郵政民営化は、失敗だったのか??(中編)

2009.02.15 22:41|社会情勢
さて、前回の続きです。

日本国を一家族に例えているのですが・・・・

ただいま、息子(政府)の借金が嵩み、このままでは父親(国民)との約束の期日に返すことが出来ます。

では、その対処方法は、何が考えられるでしょうか?

①父親(国民)からの養育費用(税金)を増やしてもらい、それで父親に返済する。
 ・・・・・・いわゆる増税です。

②息子(政府)が借金で得た資産を売却し、それで父親に返済する。
 ・・・・・・いわゆる民営化です。

③ですが、これはちょっと事前説明が必要です。

振り返って、父親(国民)と息子(政府)の間の貸し借り取引ですが、これ、物々交換ではありません。いわゆる信用取引というやつです。そう、約束に過ぎないのです。

そこで、この約束を成立させるための手形、すなわち通貨が使われることになります。

この通貨ですが、父親と息子だけでは成り立ちません。この通貨を発行し管理する証人が必要で、この役割を担っているのが母親(日本銀行)なのです。

父親(国民)が稼ぎ、母親(中央銀行)が家計を握り、息子(政府)が家族(国)のために手伝う、という感じでしょうか?

前置きはこれぐらいで、父親からの借金の返済に困っている息子は、約束手形を発行している母親に相談します。

父親は、養育費用の増額(①)も、家財道具の売却(②)も拒絶して、にもかかわらず借金を返せと要求して来るんだ、と・・・どうしよう??

この相談を受けた母親(日銀)は、板ばさみで悩みます。

どうにかして①か②で対処して欲しいのだけど、どうしても父親(国民)が承知しないのならば、と・・・・禁じ手を使わざるを得なくなります。

そう、息子(政府)への約束手形の発行(紙幣の増刷)です。

母親(日銀)には、約束手形を発行する権限(家計責任者)があり、これで父親と息子の間の貸し借りも成立しているのですが、父親が息子に対して有している債権を担保にして、息子に架空の約束手形を手渡すのです。

その手形を受け取った息子(政府)は、それで父親(国民)に借金を返すのです。

③とは、紙幣の増刷なのです。

これがどうして禁じ手なのかというと、父親が息子に対して有する債権を担保に約束手形を発行しているので、まさにフェイクマネーであって、家族(国)全体の貸し借りの構造は何も変わっていないからです。

父親(国民)は、息子(政府)から借金を返してもらっているのですが、家計を一にする母親(日銀)が息子に手渡した約束手形(紙幣)が父親からの借金なので、端に迂回しただけで、何も変わっていないのです。

ここで何が起こるか?

そう、インフレです。

資産が変わらないのに、約束手形だけが2倍になるのです・・・・結果、約束手形の価値が半減するのです。

結果、約束手形(紙幣)の信用が崩壊し、信用取引が出来なくなってしまう。経済が滞ってしまうのです。

これが加速度的に進むと、ハイパーインフレになってしまいます。

現在進行中なのが、アフリカのジンバブエですね。

こんな感じになってしまうので、③の選択肢は、禁じ手なのです。

でも、①も②も出来ないとなると、③が俄然現実味を帯びてきます。

日本の場合、父親の預貯金の額が半端では無いので、今のところ、こうなる可能性は低いです。

なんて言ったって、日本の正味資産(国富)は、平成19年末で2794兆円あるんですから、尋常ではありません。

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/h19-kaku/090213/point.pdf

まあ、ここら辺については、もう少し後で説明しますが、①も②も③も、このいずれであっても、相当な痛みを伴う借金返済なのです。

そこで、いよいよ郵政民営化問題が登場するわけです。

後編につづく・・・・



                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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