京速スパコンは、戦艦大和になりはしないのか?

2009.12.03 10:05|社会情勢
最近、事業仕分けで科学技術系の予算が削減対象にかなりなって、復活させるための折衝がされていますね。

地球シミュレータというスパコンが長らく世界一位を維持していたのが、今はトップテンに日本のスパコンが一台も無いということです。

ということで、世界一の性能を有するスパコンの開発計画が着手されていて、その予算を見直そうということですね。

世界一・・・・夢はありますが、これだけではどうも???となります。

こういう分野は、ともかく何が必要で何が不必要なのか、判別するのがとても難しい。

素人はもちろんのこと、恐らく専門家さえ判断に窮するでしょう?

技術投資は、継続性も大事ですが、それが惰性になってしまっては逆効果になってしまうと思います。

専門家というのは、得てしてこの罠に陥りがちになります。

数年前、この京速スパコンの開発の話を知ったとき、技術立国を目指すならば必要と判断されるのだろうな、と思ったものです。

でも、今回の件でふと思い浮かんだのは、ソニーのゲーム機のPS3です。

このゲーム機に搭載されているCELLというプロセッサーは、スパコン並みの演算速度を有すると言われるぐらい高速計算をし、非常に優れたグラフィックを実現しています。

販売されて何年も経った最近になって、大幅な値下げが功を奏して漸く販売が好調になってきたみたいですが、当初は高価格とゲームソフトの開発の困難さからあまり売れなかった。

爆発的に売れたのは、任天堂のゲーム機Wiiでした。

このゲーム機は、その演算性能自体はあまり向上しておらず、むしろコントローラーなどを画期的なものにしたことで、消費者の支持を得たのです。

・・・・

専門家というのは、高技術を追い求めるのが大好きです。

だんだんマニアックな世界に入って行き、その技術がどう使われるのか、それが本当にどれだけ必要とされているのか、見失ってしまいます。

いわゆる木を見て森を見ずになってしまうのです。

技術投資は、ギャンブルです。

成功することもあれば失敗することもある、高技術の追求が成功の道になることもあれば、高い代償を払うことにもなりかねない。

ソニーは、CELL開発で成功したとは言い難い。

巨額の投資に見合った効果があったとはとても言えないでしょう。

技術のソニーと言われ、高技術に走った先に、結局のところ、任天堂に足元を掬われたのです。

まあ、運不運もあるので、かなり不確定要素が入ってきます。

それでも、ギャンブルだと言っても、運任せでよいということではありません。

短期的には負けることがあっても、強いギャンブラーというのは、トータルでは必ず勝ちます。

イカサマなどをしなくても、勝つ人は勝つのです。

しかし、それは、知識だけでなく、勝負感・・・すなわち、勝負どころの見極めが優れているということです。

さて、話題を戻しますが、京速スパコンは、どうなるのでしょう?

太平洋戦争のとき、巨大戦艦から航空機戦闘の拠点となる空母へと技術転換が起きていたのにもかかわらず、その時代の流れを読み違え、巨大戦艦を作り続け、処女航海であっという間に撃沈された戦艦大和・・・・京速スパコンの話を聞いていると、その話が思い返されます。

                       ・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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