ドルキャリートレード・・・

2009.08.29 09:39|麻薬に犯された世界経済
ちょっと面白い記事が・・・

金利逆転で広がるドル・キャリートレード

 昨年の世界的な金融危機以前には、世界的に円資金を借り入れ、住宅を購入したり、工場を建てる人が多かった。円建て融資の金利が非常に低かったためだ。しかし、現在はドル建て融資の金利が低下し続け、ドル建て融資で海外投資を行うケースが増えている。世界的な金融危機以降、米国は基準金利をほぼゼロにまで引き下げ、ドルの価値が低下し、結果としてドル資金が高収益の投資先を目指し、米国以外に流出している。ドル資金が韓国に流入すれば、ウォン相場が上昇し、株価や不動産価格の上昇要因となる。

■ドル金利、円より低下

 27日付ウォールストリート・ジャーナルによると、国際金融市場でドルを借り入れる際の金利が16年ぶりに円の金利を下回った。26日のロンドン市場では3カ月物のドル建て銀行間金利(LIBOR)が年0.37188%となり、円の0.38813%を下回った。ドル金利が円金利を下回ったのは1993年5月以来のことだ。

 これに伴い、国際金融界ではドル資金を活用したキャリートレードの時代が到来したとの観測が出ている。キャリートレードとは金利が低い国で資金を借り入れ、高収益が見込める国の債券や株式に投資することをいう。欧州の一部銀行がこうした低金利資金を東欧の消費者に対し、住宅、自動車、家電製品の購入資金として貸し出す例もみられる。

 世界的な金融危機以前は、国際金融市場で円キャリートレードが盛んだった。日本が92年2月に基準金利をゼロに引き下げて以来、超低金利政策を維持してきたためだ。しかし、米国が金融危機に対処するため、昨年12月に基準金利を年0-0.25%に引き下げたことで、今度はドル・キャリートレードが広がっている。

金利逆転で広がるドル・キャリートレード(中)

 国際金融市場が安定し、ドル金利が低下したことで、今年4月以降は低金利のドル資金を借り入れ、新興市場に投資する流れが形成された。世界的な金融危機以降、米国債のような安全資産が好まれたために一時姿を消したキャリートレードが再開された形だ。

 専門家は米国が基準金利を来年下期以降に引き上げると予想している。こうした中、国際金融市場では、米国より先に基準金利を引き上げるとみられる国を狙ったドル・キャリートレードが広がっている。

 今年に入り、通貨価値が30%以上上昇したブラジルのレアル、オーストラリアドルなどがドル・キャリートレードの当面の対象となっている。

 低金利の米ドルを借り入れ、例えばレアルを買ってブラジルに投資した後、レアルが上昇した時点で再びドルを買い戻し、金利差益と為替差益を同時に得ようとする投資戦略だ。イスラエルに続き、金融危機後2番目に基準金利を引き上げるとみられるノルウェークローネも主要ターゲットとされている。

 ドル・キャリートレードの拡散は、ドルの価値を押し下げる効果を生んでいる。米国にあったドルが世界市場に流出し、ドルの供給が増えたためだ。ドルは対円で昨年9月末には1ドル=104円75銭だったが、27日時点では同93円72銭で取引されるなど、金融危機以降は円高ドル安が続いている。

金利逆転で広がるドル・キャリートレード(下)

 ドル資金の世界分散減少は韓国でも起きている。金融監督院によると、韓国の有価証券市場(株式市場のメーンボード)で米国系投資家は今年4月から買い越しに転じた。6月と7月にはそれぞれ1兆ウォン(約750億円)以上の米国系資金が株式市場に流れ込んだ。

 韓国銀行のアン・ビョンチャン国際局長は「韓国の金利が米国の金利よりも高いため、ドル・キャリートレードの資金が韓国市場にとどまっているとみるべきだ」と述べた。

 ドル・キャリートレードの資金が韓国に流入すると、株式、不動産の価格が上がり、景気回復を促進するとともに、ウォン相場を上昇させる働きがある。しかし、この資金がホットマネー(短期的な投機資金)になれば、経済の不安定性が高まるリスクもある。

 漢陽大のハ・ジュンギョン教授は「ドル・キャリートレードによる資金は国際金融市場に再び不安を与えたり、米国が金利を引き上げれば急激に流出する可能性がある。監督当局はしっかりとモニタリング(監視)する必要がある」と指摘した。

 金融監督院は「今年3月以降、韓国に流入した海外資金の65%が中長期の投資資金で、ホットマネーに転じる可能性は少ない」としている。

ソース:朝鮮日報


これ、基本的にその通りで、まさにドル・キャリートレードのような事態、まあ、ドルという基軸通貨で行われているので、その影響は計り知れないのですが、それでも、似たような事態に陥っています。

超低金利に加えて、量的緩和策を同時に、しかも、世界各国で同時にやっているわけですから・・・・半端ではありません。

これ、どういうことかというと、資産を保有している人からすると、超低金利なので、金融機関に預けていても、殆ど利息がつかない、それどころか、ドルをどんどん供給しているので、通貨価値が下落し、ドル資産を保有している人は、どんどん資産価値を落としていくことになります。

これは堪ったものではないので、利率の低い米国債などで保有するのではなく、海外に流出します。

が、円キャリートレードの時と違って、世界各国が同時にやっているので、行く所は限られていますし、また、そのキャパも限られています。

それに、こうした国への投機がハイリスクハイリターンなのに対して、米国債がまだまだ安全資産とされているので、米国債の買い支えもまだ機能しているということでしょうか?

主要な金融機関は、恐らく官製バブルが弾けるのを計算済みなのでしょうから、このバブルにどれくらい踏み込んで儲けて、どのタイミングで引き上げて利益を確定するか、目まぐるしい駆け引きをしているのでしょう、きっと。

そうそう、こういうニュースもありましたね。

日米欧、銀行の自己資本規制強化 「8%」から引き上げ

 日米欧など主要国の銀行監督当局は世界で活動する主要な銀行に対し、現在より厳しい自己資本規制を導入する方向で最終調整に入った。規制上の最低水準を現行の8%から引き上げるとともに、資本として質が高いとされる普通株などを一定比率で義務付ける新基準を導入する。銀行経営の健全性を高め、安定的に企業などへ資金供給できる体制を目指す。ただ、銀行の自己資本への過度な規制は経済に悪影響を及ぼす恐れもあり、慎重に調整を進めている。
 9月初めにロンドンで開く20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議や9月下旬に米国で行う首脳会議(金融サミット)で、銀行の資本規制強化の方向を確認する見通し。各国の銀行監督当局で構成するバーゼル銀行監督委員会が年内にも新規制の原案をまとめ、2010年中にも成案を固める方向だ。(07:00)

ソース:日経ネット


官製バブルは、日本を見るまでもなく、どんどん国の財政を悪化させていきますので、どこかで逆転させざるを得なくなります。

さて、どうなることやら・・・

ちなみに、韓国に入っているマネーは、当然のごとく、中長期的な投資資金ではなく、投機マネーですから・・・どう考えてもそうでしょう!!


                  ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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