放漫財政と緊縮財政、どちらを選びますか?(前編)

2009.07.22 01:44|社会情勢
ところで、ハゲタカさんの大親分とも言える米国のゴールドマン・サックスが過去最高益を出したようですね。

ゴールドマン・サックス純利益34億ドル 4~6月期

 【ニューヨーク=丸石伸一】米金融大手の09年4~6月期決算発表が始まった。14日発表したゴールドマン・サックスは大幅増益。他も大方は堅調のようだ。ただ、一部に巨額の公的資金を返せず、不良債権問題に悩み続けるグループもあり、二極化に拍車がかかる可能性もある。

 ゴールドマンの4~6月期は、純利益が34億3500万ドル(約3200億円)で、2四半期続けて黒字を確保した。事実上の前年同期の08年3~5月期より65%増え、アナリストの予想を上回った。債券や株式などの自己売買部門が好調で、一般企業の売上高にあたる営業収益は08年3~5月期より46%多い137億6100万ドル(約1兆2800億円)と大きく増えた。

 ロイド・ブランクファイン会長兼最高経営責任者は「市場は依然として脆弱(ぜいじゃく)で、厳しい経済環境が続いているが、今回の決算は市場環境の改善と顧客基盤の多様さを反映した」との談話を出した。不良債権化した資産を減らしてきたことも奏功し、最近の市場環境では損が出にくい体質になったとみられる。
ソース:アサヒ.コム


米国政府が一生懸命に国債を発行して、その資金が市場にばら撒かれた賜物ですが、本当にやるせない。

米国政府・・・・本当にゴールドマン・サックスに支配されていますからね。

共和党政権だった前ブッシュ大統領の財務長官ボールドソンは、ゴールドマン・サックスの元CEOでしたし、かなり要職を占めていますしね。

これは、民主党政権のオバマ大統領になっても変わらない。

オバマ大統領誕生の裏に、金融業界ありという感じで、多額の政治献金がされたようですね。

実際、金融政策は、前ブッシュ大統領とあまり変わり映えしませんし・・・・

AIGになされた公的資金の注入にしても、ゴールドマン・サックスへの支払いに優先的にまわされていましたし・・・

バブル崩壊への政府の経済対策として、バブルの再来を目指したということです。

まあ、毒を以って毒を制す・・・という意図だったのでしょうか?

無論、こうした対処療法は、一時的な浮上には繋がりますが、その効果が切れたとき、より過酷な落ち込みが到来します。

実際、米国の失業率にしても、行政の財政悪化(カリフォルニア州が財政破綻しそうですが)にしても、実体経済は、確実に蝕まれています。

金余り状態にして、それが設備投資や消費浮上に繋がるのではなく、株、不動産、原油などの資源に向かっているのですから、一般市民は、堪ったものではありません。

過剰生産から、価格破壊が起き、それが企業収益を圧迫し、人件費のカットに繋がり、購買力の低下が起きる・・・・さらなる過剰生産となり・・・・あ~~見事なデフレスパイラル!!

こういう状況で、資金供給をしても、設備投資には向かわず、株、不動産、資源などの将来に渡って安定的な価値を見込めるものへと流れてしまいます。

結果、ハゲタカさんたちの復活というわけです。

デフレと言っても、それは、供給過剰な商品に限るのであって、資源などの将来の確実な需要が見込めて供給不足になりそうなものは、価格が上昇するのです。

そして、そういう商品は、殆どが生活必需品なのです。

液晶の大型テレビが無くても困りませんが、ガソリン価格の上昇は、一般庶民の生活を直撃します。

物価指数のまやかしですが、すべての商品を合計して、平均したものを物価指数にすれば、価格の高い家電製品などの下落は、大きく物価指数を下げます。

でも、生活必需品の価格が上昇していたら、生活指数としては、かなり悪化しているはずなのです。

実際、国内の農産物の生産コストは、確実に上昇しています。

我が家の場合は、ニワトリさんに与える穀類、普通の農家さんでしたら、農薬や化学肥料、それに資材費など・・・・軒並み上昇しています。

でも、生産品の価格は、上昇しないどころか、低下すらしています。

結果、質せさえ、収益率が悪かったのが、さらに悪化して、それが地方経済をさらに疲弊させています。

林業の木材価格なんかも、本当に安いですからね。

これは、過剰生産にあるからなのと、中国産の復活が見られるように、安かろう悪かろう・・・でも、仕方が無いから買おう、という流れに逆戻りしたことも一因になっていると思います。

中国産野菜・・・・スーパーで見ると、本当に安いですね。

これが、中国でカットされた野菜パックになると、もっと安いみたいですね。

おっと、脱線脱線・・・

金融という空想の世界の快楽が維持されて、実体経済という現実の世界が衰弱化している・・・本当に、麻薬の症状のようですね。

身体の滅びは、そのまま精神の滅びを意味するというのに・・・・

それはともかく、財政出動の効果で、リーマンショック以前の状況へとかなり揺り戻されているのは確かなのですが、そうすると、これまで取り上げて来た韓国経済の状況もそうなります。

国内資産価格、リーマンショック前水準に回復

【ソウル19日聯合ニュース】証券、ファンド、不動産など各種の国内資産価格が昨年9月の米リーマン・ブラザーズ破たん以前の水準まで回復したことが分かった。
 証券市場・不動産業界が19日に明らかにしたところによると、総合株価指数は17日終値基準で1440.10で、昨年8月末の1474.24に比べ97.7%の水準を記録した。特に、世界的な構造調整で恩恵を受けたサムスン電子と現代自動車が30.0%と8.6%上昇し、危機を機会として活用した。

 国内株式型ファンドも同期間、リーマンショックに伴う金融市場の不安のなかでも高収益を出している。

 不動産市場は、国民銀行の住宅関連統計を基準に、昨年8月中旬の価格を100とした場合の全国平均住宅価格指数が先月15日現在、98.4を記録した。国土海洋部が公開した6月申告分のアパート実取引価格を分析した結果、ソウル・江南区開浦洞(50平方メートル、4階)では最高10億6000万ウォン(約7940万円)で取引され、再建築時価が最も高かった2006年末以降で最高価格を記録するなど、一部地域ではリーマンショック以前の水準に迫っている。

 また、INGグループが調査した韓国の第2四半期投資心理指数は122で、2007年第3四半期以来の高い数値を示した。政府と民間機関が発表する各種指標も、続々とリーマンショック以前の数値を回復している。

 韓国投資証券は、金融危機以降を見据えた政策で金融市場が急激に正常化し、資産価格形成のメカニズムも正常化したとの見方を示している。ただ、政府主導で行われてきた正常化の過程が民間中心にシフトするなかで、今後はマクロ経済の動きが資産価格に重要な影響を及ぼすことが予想されると指摘。景気回復速度などはまだ不透明で、資産価格が今後、上昇を続けるかは未知数だとした。


ハゲタカさんたちが息を吹き返したということは、当然のごとく、その狩場の獲物たちにも餌が撒かれたということに他なりません。

実体経済が回復していないにもかかわらず、株価や不動産価格が持ち直すなど、もう典型的な症例です。

投資ではなく、差益を狙う投機を生業とするハゲタカさんたちにとって、世界的にも安定している日本市場に魅力は無く、外需依存で乱高下する韓国市場に資金を持っていくのは、当然の帰結なのでしょう。

繰り返しますが、ばら撒き財政出動は、病状をさらに悪化させるだけの愚策です・・・

そうそう、衆議院が解散しましたね。

どうも自民党の旗色が悪いみたいですが、民主党も、ばら撒き財政の公約を掲げていますし・・・

緊縮財政を敢えて主張するような人はいないのでしょうか?

放漫財政と緊縮財政・・・どちらの政策の方が難しく、困難だと思いますか?

つづく


                     ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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