赤字国債は、国家破綻に導く麻薬・・・(その8)

2009.05.12 01:36|麻薬に犯された世界経済
前回の続きです。

日本政府の財政赤字が拡大し続けるのを可能としているのは、お金を貸す者がいるからであって、その主な貸し手は、日本国民・・・・郵貯・簡保などの預貯金なわけです。

日本は、対外的には、純債権国なので、どんなに政府の財政赤字が拡大しても、輸出入の商取引停止を惹き起こす国家デフォルトにはなりません。

米国、英国・・・韓国などは、対外債務が膨大なわけで、もし政府が財政破綻をきたすと、それがそのまま貿易における信用取引の停止に繋がります。

まあ、米国などは、たとえデフォルトしても、穀類などの資源があるので、貿易が完全に停止することはあり得ませんが・・・・債権国の方が困ってしまいますから、それでは・・・

日本の場合は、資源はないけど、強力な製造業という資産がありますし、そもそも諸外国にお金を貸している立場なので、どうやっても破産のしようがありません。

しかし、政府には、破産の可能性があります。

政府が破産????と思われるかもしれませんが、歴史上を見れば、滅びなかった政府などありません。

現在の日本政府も、戦後に設立したものですから、まだ70年も経っていないのかな?・・・・まあ、歴史から見れば、まだまだヒヨッコぐらいの歳月しか経っていません。

政府が財政破綻をすると、政府の信用が破綻するので、通貨の無力化、行政サービスの停止など、いわゆる企業の破綻と同じような状況になります。

もちろん、政府の場合、整理解散ということはあり得ないので、企業でいう所の民事再生手続き、もしくは、富豪などによる買収のような政権交代が考えられます。

たとえば、政府の財政赤字の裏では、それを資産として保有している者がいるわけで、その債権者が金銭ではなく、政府という事業の継承による弁済を要求するということもあり得るのです。

というか、殆どの場合がそうでしょう。

ちなみに、行政府(政府)が崩壊する原因は、大きく分けて二つあります。

一つは、国外からの侵略によって・・・・

もう一つは、財政破綻によって・・・・・

革命など、政治的な理念の転換のように見えますが、政治体制というのは、旧体制の財政基盤が強固である限り、絶対と言っていいほど成功しません。

行政府の財政が破綻をきたしたことで、増税などの搾取が起こり、それが潜在的な不満の蓄積をもたらし、革命となって爆発するのです。

おっと、脱線、脱線・・・

行政府がいきなり破産するようなことはなく、可能な限り延命しようともがくことになります。

行政府の財政が逼迫してくると、多くの場合、歳出削減と増税で対応するしかありません。

これ・・・・家計でも同じですね。

家計が苦しくなると、支出を減らし、収入を増やす手立てを皆考えます。

では、歳出の削減をするとどうなるか?

社会保障の低下、そして行き着く先は、その崩壊です。

現在でも、医療崩壊などの危機が叫ばれていますが、まあ、そういうことです。

社会保障体制が崩壊すると、中国がそうなように、国民は貯蓄に走ります。

政府が頼りにならない以上、自分で自分の身を守るしかないということになるのです。

結果、消費が落ち込み、それが生産を落ち込ませ、より一層消費を落ち込ませる・・・という負のスパイラルに入ります。

では、収入を増やすにどうするのか?

一番分かり易いのは、増税ですね。

もう一つが特定事業の独占的な国有化です。

かつての塩の専売などもそうですが、国民が生活する上での必需となる事業を独占的に国有化してしまえば、どんなに高くしようとも買ってくれるので、政府はぼろ儲けできます。

こういうことをすると、一気にインフレになりますので、債権の価値はそれだけ低下します。

それに、このいずれにしろ、税金という形で徴収することで、実質的に貸し手である国民が有する債権の無効化を図っているわけです。

これ、言うまでもありませんが、債権の放棄をさせられるようなものなので、預貯金という債権を有している者からすれば、とてつもない不公平感を沸き起こらされます。

明らかに、ルール違反ですから・・・・

時間切れです、続く



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                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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