デフレは何故起こるのか?・・その3

2009.10.30 02:14|社会情勢
さて、今回は、デフレの話の続きです。

初めての方は、その1からどうぞ!!

技術革新による省力化が起こると、そこに供給が需要を上回る市場飽和状態が発生します。

その結果、価格競争が起こり、価格の下落・・・デフレが起こります。

では、その結末は・・・・

価格競争が進むと、当然営業利益率が落ちて行き、すぐに損益分岐点を下回ってしまいます。

これでは、事業を継続できなくなってしまいますので、営業利益の確保に向けて、様々な試みがされるようになります。

まずは、市場の拡大努力です。

供給過剰状態を解消する手段として、それを吸収する需要が求められ、新たな消費者の開拓が模索されるわけです。

これは、日本の製造業を見ると明らかですね。

新たな市場を求めて、海外に活路を求めざるを得ない・・・・そう、こうせざるを得ないのです。

もしこれが滞るとどうなるのか?

デフレスパイラルに陥ります。

限定された飽和市場の中で生産過剰が起こると、価格破壊が起こり、営業利益率が落ちる・・・営業利益を確保するためにはどうせざるを得ないのか?

まず考えられるのは、更なる技術革新による省力化です。

10人でやっていた仕事を5人で出来るような省力化があったとして、更なる技術革新で同じ仕事が1人で出来るようになれば、再び営業利益を確保できるようになります。

しかし、これは、更なる供給過剰をもたらします。

10人から5人の省力化が2倍の生産増につながるとすれば、単純に考えれば、10人から1人は10倍増になります。

これは、より過酷な価格競争を引き起こします。

では、もし過剰生産にならないように生産の方を調整するとどうなるのでしょう?

当然、10人のうち9人が失業することになります。

1人の仕事を10人で分ける(ワークシェアリング)になるかというと、そういう方向にはなかなかなりません。

なぜなら、価格競争によって営業利益率が落ちているので、もしワークシェアリングをすると、一人当たりの賃金をそれだけ下げなければならなくなるからです。

もっとも、雇用喪失かワークシェアリングかいずれにしても、最も問題なのは、これが購買力の減退、すなわち、市場の縮小をもたらすということです。

生産者は消費者でもある・・・これが市場なので、仕事が無くなれば、それだけ購買力が無くなってしまうのです。

結果、生産調整をしても、それが市場の縮小を引き起こし、さらなる生産調整が必要となる・・・こういう負のスパイラルに陥るのです。

これが典型的なデフレスパイラルですが、まだまだ話は続きます。

続きは、次回に・・・

                         ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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