縮小経済の中での日本の採るべき道は・・・その1

2009.08.05 01:26|社会情勢
ここのところ、経済指標が好転しています。

まさに、世界同時財政出動による官製バブルの賜物以外の何物でもありません。

このブログでは、この財政出動について、バブル崩壊の崩壊スピードを遅らせることで、その衝撃を緩和し、軟着陸(ソフトランディング)させる以外の意味はあまりないという見解で進ませています。

そう、落ちる所は同じなのですが、その落下速度を緩和することで、その衝撃度を和らげ、また、人々に気持ちの準備をする余裕をもたせることで、社会的な混乱を最小限に収める効果があるのです。

これはこれで、行政がすべき対策ではあります。

しかし、どんなに財政出動をしても、現在置かれている社会状況で、落下することなく、再び上昇路線へと軌道を押し上げることは出来ません。

短期的には出来ても、長期的には無理です。

どうしてか?

この理由を少しずつ書いているのですが、大前提にあるのは、大量生産大量消費社会の限界です。

今の経済システムは、成長し続けることを前提としないと成り立たないものです。

このことも詳細に語ると長くなるので省きますが、技術革新が省力化と大量生産を可能とし、それに応じて大量消費が要求されるようになる・・・・このスパイラルに嵌っています、現代社会は!!

このスパイラルは、無限に続くらせん階段のようにはならず、必ず上昇の臨界点に達する宿命にあります。

この臨界点にいつ達するのか、あと数年なのか、数十年なのか、それは分かりませんが、遅かれ早かれいつか必ず到達します。

ちょっと話が大きくなったので、日本経済に戻りますが、日本社会は、今や成熟期から老齢期に入っています。

国内消費は、縮小して行きます。

自動車販売を例にとっても、最盛期に700万台に達しようかとしていた販売台数が、今や400万台代にまで落ち込んでいます。

どんなに景気対策をしても、これが成長路線に戻り、500万台、600万台、700万台・・・・と拡大していくわけありません。

なんか、景気対策をすれば、成長路線になって万事問題なし、見たいな事を言っている人もいるみたいですが・・・・無理です。

自動車を例に取ると、どんどん品質を向上させて行くということは、耐久年数もそれだけ上がっていくということです。

数十年前の車は、確かに10年乗ったら、故障しまくるような品質のものでした。しかし、今の車は、最安値の車でも、普通に乗っていたら、10年乗っても、殆ど故障しないでしょう。

少子高齢化で客数が落ちていく上、販売サイクルも長期化する・・・こうしたサイクルにある中で、販売台数が上昇し続けるなど、どう想定しても、あり得ません。

それを無理やり成長路線を維持させるために、2000年以降、海外需要で補完しようとし、輸出しまくったわけです。

これ、別に自動車だけの問題ではなく、あらゆる産業がこういう構造的宿命を抱えています。

国内消費は、どんなに消費刺激策を施しても、一時的に上昇しても、いずれ落ちていきます。

今の地方経済は、それがもう顕在化していますね。

こんな中で、短期的な消費刺激策に傾倒するのは、傷口を広げるだけです。

尻切れトンボですが、時間切れ・・・

                  ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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