ソフトバンクがNTTを越えられない理由・・を読んで

2009.07.26 01:09|アジア経済(韓国、中国)
ちょっと、マーケティング戦略について話題が続いたので、ソフトバンクの戦略について考えてみたいと思います。

ダイヤモンドオンラインに「ソフトバンクがNTTを越えられない理由」というコラムが載っていました。

内容の是非はともかくとして、ソフトバンクという企業は、韓国企業のマーケティング戦略に似ているので、面白かったのです。

ソフトバンクの創始者である孫正義さんは、立志伝中の人ですが、その戦略は、シェア至上主義です。

ヤフーオークションなどが典型例ですが、ブルーオーシャン市場であったネットのオークションビジネスにおいて、競合相手のeBayに対して、赤字覚悟の価格戦略を仕掛けて、圧倒的なシェアを獲得してeBayを撤退に追いやったのちに、手数料などの値上げに踏み切りました。

圧倒的な市場占有率を持つことを優先し、それが成功して競合相手を駆逐した後に、値上げをして利益を出す体質にもって行くわけです。

米国の業界最大手のeBayという圧倒的な資本力のある相手に対して、一か八かの価格競争をしかけたのです。

eBayの方がノウハウも資金も全然優位だったのでしょうが、だからこそ、業界常識というビジネスモデルにとらわれ、ソフトバンクのマーケティングを無謀として追従せず、ソフトバンクの自滅を予想したのですが、当のソフトバンクの方は、借金を膨らませながらも、圧倒的なシェアを獲得し、利益を出す体質に転換することに成功したのです。

携帯電話でも、同じ戦略を採っています。

携帯電話市場は、ブルーオーシャン市場ではなく、NTTという巨頭とKDDIとボーダフォンが成熟市場で覇を争っていたわけですが、ボーダーフォンを莫大な借金をして買収し、その後も、価格戦略を仕掛けて、利益率よりも、市場占有率を優先しています。

ダイエーから球団を買収したように、広告戦略も思い切ったことをしていますね。

結果、2兆円を超える有利子負債を抱えているわけですが・・・

さらに言えば、検索のヤフーにしても、ブロードバンド事業にしても、携帯のボーダフォンにしても、アップルのIフォーンにしても、球団にしても・・・・独自に開発したというよりも、マーケティング戦略によって事業拡大をして行っているのがよく分かります。

どうです?・・・

ソフトバンクの孫さんが在日朝鮮人だからDNAを受け継いでいるということなのか、サムソン電子や現代自動車などの韓国企業のマーケティングに似ていると思いませんか?

どういうことかと言うと・・・・こうしたマーケティング戦略は、それなりに成立するということなのです。

巨大企業を相手にして、競争に勝ち抜くには、借金をして勝負をするのは間違いではありませんし、そういうハイリスクを採らなければ、ハイリターンは、ありえません。

経営シュミレーションゲームをしてみると、資本金を使って、借金を可能な限りし、それを元手に一気に設備投資と販売をして、競争相手を駆逐できたプレイヤーが残ります。

目先の赤字を恐れて、思い切った投資をできない人ほど、最終的に破綻します。

ハイリターンを目指すのならば、ハイリスクを採らざるを得ないのです。

そういう意味では、現代自動車などのマーケティング戦略にも一理あるといえばあるのです。

しかし、です。

こういうマーケティング戦略は、いつでも成功する類のものではないのです。

まだ未開拓のブルーオーシャン市場では有効な手になり得ますが、成熟市場、それどころか、縮小市場では、自爆する可能性が高いのです。

膨大な有利子負債を抱えるということは、損益分岐点がそれだけ高くなるので、それを超える売上を獲得するには、それなりの市場規模がないと無理です。

成熟市場というのは、過当競争に陥っているので、製品力ではなくマーケティング力に頼っていると、その有利子負債分だけ不利な足枷をすることになり、自爆することになる。

・・・・・

将棋などの対戦ゲームをすると、最良の手がタイミングを外すと最悪の手になってしまいます。

経済の市況は、刻一刻と変わっていくので、成功事例がそのまま通用するとは限らないのです。

                    ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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