官製バブルの崩壊・・・きな臭くなって来ました。

2009.09.23 03:15|麻薬に犯された世界経済
もうすぐ、シルバーウィークも終わりますね。

本日、国道441号を走ったら、県外ナンバーの車で混んでいて、もういつもより倍以上時間がかかってしまいました。

地元の人は良くご存知の通り、国道といっても、1車線から1.5車線が続く、これ、国道??という道なのですが、慣れない観光客の車が増えると、あっという間に、大渋滞になってしまうのです。

まあ、もう行く前から分かっていたことなので、大型トラックに道を塞がれて、前方でパニクッている車がいても、バックして戻ってくるのを気長に待っておりました。

本題に入りますが、ここのところ、どうも官製バブルの副作用が出て来ましたね。

例えば、資源価格の高騰・・・・

投機マネー流入、素材高の悪夢再び(商品部記者 毛塚正夫)

投機マネーが国際相場を押し上げている銅地金
 銅地金の国際価格の高止まりが続いている。ロンドン金属取引所(LME)3カ月先物価格が8月上旬に昨年9月以来の1トン6000ドルの大台に乗せた。昨年末にリーマン・ショック後の最安値である2845ドル(公示価格ベース)を付けてから上昇率は2倍強に達した。今春、世界最大の需要国である中国による旺盛な調達の動きを受けた急激な上昇が続き、「調整局面は必至」との見方が広がっていたのだが、市場関係者の予測は見事に裏切られたようだ。

 実際、あまりにも急ピッチで半年以上にわたって上昇基調が続いたことから夏場に急落するといった予想も出ていた。だが、こうした市場の慎重な見方に反して相場は高値を維持している。調整らしい調整のないまま先行き秋から年末にかけて「再び上値を目指す動きとなる」(国内製錬最大手のパンパシフィック・カッパー=東京・港)といった強気の見方さえ広がっている。

 今年に入ってからの一貫した上昇相場は、米国などでの大規模な金融緩和を背景とした過剰流動性の高まりが予想以上に投機マネーを勢いづかせ、銅などをはじめとする資源価格の押し上げ要因となったためとの見方が有力だ。市場関係者の間からは「需要が伸びているのは中国だけで、世界経済全体はそれほど良くない」といった声が多く聞かれる。銅は建設や自動車、電子部品など用途が広く、価格動向は景気実態を映すといわれてきた。しかし、いまの銅相場はファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)とのデカップリング(非連動)が起きているといった声も上がっている。

 裏返せば、各国の金融緩和は企業が設備投資を行うための融資などとなって実体経済に回らず、当局の意図に反して投機マネーとなって市場へ流れている図式でもある。日本など大半の分野で需要低迷の続く経済にとっては、資源高はコスト増となり景気の回復の妨げにしかならない。企業の間では「厳しい経営環境が続くなか、コストダウンを進める一方、将来へ向けてものづくりの進化に取り組んでいくほかない」(神戸製鋼所の佐藤広士社長)と、相場の好転とは対称的に悲そう感すら漂う。


資源価格の高騰は、金融業界は潤わせますが、産業界には大打撃です。

バブルマネーが再び過剰消費に向かえば、さらなるバブル景気の再来にもなりましょうが、その前に破綻する可能性が大です。

過剰生産による価格破壊(デフレ)と資源価格の高騰による製造原価の上昇(インフレ)が同時に起こっているので、利幅がさらに圧縮されますから、雇用情勢の悪化が止まりません。

雇用が喪失すれば、それだけ消費力が落ち込むので、生産設備をリストラしても、過剰生産状態が改善されない。

今、景気対策の購入補助で、この消費の落ち込みを下支えすることで、このスパイラルの速度がどうにか緩やかになっているわけです。

クライスラー、再び値引き競争へ突入…最大50万円引き!!

クライスラーグループは17日、全米の販売店で新たなインセンティブを開始した。同社のインセンティブは8月末でいったん終了していたが、9月30日までの期間限定で、今度は最大5500ドル(約50万円)を値引きする。

2010年モデルをリース契約する顧客には、特別金利を提供。対象車種はクライスラー『タウン&カントリー』(日本名:『ボイジャー』)、ダッジ『グランドキャラバン』(日本名:『グランドボイジャー』)『ラム1500』『ジャーニー』、ジープ『ラングラー』『リバティ』(日本名:『チェロキー』)だ。

リースではなく車両を購入する顧客に対しては、2009年モデルの一部車種を対象に、4500ドル(約41万円)の値引き、または金利0%ローン(最大6年間)を実施。2010年モデルの一部車種では、3000ドル(約27万5000円)の値引き、または特別金利を適用する。

また、クライスラー車のオーナーが2009年モデルを購入または2010年モデルをリースした際には、さらに1000ドル(約9万2000円)の値引きを上乗せ。つまり、クライスラー車から、クライスラーの2009年モデルに代替した場合、最大で5500ドル(約50万円)もの値引きが受けられる計算だ。

民間調査会社のオートデータ社の調べによると、8月の米国新車セールスは126万1977台で前年同月比は1%増と、2007年10月以来、1年10か月ぶりにプラスに転じた。これは7月24日から8月24日までの約1か月間実施された「CARS」(カー・アローワンス・リベート・システム)の効果。

CARSは米国版スクラップインセンティブのことで、旧車(1984年式以降で燃費は7.6km/リットル以下)から一定の燃費基準を満たした新車に代替する際に、政府が下取り車と引き換えに最大4500ドル(約41万円)分の金券を支給する内容だった。

しかし、クライスラーの8月新車販売台数は9万3222台にとどまり、前年同月比は15.4%減と低迷している。

今回の値引きは最大5500ドル(約50万円)と、米国版スクラップインセンティブの4500ドル(約41万円)を上回る額。クライスラーの切迫した状況がうかがえる。
ソース:レスポンス


値引き販売は、本当に怖い。

購入補助というのは、消費者が安値で買えるので、あたかも受益者が消費者のようですが、実を言うと、製造メーカーに対する支援金なんですよね。

メーカーが値引きをして喪失する筈の利益を間接的に補填しているのですから・・・・まあ、これで生産量が維持されて雇用も維持されるのですから、メーカーだけというわけではありませんが、最大の受益者は、メーカーです。

この購入補助は、前倒し消費を促進するので、当然、それが終われば、その反動がやって来ます。

その急落の衝撃が怖いので、より大きな値引きをせざるを得なくなる・・・・でも、死に体のクライスラーには、もうこれ以外の選択が無いのでしょう。

それはともかく、官製バブルというのは、民間の負債を政府の負債へと置き換えることで、民間企業の財務の健全化を図ろうとするようなものです。

言ってしまえば、リスクを行政府の方へ押し付けているわけです。

リスクというのは、「私(個)」から「我々(社会)」へと移行することで、責任の所在が曖昧になり、リスクが無くなった様な錯覚に陥り易くなります。

まあ、赤信号皆で渡れば怖くない、みたいな変な安心感が生まれるんですね。

でも、皆で渡っても、轢かれる時は轢かれるのです。

むしろ、一回で大勢が轢かれるのですから、より大惨事になるのです。

世界各国の政府が同時に借金まみれなのだから大丈夫・・・恐ろしい考えです。

グローバル化した世界経済は、各国経済が連帯化しており、何処か一箇所でも破綻すれば、それが全体に波及する・・・・そういう宿命にあるのです。

英国は「財政危機リスク」に直面、債務持続不能-野村グッドウィン氏

  9月17日(ブルームバーグ):英国は持続不可能な政府の債務負担が引き起こす「財政危機」のリスクにさらされている-。野村ホールディングスの英現地法人、ノムラ・インターナショナルのストラテジスト、フレッド・グッドウィン氏は、顧客向けリポート「ミスター・マクロ」でこのように警告した。

  グッドウィン氏は「英国の財政状況は持続不可能だ。ぞっとするほど驚くべきペースで財政収支の赤字が進行している」と分析。リポートは、イングランド銀行(英中央銀行)が資産買い取りを継続しない限り、英国債に十分な買い手がいなくなる恐れがあると懸念を示した。

  同氏は「最後は財政危機が本格化し、株式と債券利回り、通貨にリスクプレミアムが上乗せされる。それは米国にも当てはまるシナリオかもしれないが、英国がそうなる可能性の方がはるかに高いと考える」と説明した。

  英国の財政赤字は来年、国内総生産(GDP)比12%を突破し、20カ国・地域(G20)のなかで最悪になると見込まれている。


英国発の金融危機・・・・かなり現実味があります。

そうそう、こういうニュースもありました。

米投資会社ロックフェラーのマクドナルドCEOが死去-拳銃自殺か

9月15日(ブルームバーグ):米投資会社ロックフェラーのジェームズ・マクドナルド最高経営責任者(CEO)が死去した。米マサチューセッツ州の検察当局によると、今月13日、乗用車の中で遺体で発見された。遺書などは見つかっていないが、当局は拳銃による自殺とみている。

マクドナルドCEO(56)は過去8年間以上にわたりロックフェラーを経営、1882年に石油王ジョン・ロックフェラーが創立した一族の資産管理会社だった同社を運用資産規模250億ドルの投資会社へと発展させた。


ロックフェラー財団といえば、ロスチャイルドと並ぶ資産家で、シティバンクなどを米国の金融界に絶大な影響力を持っているところです。

その運用担当責任者が自殺するとなると、取り返しのつかない損失を派生させたのかもしれません。

                  ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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