山奥で1人で自然養鶏をやる最大のリスクとは・・・

2009.10.18 01:41|農場日誌
本日、お客様がいらっしゃいました。

お隣町の役場の方、媛っ子地鶏という肉鶏を飼っている農家の方、そして、新しく畜産業をはじめたいという移住希望の方でした。

私たちの所がどんな感じでやっているのか、参考までに話を聞かせて欲しいということだったのですが、田舎暮らしも10年超えると、たまにこんなことがあったりします。

自分自身も、移住の時は、話を聞かせてもらったりしましたし、お仕事で視察などに行かせてもらった時も、先方に快く受け入れてもらったり・・・というか、そもそも移住者の受け入れ相談をお仕事でしていましたので、私が分かることならば、可能な限りお答えするように心掛けています。

本日の方は、関東方面から脱サラをしてお1人で農家研修するそうなのですが、11年前の自分もそんな感じだったな、と懐かしく思いました。

自然養鶏をやろうかと検討中のようでしたが、自分が今まで困ったこと、いわゆる経営上のリスクについて、少しお話しました。

このリスクというのは、色々とあるのですが、あまり列挙し過ぎると、逆に分かりづらくなるので、一番重大なリスクだけ・・・・

一番重大なリスク・・・・・何だと思います?

・・・・・

・・・・

・・・

・・



独身で、1人でやるということです!!

養鶏というのは、1人でやっている限り、休みを取れません。

台風が来ようが、体調を崩そうが・・・・下手をしたら、親が危篤になっても、休みが取れません。

もし鶏の世話を疎かにしたら、卵を産まなくなったりし、生活の糧が無くなります。もしいったん途切れたら、それを元通りに回復させるまで、最低でも半年以上はかかります。

鶏は、産まれてから産卵を開始するまで、半年かかりますから・・・・

私が独身時代に1人で自然養鶏をしている時、よく思ったものです。

鶏を飼っているというより、鶏に飼われているようだな!!と・・・

そう、鶏がご主人様!!という錯覚に陥るのです。

鶏さんは、卵を私に与えることで、毎日の餌の心配もせず、自由気ままに動き回って暮らしているわけです。

私は、自分が生きていく為に、行動範囲をかなり限定しないといけないのです。

泊りがけ旅行・・・ありえない。

せいぜい、車で2~3時間圏内が移動可能範囲になってしまうのです。

鶏を自由意志で飼っているのだけど、鶏の世話によって、行動範囲が自由にならないのです。

では、人を雇えるほどの収益を上げることができるのか?というと、手持ち資金があまりない新規就農者にはなかなか難しい。

5~6年頑張って初期投資の借り入れとかを返せるようになれば、そういう選択肢も出てくるのですが、最初から人(パート)を雇い入れることはとても難しい。

自分が目一杯働いて、漸く借金を返せるかどうか・・・・これが5、6年は最低でも続きます。

この期間に、休みなしに1人で働き続けられるかどうか・・・・これはとてもリスクの高い賭けになります。

私が1人でやっていた期間が3年くらいですが、この間にも、様々な危機が訪れました。

幾つかは、既にご紹介しましたが、毎日がタイトロープを渡っているような感じなのです。

何も知らなかった若気の至りというのもあるのですが、数年すると、このリスクが重くのしかかってくるのです。

自然養鶏を始めた人・・・・何人も知っていますが、残っている人はごく僅かで、殆どの人が辞めて行きました。色々と事情はありますが・・・・

私の場合は、運良くこの方と巡り合って、家族で再開することが出来ました。

奥の家♀

ちょっと不思議系だけど、真面目で働き者なのは自信を持って言えます。

そのうち、また気が向いたら紹介しますが、今の世知辛い世の中で、よく生きて来れましたね、というぐらい、バカが付くくらいの正直者だし・・・

こういうのも、ノロケという部類に入るのだろうか?まあ、このブログを拝見していただいているお知り合いの方が、道端で会っても、くれぐれもご内密にお願いいたします(笑)。

殆ど宣伝していないのだけれど、結構知り合いが来てくれていることが最近分かってきました。

まあ、隠すようなものはないのだけど、奥の家♀さんに、貴方何か変なことを書いているの?とたまに聞かれ、アタフタしてしまう私がいます。

無許可で、↑のような画像を載せてしまっているし・・・・(滝汗)

知らない振りをしておいてください・・・・(合掌)

おっと、脱線、脱線・・・

こういう感じで、山奥での1人自然養鶏は、とてもリスクの高いことで、これだけは最初に分かってやった方がよいのです。

私自身、もし11年前に知っていたら、恐らく四国の西南ではなく、もっと実家に近い関東近辺での就農を選択していたと思います。

いざという時、半日で実家に帰れるぐらいでないと・・・ということです。

1人でやる小規模自然養鶏は、実を言うと、あまりお薦めできません。

数年は出来ても、その先に大きな壁がありますので・・・・でも、結婚して始めるのも難しいんですよね。

夫婦揃って、こういう生活が楽しめるケースって、本当に少ないから・・・・

ちなみに、我が奥の家の場合、鶏を飼い始めてからこの方、家族全員で旅行に行ったことはありませんし、多分これからも無いでしょう。

                         ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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