民主主義は、衆愚政治に陥りやすい・・・・

2009.06.26 08:48|社会情勢
さて、前回の続きです。

そもそも、税金というのは、無いところから徴収できるものではありません。

乾いた雑巾を絞るように、低所得者層から徴収するような場合でも、やっぱりそこに水(お金)はあるわけです。

しかし、これは、取られる方も大変ですが、取る方も大変です・・・・乾いた雑巾から水を搾り出すの、滅茶苦茶パワーがいるようなものです。

議会制民主主義の制度下では、独裁政権のように、多数派である低所得者層から無理な徴収というのは、とても起こりにくいと考えられます。

どこを基準にするか、これによって全然評価が異なるわけですが、例えば、江戸時代の課税は、歴史の授業で四公六民とか習いましたが、単純に考えて、所得の4割、いやいや収穫量の4割を徴収されていたとすると、営業利益ではなく売上にかかっていたことになり、今とは比べ物にならないほどの税率だったということになります。

何事もそうですが、上を見たら限が無いし、下を見ても限が無いということです。

ちなみに、本来は水を吸収し切ったスポンジのように税金を取ることが容易なはずの富裕層に対しても、グローバル社会というのは、税金を掛けずらくしているのです。

江戸時代のような鎖国をしていて、徳川幕府が日本国内をコントロールできるような状況と違って、今や国際化が進み、人も物も金も、殆ど自由に行き来することが出来るようになっています。

ですので、富裕層は、その富を税率の低いところへと自由に移動することが出来てしまい、結果的に国単位の政府では、それをコントロールしきれなくなってしまっているのです。

今回の金融危機も、原因はここら辺にありますしね、実際。

そう、貧困層からも中間層からも富裕層からも税金を取りづらい社会なのです。

その歪みが巨額の財政赤字となって現れているわけです。

本来、公が肥大化すれば税金は高くなるし、私が肥大化すれば税金は少なくなります。

どちらに比重を置くかは、選挙や革命など・・・まあ、手段はそれぞれですが、結局のところは、国民なのですが、今の問題は、この対応が成り立っていないことにあります。

本来、80兆円の歳出をするのならば、それに応じて歳入もまた80兆円なければならず、この額が多いのか少ないのか、これが問題になるはずなのです。

国民が40兆円くらいしか負担したくないというのならば、40兆円の支出の社会保障で納得しないといけないはずですし、100兆円でも負担してよいならば、100兆円の支出をしなければならない。

どちらを選択する権利と機会は、選挙で保証されているわけですし・・・

ところが、民主主義政治ではよく起こることですが、選挙に勝つために、八方美人的な政策が採られ易くなります。

貧困層にも、中間層にも、富裕層にも・・・・票を獲得するには、すべてに対して良い顔をするようになるのです。

実際、貧困層も、中間層も、富裕層も・・・・皆、自分たちの層ばかり税金が高いと不満を言っていますしね。

結果、衆愚政治に陥るのですが・・・現代の日本、まあ、日本だけではありません、というか、かなり良い方だと思いますが、ともかくこうなってしまっています。

税金は低く、公共サービスは厚く・・・・税金は40兆円強しか徴収しないけど、公共サービスは80兆円分やります・・・・そう、収支のバランスを崩して、目先の選挙に勝つことがまかり通るわけです。

時間切れ、続く・・・


                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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