脱・石油依存ではなく、隠・石油依存・・・

2009.11.06 09:41|社会情勢
さて、前回の「科学はニヒリズムである。」という言葉ですが、正解は・・・・

ニーチェ

でした。

ニーチェは、現代社会を支える価値観である科学について・・・・科学の正の面と負の面について、とても深い洞察をしています。

知の力で問題を解決しようとすればするほど、その行き着く先が破綻、すなわちニヒル(虚無)であるということを・・・

おっと、話が変な方向に行ってしまいました。

これまでにも、太陽光発電などについても取り上げてきました。

太陽光発電は、エコなのか?

前回紹介した記事に、こういう記述がありました。

 太陽光パネル関係の技術者は純技術的な産出/投入比率には言及するが、コスト比較には余り言及しない。ここで言うコストは、1企業や1国にとってのコストではなく、人類全体にとってのコストである。既に述べたように、例えば石油製品価格、ないし原油価格のうち、本来的な意味のコストはその数分の一で、その差分である莫大なレント(粗利益)の大半は、資源国や消費国の政府の税収となっている。

 だから、人類的意味では、価格ではなくレントを除いた本来コストで比較しなければならない。そこで、産出/投入比率の比較と、コスト比較との違いであるが、大雑把に言えば、当該エネルギー源の製造・設置にかかる人間の手間暇や、使用資源の希少性が考慮されているか否かである。製造工場などで直接エネルギー投入がなくても、人間の手間暇や希少資源が大いに必要ならば、その人間が間接的に消費しているエネルギーや、使用資源にかかわる希少性の犠牲も加えなければ、人類的に意味のある比較にならない。

 従って、産出/投入比率よりも、本来コストの方がずっと優れた指標だ。もちろん、コストというのは、生産要素の市場価格の合計で、それらの要素価格はバブルや不況など市場の不完全性に翻弄されて変動するので、精密な指標にはならないが、10年程度の平均をとれば有意な指標になる。この本来的コストで比較するならば、太陽光発電は、石油などの化石燃料との比較では問題にならないほど高い。


この後、砂漠での太陽光発電の難しさなども紹介されていますが、エネルギー問題は、「人類的意味では、価格ではなくレントを除いた本来コストで比較しなければならない。」ということです。

ここら辺のことは、実を言うと、エネルギー関係の人は殆どご存知なのでしょう。

では、どうしてこうした真実が「不都合」なのでしょうか?

・・・・・

・・・

・・



とても捻じ曲がった考えですが、恐らく石油価格を抑えるためでしょう。

本来コストを基準にすると、原子力も含めて、石油以上の高生産効率の燃料は、地球上に存在しない
、少なくても現時点で実用的なものは無い。

太陽光、風力、原子力・・・皆、比較にならないほどの低生産効率燃料なのでしょう。

以前にも書きましたが、こうしたエネルギーが推進されても、脱・石油依存にはならない。

むしろ、石油が本来のエネルギー源だということを隠すだけで、実質的には石油に依存しなければ成り立たない現実が横たわっているのです。

しかし、もし有限な資源に対して選択肢の無い必需があることをさらけ出してしまうと、デフレの話で取り上げたように、需給のバランスが需要過多供給不足に大きく傾き、価格高騰を招いてしまう。

これは、資源国にとっては願ったりですが、石油消費国にとっては堪ったものではない。

そこで、石油消費国は、自分たちには代替エネルギーの選択肢があるのだと見せかけるために、あえて高コストのエネルギーを推進しているのでしょう。

将来の需要が無くなる可能性があれば、価格の高騰は抑えられますから・・・・

時間切れ・・

                         ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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