預貯金は、運用利益を求めて彷徨う・・・

2009.06.19 02:12|社会情勢
さて、前回の続きです。

日本政府の膨張し続けている借金を清算する方法として、増税という選択肢があり、その中でも、預貯金などの資産に高率の税金を掛けることは、その他の方法と比較して、経済的な混乱を最小限に済ませる手立てとなり得ると思えます。

借金を返せないような所にお金を貸したのですから、これはこれで、責任が全く無いとも言えないでしょう。

米国のGMが破綻する前に、債権者に対して、政府が強力に債権の一部放棄を求めたように、債権者に負担を強いるのは、自然な流れと言えるでしょう。

が、しかし、現在のグローバル社会において、日本がこの選択を取れるかどうかは、かなり疑問です。

現在でも、利息に対して無条件に20%の税金がかかるわけですが、これは、まだ利息だけで元本には手をつけていません。

当然、利息だけに掛けていては全然足りないので、元本の方にも税金をかけることになります。

利息は、言うなれば、借金の元本ではなく、借金の利子の部分に相当しますので、たとえ利息に対して100%の課税をしても、借金の元本は減りません。

元本の圧縮をするには、預金そのものに課税する以外ないのです。

でも、そんなことをしたら、預貯金が国外に間違いなく流出しますね。

輸送手段や通信網が発達した現代社会では、こういうお金の流れが即座に行えます。

インターネットさえ繋がっていれば、世界中と取引できますしね・・・・もう、ほんの一瞬です。

じゃ、資産の流出をストップさせてから課税すればいいかというと、これ、物流に多大な影響を与えるので、貿易立国の日本がおいそれとやれることではありません。

税金として取られることで、時と共にどんどん預金が目減りしていくとすると、そうならないように資産運用をしようとするのが当然の流れです。

しかも、さらに難しいのは、資産家になればなるほど、こういう傾向が強くなるということです。

僅かな預貯金ならば、海外運用のリスクと天秤に掛けて、まだ国内の手元に置いておきたいという気持ちにもなるでしょうが、巨額な資産を有していれば、移住した方が明らかにお得になります。

タックスヘイブンと呼ばれる国々に富裕層が集まるのは、まあ、こういうことですね。

税金の場合、預貯金に高額の税率を掛けることで、逆に減収になってしまう恐れが大きいのです。

ということで、現行の税率、すなわち利息に対する20%を上げることは出来ても、元金に掛ける事は相当難しいということです。

ちなみに、円キャリートレードが世界の中で極めて低い金利しかなかったことで生じたように、お金は、運用実績が上がる所へと流れていきます、確実に。

ハゲタカさんがやっていることは、結局のところ、その手助けです。

資産を可能な限り増やして行きたい資産家に対して、経済情報と分析のノウハウを武器に、資産化本人の代わりに戦っているのが、ハゲタカさんなのです。

先日も、NHKスペシャルでやっていましたが、日本の年金基金がハゲタカさんに運用を任せていましたね。

今更と言えば今更なのですが、預貯金を増やしたいという欲求がハゲタカさんの需要となり、その需要に応える形でハゲタカさんが大活躍しているわけです。

おっと、話が脱線しましたね。

でも、続きはまた次回に・・・・


                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


ブログランキングに参加しています。

気に入っていただけましたら、1日1回でいいので、ポチッとクリックお願いします。 

人気ブログランキング ← ここをクリックすると、10ポイントが加算され、このブログの人気ランキングがあがります。
              15位くらいに・・・応援よろしくお願いします。
リキとコテツ
 もしよろしけば、こちらも是非よろしくお願いします。

  FC2ブログランキング 
  ↑も、10位くらいです。 応援よろしくお願いします。
関連記事

Comment

No title

はじめまして!と言っても時々ブログを見させてもらってましたが、政治経済自然と幅広い話題にいブログの深みが違いますね!

僕は大岐の浜です、いつかお会いできるのを楽しみにしております。

非公開コメント

| 2019.11 |
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
お 仕 事

最 近 の 徒 然

ブログ内検索

カ テ ゴ リ ー

カ レ ン ダ ー

プルダウン 降順 昇順 年別

10月 | 2019年11月 | 12月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


リンク集

奥の家の絵日記
リンクフリーです。

石ころアートミュージアム

ツイッター

okunoyaをフォローしましょう


リンク

家 主 像

奥の家♂

家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

ランキング参加中!!

応援のお願いします!
人気ブログランキングへ 
こちらも是非、ポチッと!


もう一つおまけに!!

FC2ブログランキング


blogram投票ボタン


 


アクセスカウンター

滞在中:

R S S

RSS新着情報


Subscribe with livedoor Reader

時 計

QRコード

QR

最新の画像


P-Clip β版

タグクラウド

ページトップへ