日本経済は、アリとキリギリスのアリですね。

2009.02.06 01:55|社会情勢
ところで、パナソニックが人員削減に取り組むみたいですね。

松下幸之助氏の経営理念に反するにもかかわらず・・・・・・う~~ん、何とも言えませんね。

しかし、本当に玄人受けする経営をしていますね。

パナソニック、営業利益は黒字を確保--第3四半期決算
加納恵(編集部)      2009/02/04 20:58

 パナソニックは2月4日、2009年3月期(2008年10月~12月)第3四半期の決算を発表した。税引き前利益は591億円の赤字、純利益は631億円の赤字となったものの、営業利益は264億円と黒字を確保した。

 売上高は対前年比20%減の1兆8799億円、264億円の黒字を確保した営業利益は同84%減となる。また、2008年4月~12月までの連結決算では、売上高は同9%減の6兆2237億円で、営業利益は34%減の2545億円の黒字としたが、2008年度連結見通しは2008年11月の下方修正からさらに修正を加えた。

 今回の発表によると売上高は前回の8兆5000億円から7兆7500億円へ、営業利益は3400億円から600億円の減収になる見通し。また前回修正時に、黒字と発表されていた税引き前利益、当期純利益はともに3800億円の赤字となる。

取締役の上野山実氏
 同社では急激なグローバル需要の低迷、円高の進行などを減収減益の要因としてあげている。決算時の為替レートは年間で1ドル100円、1ユーロ143円で、2009年1月から3月にあたっては1ドル90円、1ユーロ120円で想定。第4四半期ではより円高が進行することを示唆した。

 パナソニックでは、2008年度の事業構造改革費用として、前回公表の1550億円に1900億円を追加した3450億円を投じる。構造改革案としては国内13、海外14の製造拠点統廃合、事業の撤退および固定資産の減損に加え、グローバル規模で1万5000人の人員再配置、削減を実施することも明らかにした。

 また、2月から緊急経営対策を実施し、役員報酬の10~20%返上、管理職報酬の5%返上などが盛り込まれているという。

 こうした内容を受け、2009年度に関しては、成長事業での収益基盤構築、不採算事業の確実な改革および撤退、伸びる事業分野への仕込み・強化加速という黒字化に向けての施策を発表。

 成長市場に挙げられたテレビ事業は、「テレビは柱の事業である。今後も撤退することはない。この消耗戦を何とか乗り切っていきたい」(取締役の上野山実氏)とした。また有機ELへの開発に質問がおよぶと「開発は進めている。他社に負けないように市場が変化した時に出したい」と状況を説明した。

 上野山氏は「構造改革を実施することで、他社のどこよりも早く立ち直れるようにしたい」とした。

ソース:CNET JAPAN

営業黒字が出ている段階で、構造改革費用という名の投資をするんですから・・・・それも3450億円も・・・しかも、金融危機の最中、三洋電機を買収してのこれですから・・・すごい経営体力ですね。

にもかかわらず、人員削減ですか???

確かに、松下幸之助氏の当時とは経営環境が違うわけですが、もう少し粘り腰があってもいいような・・・

まあ、ただいまの輸出系産業の苦境は、業種として仕方が無いのも事実ですが・・・

電気メーカー

国内の市場が成熟化している中で、国際的な競争力を維持する為に輸出に依存することになるのは、生き残り戦略として殆ど選択肢の無いものです。もしこの業種が国内市場にのみ固執していたら、あっという間に、海外メーカーに対する競争力を失い、国内市場も侵食され、淘汰されてしまったことでしょう。

その結果、自動車・電機を中心とした輸出系産業は、日本経済の中で世界の金融バブルに大きく依存してしまうことになり、そのバブルの崩壊と共に、業績が悪化してしまったのです。

こちらのデータを再掲します。

日本の消費低迷

2000年以降、日本の輸出は、急激な右肩上がりをしています。これは、まさに金融バブルがもたらした架空の消費力に依存していたことを意味します。

その逆に、国内の小売業は、緩やかな右肩下がりになってさえいます。

そうなんです、日本経済は、庶民レベルで殆ど好景気を実感できなかったのであり、政府発表とのギャップがあったのです。

ですので、好景気に沸く海外に比して消費が低迷する国内市場を抱える日本経済は、世界から置いてきぼりにされてしまってしまったと評価され、失われた10年と呼ばれるようにさえなったのです。

しかし、本当はそうではなかった。

こちらの記事で、そこら辺の事情は説明しましたので省きますが、今の日本経済は、これが奏功しています。

金融バブルに内需企業がのらなかったので、世界でも類稀な金融バブルの影響が少ない消費市場となったのです。ハゲタカさんから散々馬鹿にされていましたが、バブルの宴の後の日本経済のファンダメンタルの強さは、際立っています。

まあ、マスコミは、輸出系企業の決算を見て、この世の終わりのような論調になっていますが、日本は、GDP比率で17%くらいしか外需に依存していない内需主導の経済になっているので、影響はあるのですが、金融バブルに踊った国々に比すれば、本当に堅調なのです。

しかも、輸出系企業も、こういう事態に備えて、かなりの内部留保金を蓄えている。

本当に、アリとキリギリスのアリですね。

まあ、アリさんではない企業もありますが・・・

電機メーカー

この決算を見て、どこの電機メーカーが一番危ないと思いますか?

7000億円の純損益を出した日立製作所?

・・



まさか!!

私奥の家♂が見たところ、一番危ないのは、ソニーだと思います。

この営業損益の大きさは、尋常ではありません。

確かに、東芝の方が赤字幅が大きいですが、内容がちょっと違います。

東芝の場合、事業の選択と集中を加速させて、半導体事業と原子力事業を柱に据えて来ました。
半導体は、とても浮沈の激しいハイリスクハイリターンの色合いが濃く、今回の大幅赤字は、こちらが原因でした。原子力は、社会インフラなので、景気に左右される幅が少なく、かなり堅調な需要が見込めます。まあ、原子力事故が起こったら一発でアウトなので、ある意味超ハイリスクですが・・・

こうしたリスクヘッジの仕方は、バランスがいいような気がします。

更に大きな強みは、どちらも技術競争力で打ち勝てる分野であり、原子力に関しては、かなり圧倒的なシェアを獲得しています。

それに対して、ソニーはどうかというと、液晶テレビに関しては、液晶パネルを外部調達にシフトしていますし、かなり事業の柱が曖昧です。そう、かつてのソニーの力は失われ、部品調達して最終製品に組み立てるアッセンブル工場メーカーの色合いが相当濃くなってしまいました。

ただいま外国人が社長ですが、ソニーは、株の半分以上を外資が保有する外資系企業になっていて、その経営方針が色濃く反映されています。

あ~~~サムスン電子に近いなあ~~~

まあ、あくまでも経済素人の意見なので・・・・よろしくお願いします。


                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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