランキングへ 
こちらも是非、ポチッと!


もう一つおまけに!!

FC2ブログランキング


blogram投票ボタン


 


アクセスカウンター

滞在中:

R S S

RSS新着情報


Subscribe with livedoor Reader

時 計

QRコード

QR

最新の画像


P-Clip β版

タグクラウド

ページトップへ