トヨタへの風当たりが暴風雨になって来ましたね。

2010.02.28 01:11|社会情勢
ここのところ、米国でトヨタが袋叩きにあっているようですが、生産過剰のよるデフレの時代における市場原理の恐ろしさを垣間見ることが出来ます。

市場というのは、複雑怪奇のようで、単純でもある。

供給不足になれば、売り手(生産者)と買い手(消費者)のパワーバランスのシーソーは、生産者に傾き、その市場支配力・・・すなわち、価格決定権が握られる。

供給過多になれば、その逆に、消費者に傾き、消費者が価格決定権を握ることになり、デフレスパイラルに陥る。

しかし、生産者は消費者でもあり、消費者は生産者でもあるので、消費力を持ち続けるには、相応の生産力が裏側にないと無理です。

借金と不動産バブルによる消費を謳歌した米国は、この裏側にあるはずの生産力が不足している・・・まあ、バランスが悪いわけです。

もちろん、裏を返すと、日本の場合も、これまた然りです。

ただ、米国と違って、消費力が不足しているということですが・・・

米国は、消費を抑制することは縮小経済になってさらに問題を悪化させるので選択肢として取れないので、生産力を向上させる以外に道はありません。

とはいえ、これまた選択肢は限られて来ます。

他国の市場は、あくまでもその国の政府がルールを決定しているので、自国の企業に有利に働くように働きかけられるのは、まずもって自国内の市場に対してです。

とすると、自国の消費を自国の生産で賄うようにすることが目指されるわけですが、結局のところ、市場を排他的にして行くということになります。

景気がよい時は寛容でいられても、景気が悪くなれば、露骨なえこひいきが行われるようになるわけです。

出る杭は打たれる・・・というやつです。

これ、別に国民気質とかそんなものではなく、普通の人間心理です。

例えば、日本の地方経済を見てみましょう。

どうです、地元企業を優遇して、排他的な市場になっていませんか?

雇用にしても、縁故採用が優先されていませんか?

苦しくなれば苦しくなるほど、市場が縮小し始めると、地元と外資とどちらを優先するかと言うと、地元なのです。

地産地消・・・よく言われますが、結局のところ、自分の所の消費は、価格や品質の優劣以前に、自分の所の商品で賄いましょう、ということでしょう?

これが悪いと言うことではなく、身内を生かそうとするのは、当然の心理なのです。

社会として最後に頼りになるのは、やっぱり身内ですから・・・

外資は、お金儲けに来ているだけで、その土地に対して愛着や愛情はない・・・たとえあったとしても、少なくとも地元の人に比べれば劣ります。

その地域社会への信用度というのは、一朝一夕にできるものではなく、時間的歴史的な積み重ねが不可欠で重要だということです。

トヨタは、現地生産化と地域貢献度の向上に努力していましたが、その歴史は浅い・・・だから、景気が悪化すれば、風当たりが強くなるのは当然のことです。

外資というのは、地元の企業との共存共栄を計らないと、結局排斥されてしまうのです。

トヨタは、時間的歴史的な積み重ねが追いつかない勢いで、生産規模を急激に拡大し過ぎた・・・そのツケが出ているようです。

おっと、時間切れ・・

・・・・・・・・今日の徒然でした。


奥の家の嫁日記



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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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