中国の銀行貸出の急増がかなり怪しい・・・

2009.09.06 09:22|アジア経済(韓国、中国)
韓国の不動産バブルの陰には、中国の官製バブルが大きく影響しているのではないかと指摘してきたのですが、中国の官製バブルの実態が気になってしまいます。

浙江省、銀行貸出1000億元はどこへ消えた
実体経済は力不足、融資の一部は株式や不動産に


この記事を読むと、中国政府が強制的に銀行に新規融資をさせたことで市中に供給された資金が株や不動産に流れているのではないか、と提起しています。

ちょっと抜粋すると・・・・

実体経済は低迷、銀行貸出は急増の怪

 また、浙江省人民代表大会(省議会に相当)の財政経済委員会は、2009年6月下旬から省内各地に担当者を派遣し、省経済の実態を把握するための調査を実施している。関係者によると、浙江省では今年上半期に銀行貸出が急増する一方、実体経済は低迷を続けるという矛盾した状況にあったことが、調査を通じて明らかになったという。

 財政経済委員会の関係者は次のように語る。

 「上半期の浙江省全体の新規貸出額は、2008年通年の水準をはるかに超えた。さらに、預金の伸びはそれ以上に大きく、新規預金額は2008年上半期の2倍、法人の新規預金額は同4倍近くに達している。これは、銀行融資と企業の事業活動との関係がちぐはぐで、企業レベルの実体経済はあまり活発ではなく、多額の融資が銀行に(預金として)還流したということだ」

 「浙江省の経済は主として民間セクターに支えられている。民営企業の経営は短期的な収益率を重視するため、国が(景気対策として)設備投資を奨励しても、民間企業がそれに呼応するのは難しい。景気の先行きが不透明な状況下では、(いくら銀行融資を増やしても)資金が実体経済に向かうことはない」。

 上半期の工業生産と設備投資が微増に留まる一方、銀行の新規貸出額は巨額に膨れ上がった。浙江省の新規貸出金の一部は、株式市場や不動産市場に流れ込んだとの見方がある。先の関係者は、これまでの調査結果から、この見方は「十分信ずるに足る」と話す。


新規融資が社会インフラに急激に投入されること自体、かなり問題なのですが、それだけではないわけです。

ちなみに、社会インフラに投入することがどうして問題なのかというと、これは、現在の日本を例にとると分かりやすいかもしれません。

高度経済成長期のような民間の経済活動が活発な時期には、社会インフラに投資することは必要ですし、というか、やらないと経済成長を鈍化させます。

しかし、民間需要が停滞している時期にやると、無駄な箱物ができるだけで、借金と管理コスト負担だけが残ることになります。

社会インフラが整うことで経済成長が果たせるということがよく言われていますが、日本の地方の現実を見れば、それが世迷言だということがよく分かります。

地方空港が出来ても、高速道路が出来ても、鉄道が出来ても、むしろストロー現象で東京の一極集中が加速しただけで、その場限りの建設特需が起きたかもしれませんが、その後のリバウンドの方が激しいわけです。

社会インフラは、民間需要とのバランスが重要で、これが歪だと、プラスどころかマイナスに作用してしまいます。

と、考えると、中国の状況はどうでしょうか?

確かに、中国の高度経済成長期がこれから訪れると考えられなくないかもしれませんが、現実は、どうも疑わしい。

中国13億人と言いますが、もし中国全土が沿海部ぐらい工業発展したとして、その供給に世界需要が対応できるとは思えません。

現在、景気対策で十分な経済効果を吟味されること無く、利権と汚職に塗れてインフラ投資をすると、非効率なインフラが猛烈に出来、その負の遺産が経済成長を引っ張るという逆効果が現れることが予想されます。

これは、当然のごとく、銀行の不良債権として現れますし、インフラ事業を国営企業がやっているので、結局のところ、政府の財政悪化を招きます・・・・・これ、日本でも見られましたね。

民間だけど、公共事業と密着した地方の建設業は、半国営企業みたいなものでしたし、無理な公共投資が800兆円を超える国債となって残りました。

まあ、日本と違って、中国の場合は、財政赤字として残すのではなく、民間預金から徴収する道を選ぶでしょうが・・・・・

中途半端ですが、時間切れ

                  ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


ブログランキングに参加しています。

気に入っていただけましたら、1日1回でいいので、ポチッとクリックお願いします。 

人気ブログランキング ← ここをクリックすると、10ポイントが加算され、このブログの人気ランキングがあがります。
              25位くらいに・・・応援よろしくお願いします。
リキとコテツ
 もしよろしけば、こちらも是非よろしくお願いします。

  FC2ブログランキング 
  ↑も、50位くらいです。 応援よろしくお願いします。



関連記事

Comment

非公開コメント

| 2019.11 |
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
お 仕 事

最 近 の 徒 然

ブログ内検索

カ テ ゴ リ ー

カ レ ン ダ ー

プルダウン 降順 昇順 年別

10月 | 2019年11月 | 12月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


リンク集

奥の家の絵日記
リンクフリーです。

石ころアートミュージアム

ツイッター

okunoyaをフォローしましょう


リンク

家 主 像

奥の家♂

家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

ランキング参加中!!

応援のお願いします!
人気ブログランキングへ 
こちらも是非、ポチッと!


もう一つおまけに!!

FC2ブログランキング


blogram投票ボタン


 


アクセスカウンター

滞在中:

R S S

RSS新着情報


Subscribe with livedoor Reader

時 計

QRコード

QR

最新の画像


P-Clip β版

タグクラウド

ページトップへ