GMの破綻の先には、金融崩壊が・・・

2009.04.27 00:39|社会情勢
さて、前回の続きです・・・・と行きたい所ですが、ちょっと気になる記事があったので、まずはこちらか・・・

Q1完成自動車輸出総額、前年の半分水準に

【ソウル26日聯合ニュース】国内自動車業界の第1四半期海外市場輸出額が、前年同期の半額水準まで落ち込んだ。輸出台数ベースよりも下落幅が大きく、世界的な景気低迷による自動車需要減だけでなく、収益が小さい中小型車中心の販売が原因と分析される。
 韓国自動車工業協会が26日に明らかにしたところによると、ことし第1四半期の海外生産物量販売分を除いた国内完成車メーカーの輸出総額は43億7372万4000ドル(約4248億円)で、昨年第1四半期(83億1722万7000ドル)に比べ、47.4%減少した。輸出台数ベースでは、43万6284台で、前年同期比36.5%減となっている。

 輸出減は国内外の産業需要減少に伴う結果だが、輸出額ベースの落ち込みが輸出台数ベースよりも大きいのは、「製品ミックス」のためだと業界は分析する。海外市場で販売利益を多く残す大型車やスポーツ多目的車(SUV)の販売が伸びず、利潤の小さい軽自動車と中小型車の販売が相対的に増えたためとの見方だ。業界関係者は「景気が好転し価格の高い車の販売が増えるまでは、これといった解決方法はない」と話した。


これ、前回の記事でも指摘した販売台数(客数)と一台辺りの平均単価(客単価)という売上高の内訳を教えてくれます、完成車輸出だけですけど・・・

今のドル高ウォン安のレートで、ドルベースで算出しているので分かり易いですね。

韓国自動車メーカーが好調と言われていますが、かなりの苦境に立たされているというのが現実のようです。

ドルベースだと、前年比47.4%減ですから、他の自動車メーカー、あのビッグスリーと比べても全然好調ではありません。

問題は、一台辺りの平均単価(客単価)が落ち込んでいることです。

もともと中小型車が主流だったのですから、この記事の分析は、???なのです。

むしろ、ただでさえ利幅が少なかったのに、そこに大幅な値引き販売をしたこと、さらに一台買った人にもう一台つけるというバナナの叩き売り販売をしたこと・・・・これらが客数の減少を食い止めたのだけど、その反動で、客単価が大幅に減少したということです。

前回取り上げたように、現代・起亜自動車は、レンタカー会社、官公庁、団体などに一括販売する「フリート販売」が3割以上を超えているのですが、これを可能とするため、相当な値引き構成をしたのでしょう、きっと・・・ウォン安も味方しましたしね。

もちろん、ドルベースで見たら関係ないので、売上は大幅に減少したわけです。

しかも、です。

失業補償制度による無謀な販売促進をして、尚これなのです。

フリート販売と低所得者層が主な購入層なのでしょうが、これ、今後1年以内に起こるであろう更なる不況の元で、すごい特別損失をもたらす可能性が高いです。

まあそれはさておき、何度も書きますが、自動車市況を見るのに、販売台数だけで比較しているようでは、本当に片手落ちなのです。

販売台数と売上高、さらに基準となる通貨などの基本的な指標のいずれかが欠けているだけで、数字というのは本当に空虚になってしまうのです。

でも、現代・起亜自動車は、危機はチャンスということで、本当に大博打に出ていますね。

確かに、今年の下半期にでも好況になれば、失業問題も解消され、シェア拡大が有効に機能する可能性がないことはないですが、不況が本格化するのはこれからでしょう・・・・大丈夫???

という所で本題なのですが、GMやクライスラー、ひょっとしたらフォードまで破綻したとすると、リーマンショック以上の金融崩壊が起こることは間違いありません。

米国の場合、住宅のサブプライムローンと同じ構造の問題が自動車ローンにあるので、GMなどの破綻は、そのまま債権の焦げ付き・・・・さらに、クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)による不良債権のドミノ倒し的な拡大・・・・政府の財政出動で持ちこたえられるレベルを超えるのではないか、と考えております。

まあ、ここら辺の債権がどこら辺まで食い込んでいるのか、金融の当事者でさえ分からないみたいなので、実際のところは、起こってみないと分かりませんが、相当な影響があるのは間違いなさそうです。

米国政府も、製造業としてのビッグスリーの破綻よりも、その奥に潜む金融崩壊の方が怖くて、破産させるべきかどうか悩んでいるのでしょう、きっと。

以前も書きましたが、米国のGDPに占める自動車産業の割合は数%に過ぎないのです。

もともと電機などの製造業に見切りを付けてITから金融へと主要産業をシフトして行った米国です、今更自動車だけは特別というのもおかしなものなのです。

本当の問題は、金融システムの崩壊の方なのです。

日本のバブル崩壊の時がそうでしたが、幾ら不良債権処理をしても、次から次に優良債権が不良債権化してしまい、まさに底なし沼のようにもがき苦しんだわけですが、これから、そういう状況が世界中で起こるのでしょう・・・

欧米の金融市場が崩壊すると、当然日本経済も深刻な状況に陥ることでしょう。

我が奥の家も小さいながら、この苦難を乗り越えないと行けない訳で、う~~~ん、無我夢中でやるしかないですね。



・・・・・・・・

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                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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