郵政民営化は売国行為なのか?(前編)

2009.03.05 01:18|社会情勢
さて、本日の韓国ウォンです。

ウォン

いやいや、見事なジェットコースターぶりで・・・・

本題に入りますが、ここのところ、ご無沙汰していた郵政民営化についてです。

初めてのご訪問の方は、前編からお読みください。

前回の記事は、これです。

さて、これまで、郵政民営化の真の目的とは、郵貯・簡保の膨大な預貯金の運用自由化にあった、ということを指摘してきました。

そして、高度経済成長期、バブル経済崩壊・・・という過程には、日本の社会インフラの整備が進み、費用対効果の高い投資案件が無くなって来たことにより、郵貯の預貯金がいわゆる無駄と使いと呼ばれるような公共事業の資金源になってしまったという事情があると説明しました。

高度経済成長期には、日本の社会インフラが未発達で、また、民間の力がまだまだ未熟で、政府主導でなければ大規模な事業が出来ず、その資金源としての郵貯・簡保は、とても上手く機能していました。

しかし、バブル期になると、これが機能不全になってしまいました。

郵貯・簡保の預貯金はますます肥大化して行くにもかかわらず、国内には有望な投資案件がなくなってしまい、いつの間にか、郵政の資産を運用するために、国債を発行して公共事業をする・・・という本末転倒が起きてしまったのです。

そう、国内の費用対効果が高いインフラ事業(例えば、リニア新幹線)は、もはや民間企業でやれてしまうほどに日本経済は成長し、国に主導でやっているものは、殆ど費用対効果の低いものにならざるを得ないのです。

結果、赤字国債という隠れ運用損が肥大化していったわけです。

国債を返済している限り、郵貯・簡保の財務状況は健全ですが、その国債の返済のために、国の一般財源が圧迫されてしまっているのです。

つまり、郵貯・簡保の預金や利息が保護されている代わりに、その預金をしている当事者たる日本国民の一部のために、国民全体のために使われる一般財源が割を食っているわけです。

・・・・・

・・・

・・

おかしいと思いませんか?

確かに、公共事業は、 “公共”のためにされるので、国民全体が受益する事業です。けれど、費用対効果の低い公共事業をするために使い、そこで出た運用損を税金で穴埋めするなんて・・・・・まさに税金の無駄遣いです。

じゃ、社会に必要とされている医療・福祉・教育などの社会サービスに使ったらいいではないか、と思われるかもしれません。

確かに、これらを手厚くすることは、国民皆が喜びます。

でも、これ、運用益を出すような類のものではありません。収入(税収)や預貯金を使ってやることで、借金をしてやってよいことではない、ということです。

国債は、利子を付けて返さないといけないのです。

私たち個人や会社が借金をする場合、医療や教育や介護などの費用を借金ですることが健全ですか?

もちろん、これらのサービス(特に、教育)を享受することで、収入(税収)の増加に繋がることはあるので、一概にやってはいけないことではありませんが、これにもまた適度というものがあります。

教育投資をすればするほどに、それに応じて将来の収入が増えるわけではないのです。

また、介護や医療関係などは、収入や預貯金(さらには、資産運用収入)を使って行うのが健全な状態だと思います。

こんな感じで、国内で運用する案件が無くなるということは無いのですが、そこには適度というものがあるのです。

そして、郵貯・簡保の資産は、その適度を遥かに超えるほどに肥大化してしまったのです。

結果、国内では運用し切らず、バブル経済が起こってしまった。

これを健全な状態に戻すには、この資金を“或る程度”国内から外に出す必要があります。

そう、海外での資産運用が不可欠という論だったわけです。

ちなみに、郵政民営化の担当大臣だった竹中平蔵さんは、やっぱりこう言っていますね。



もちろん、ただ流出させればいいというわけではありません。

国内で必要な事業、例えば、既存インフラで費用対効果の高いものに対する修繕費用とか・・・には、どんどん投資しなければなりません。

あくまでも、これで運用しきれない分です。

また、ちゃんと、運用益を出し、必要な時は再び資金を国内に呼び戻せるような形ではなければなりません。

運用益を出せるならば、国内で無理やり無駄な公共事業に投資するよりも、海外に出した方がよいと思いませんか?

ここからがどうして郵政を民営化しなければならないのか、という問題の核心に入ります。

あっ、そうそう、海外で資産運用することを推進することでもって、小泉・竹中は、米国の手先で、国民の資産を売り渡そうとしている・・・とかいう人がいますね。

・・・・・

・・・・

・・・

・・



本当にそうですか???

すごい論理が飛躍していると思うのですが・・・・

まあ、ここら辺は、次回に続く・・・





・・・・・・・・

こちらの投票にも、是非ご協力ください。



                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


ブログランキングに参加しています。

気に入っていただけましたら、1日1回でいいので、ポチッとクリックお願いします。 

人気ブログランキング ← ここをクリックすると、10ポイントが加算され、このブログの人気ランキングがあがります。
              15位くらいに・・・応援よろしくお願いします。
リキとコテツ
 もしよろしけば、こちらも是非よろしくお願いします。

  FC2ブログランキング 
  ↑も、10位くらいです。 応援よろしくお願いします。



関連記事

タグ:日本経済 郵政民営化

Comment

非公開コメント

| 2019.11 |
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
お 仕 事

最 近 の 徒 然

ブログ内検索

カ テ ゴ リ ー

カ レ ン ダ ー

プルダウン 降順 昇順 年別

10月 | 2019年11月 | 12月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


リンク集

奥の家の絵日記
リンクフリーです。

石ころアートミュージアム

ツイッター

okunoyaをフォローしましょう


リンク

家 主 像

奥の家♂

家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

ランキング参加中!!

応援のお願いします!
人気ブログランキングへ 
こちらも是非、ポチッと!


もう一つおまけに!!

FC2ブログランキング


blogram投票ボタン


 


アクセスカウンター

滞在中:

R S S

RSS新着情報


Subscribe with livedoor Reader

時 計

QRコード

QR

最新の画像


P-Clip β版

タグクラウド

ページトップへ