韓国経済の対外依存度・・90%超え・・・

2009.11.25 09:44|アジア経済(韓国、中国)
前回の記事で、過去最高益・・・・だけでは分からない経営実態というのを取り上げましたが、ここのところ、ご無沙汰の韓国経済についても、少し取り上げておきたいと思います。

韓国の大企業・・・サムスン電子が7-9月期に過去最高益を出したり、LG電子、現代自動車などが好決算を発表しているように、好調みたいで、こういう記事が出たりしています。

日本の電機が韓国勢に完敗した理由

簡単に言うと、ここでは、現地のニーズに合わせた商品作りをすることで、単なる物まねではない独自の商品を作り出す韓国企業のマーケティング手法を礼賛しています。

これはこれで、正しいとは思うのですけど、じゃ、日本企業に追従した方がよいのかというと、かなり疑問符が付きます。

まず、新興国市場の中間層以下の購買層を攻略する気ならば、この手法で、高機能・高品質ではなく、お手頃感を出すような価格帯とそれでも利益が出るような性能の絞込み等をした商品作りをしないと売れないと思います。

新興国市場で、市場シェア上位に入るということは、大多数の購買者が中間層以下で構成されているのだから、そういうことです。

もし日本企業がこの層をターゲットにしたらどうなるでしょう?

他所でも出来るローテクで商品が出来るのですから、人件費や生産設備費が安い中韓の企業と競争をしたとき、勝てるわけありません。

これまでも何度か取り上げ来ましたが、商売というのは、売り手と買い手で、ウィン・ウィンの関係が築けないと持続可能とならないのであり、所得の低い層に買ってもらおうとすれば、その対価として得る商品も、それと同等のレベルぐらいにならざるを得ないのです。

ちょっと分かりずらいかもしれませんが、また機会があったら詳細に説明します。

先を急ぎますが、日本企業は、これまでの生き残り戦略で、高い人件費(高い所得層)を維持するために、高品質・高性能の製品を作る他所では真似できない技術を開発することで、素材市場などで圧倒的なシェアを獲得してきたし、同レベルの欧米市場では、かなりの強みを維持することが出来たのです。

最終製品のシェア率は下がっても、販売個数が減っても、高所得層へ向けた製品作りをすることで、優良顧客に支持され、強みのある分野を確保してきたのです。

これを方向転換して、シェア至上主義に走ればどうなるか?

こうなります。

韓国の貿易依存度、昨年は過去最高の92%

 企画財政部と統計庁は11日、韓国経済の貿易依存度(経常国民所得に占める輸出入の割合)が昨年時点で過去最高の92.3%に達したことを明らかにした。貿易依存度は2000年以降、50-60%だったが、例年に比べ大きく上昇した。内需が低迷する一方で、原油価格が高騰したことが主因だ。韓国の貿易依存度が90%を超えたのは初めてだ。

 統計庁関係者は「ウォン高でドル建て表示の経常国民所得が減り、輸入額に占める割合が大きい原油価格が上昇したため、貿易依存度が高まった」と分析した。

 貿易依存度が高まると、経済が外的要因の影響を受けやすくなる。このため専門家は、長期的に内需基盤を拡充する必要があると指摘している。企画財政部は内需市場育成に向け、教育、医療、法律などサービス産業の発展、観光インフラ構築などを進めている。

 統計庁が各国の貿易依存度を調べたところ、昨年時点で韓国は調査対象の93カ国・地域で11位だった。

 貿易依存度が最も高かったのはシンガポール(361.7%)、香港(348.4%)で、これにベルギー(188.3%)、マレーシア(168.5%)、ハンガリー(138.2%)、台湾(126.8%)、コスタリカ(84.0%)などが続いた。


日本の外需依存率は、10%台の後半ぐらいですから、如何に外需依存になってしまっているか、よく分かると思います。

つまり、自分たちよりも所得水準が低いところを市場ターゲットにすると、自分たちの水準をそこに合わせるか、もしくは、自国内の雇用の空洞化を受け入れるか、いずれかしかないのです。

中国が安い人件費と圧倒的な物量を武器に追い上げている中で、この市場で生き残るには、より一層現地化をすすめざるを得ず、結果的に、自国内の雇用創出には殆ど貢献しなくなり・・・・内需が育たない・・・・借金による過剰消費・・・・という負のスパイラルに陥ってしまうのです。

長くなってきました、続きはまた

                       ・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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