郵政民営化は、失敗だったのか??(前編)

2009.02.14 22:53|社会情勢
ところで、ここのところ、かんぽの宿の入札問題を端に発し、にわかに郵政民営化が再沸騰していますね。

なんか、どうも郵政民営化を見直そうという機運のようですが・・・・そこで、ちょっと奥の家♂的な分析をしてみようかな、と・・・

郵政民営化の争点の最大のものは、郵貯・簡保です。

郵便貯金と簡易保険は、世界最大の資産規模を持っています。

2007年10月1日に設立された「独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構」(通称:郵貯簡保機構)は、郵便貯金約130兆円,簡易保険約110兆円 合計240兆円の巨額資金を継承する世界最大の金融機関、というわけです。

この預貯金が問題なのです。

????と思われるかもしれませんが、この膨大な預貯金は、塩漬けにしておくわけには行きません。ちゃんと運用して、運用益を出さなければ、金利を払えないどころか、従業員の給料なども払えなくなってしまいます。

では、運用先は???

郵貯の預貯金は、以前は、国営だったので、財政投融資として、公共投資の資金源となってきたのです。

そう、公共事業なのです。

この公共事業がすごく問題なのです。

国(もとい、行政法人とか・・)の保証の元で、様々な形で公共的事業に融資されてきたのです。

これは、国の借金(国債)として残ります。

そう、国債の引き受け手は、主に郵便貯金や簡易保険だったわけです。

国が国民から預貯金を集め、それを国の保証で借金し、公共事業として国民に還元する・・・・こういう図式ですね。

まあ、ここら辺は至って全うです。

日本の財政赤字が800兆円以上と言われていても、それで破綻することが無いという論拠がここにあります。

つまり、ここには、外国資本が全く介在していないのです。

国の債務保証は、結局のところ、誰ですか?

国民です。

主権在民なのですから、日本政府の最終責任者は、日本国民なのです。

実際、議会制民主主義で、国民の選挙によって選ばれた代議士によって政府が運営されているのですから・・・・

事実上の国営銀行である郵貯は、日本政府の国家保証、しいては日本国民の保証という最大級の安心度を武器に、世界最大の金融機関となったわけです。

そして、その預貯金は、言うまでもなく、日本の国益のために活かされなければならないのであって、その結果、財政投融資という形で、公共事業につぎ込まれて行ったわけです。

国民の預貯金で、国民のための社会インフラを整備し、国民がその利用益を享受するのですから・・・・特におかしくはありません。

もちろん、郵貯に預けたお金は、税金ではありませんので、預金者に利子付きで返済しないといけません。

そう、税金には返済義務はありませんが、財政投融資には、返済の義務があるのです。

ここが大きな違いです。

しかし、この財政投融資は外国資本からの融資ではないので、この借金によって、国家デフォルトが起きるようなことはありません。

いや、ちょっと表現が間違っていますね。

この借金の構図を家族に例えてみると・・・・

家長の父親(国民)がタンス(郵貯)に貯めていた現金を息子(政府)に貸し出し、その息子の方は、家族(日本)のために、自分の家のリフォーム(道路整備とか)や収益事業(リゾート事業とか)を行った・・・という感じでしょうか?

息子には父親に借金を返す義務があります。息子を養うために父親が出す養育費用(税金)か、息子が稼いだお金(収益事業の営業利益)か、いずれかから返済する・・・・これは、当然です。

では、もし父親からの養育費が減ったり、息子が事業に失敗したりして、息子が借金を返せなくなったとしたら、その不良債権は誰が責任を負いますか?

結局のところ、貸し手の父親です。

父親は、息子の保護者ですから、父親は、誰にも責任を追及することが出来ません。

他所の家族(外国)は、全く関係がありませんし、もし裁判所に訴えても、むしろ父親の保護監督責任を問われることでしょう?

まあ、そんなお金の使い方をするような息子(政府)に育てた父親(国民)が悪いんだ、と・・・・それに、父親も息子が使ったお金で直してもらった家に住んでいるんだから、利益を享受しているんだし・・・・

では、この債務不履行によって、家族全体(日本国)が破綻するのかというと、そうはならないでしょう。

もし父親(国民)が家族外の人間(外国)から借りたお金で息子に貸していたのだったら話は別ですが、父親は、ちゃんと外で稼いで来て(貿易黒字)いて、その利益をタンス(郵貯)に貯めていたのだから、もしそれが返って来なくても、それで生活に困ることは無い。前向きに考えれば、また稼げばいいや、ぐらいの問題です。

確かに、日本政府の財政赤字は大きい。ちょっと貸し過ぎです。

でも、これは、実を言うと、父親(国民)が他所(外国)で稼いで来たお金(貿易黒字)をタンス(金融機関)に預けてばかりであまり使わず、どんどん溜まって行くことが原因なんです。

守銭奴のようにお金を貯めることばかりすると、他所の家族(外国)の消費力がどんどん減退していくので、出稼ぎ(貿易)が成り立たなくなり、結局父親(日本国民)が困ります。

出稼ぎで稼いだ利益は、ちゃんと消費に回さないと、いずれ経済が破綻してしまうのです。

日本家の場合、父親(国民)は、とっても働き者で稼ぎがよい上、とても倹約家で、酒・タバコ・賭け事・・・等々を慎み、あまり自分で消費をせず、タンスの中に貯金をするのが大好きなのです。

とても理想的な父親のようですが、他所の家族がクレーム(内需拡大せよ!!)が続出しています。日本の商品を売るばかりでは、私たちのお金がどんどん無くなっていってしまうだけで、どんどん貧乏になってしまいます。私たちからお金を稼いだのですから、それで私たちの国の商品も買ってくれないと、もう貴方から何も買えなくなってしまいます、と・・

そこで、息子(日本政府)は、タンスの預貯金を父親から借りて、一生懸命消費に回します。

やれ、部屋を増築しなきゃ、やれ、塀を作らなきゃ、やれ、水道工事をしなきゃ・・・・・・でも、それを良いことに、父親は更にせっせと他所で稼いで来てしまう。・・・・また、使わなきゃ(BY息子)・・・

この繰り返しが続き・・・・・結果、息子の借金が膨大な金額になってしまったのです。

あ~~~~返せない(泣)。


じゃ、どうそればいいのか・・・・続く(んっ、前回の続きは???)



                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


ブログランキングに参加しています。

気に入っていただけましたら、1日1回でいいので、ポチッとクリックお願いします。 

人気ブログランキング ← ここをクリックすると、10ポイントが加算され、このブログの人気ランキングがあがります。
              15位くらいに・・・応援よろしくお願いします。
リキとコテツ
 もしよろしけば、こちらも是非よろしくお願いします。

  FC2ブログランキング 
  ↑も、10位くらいです。 応援よろしくお願いします。



関連記事

タグ:日本経済

Comment

非公開コメント

| 2019.11 |
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
お 仕 事

最 近 の 徒 然

ブログ内検索

カ テ ゴ リ ー

カ レ ン ダ ー

プルダウン 降順 昇順 年別

10月 | 2019年11月 | 12月
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30


リンク集

奥の家の絵日記
リンクフリーです。

石ころアートミュージアム

ツイッター

okunoyaをフォローしましょう


リンク

家 主 像

奥の家♂

家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

ランキング参加中!!

応援のお願いします!
人気ブログランキングへ 
こちらも是非、ポチッと!


もう一つおまけに!!

FC2ブログランキング


blogram投票ボタン


 


アクセスカウンター

滞在中:

R S S

RSS新着情報


Subscribe with livedoor Reader

時 計

QRコード

QR

最新の画像


P-Clip β版

タグクラウド

ページトップへ