韓国の外貨準備高が増えている??

2009.01.05 01:09|アジア経済(韓国、中国)
ところで、韓国経済、年末にかけて、かなりの攻防があったようですね。

ウォンの為替市場は、30日の最終取引値でドルレートで1250ウォン辺りまで落ちました。

これ、韓国銀行のウォン買いドル売りの為替介入の賜物です。

年末だけで、30億ドルから40億ドルぐらいの介入がされたそうです。

これは、KIKOなどの為替ヘッジの決算のレートが12月30日に決まるからです。

というわけで、韓銀としては、少しでもウォンのレートを高くしておきたいので、総力戦で介入したようです。

もちろん、ハゲタカさんも、ここら辺の事情は十分承知しいますので、稼ぎ時です。

為替レート自体は、ほとんど動かなかったのですが、この時間の攻防は水面下で相当あったようです。

結果、1250ウォン辺りで落ち着いたようですが・・・・

そうそう、韓国の輸出系中小企業を苦しめていたKIKOですが、どうも韓国の司法で、執行停止の裁定が下されましたね。


為替オプションの効力停止、裁判所が初判断

 銀行が輸出企業の為替ヘッジ用に販売した為替オプション商品について、契約時に為替差損リスクの説明が十分ではなかったとして、契約停止を認める初の判断が30日、ソウル中央地裁で下された。今後は為替オプション取引で為替差損が生じた数百社の企業からも銀行を相手取る同様の訴訟が相次ぎそうだ。

 ソウル中央地裁は、文具メーカーのモナミと液晶メーカーのDSLCDがSC第一銀行を相手取り、為替オプション契約の効力停止を求めた仮処分申請で、原告企業の主張を受け入れ、「訴訟結果が出るまで(契約の)効力を停止する」との決定を下した。

 モナミは2006年5月、DSLCDは07年6月にSC第一銀行とそれぞれ為替オプション契約を結び、これまでにモナミは20億ウォン(約1億4300万円)、DSLCDは273億ウォン(約19億5800万円)の損失を出していた。このため、両社は今月3日、同行を相手取り不当利得の返還を求める訴訟を起こした。ソウル中央地裁は「銀行が企業に契約を勧誘する過程で(損失リスクなどの)説明義務をしっかり履行しなかった面があると認められる」と指摘した。

 今回の決定で両社は不当利得返還を求める今回の訴訟の判決が出るまで、為替オプション損失分を銀行に支払わなくてもよく、訴訟でも有利な展開となった。

イ・ソクホ記者

ソース:朝鮮日報

う~~~ん、とうとう禁じ手を打ってきたか!!

こういうルール破りをやると、当事者の中小企業は助かりますが、外資が逃げます。

そりゃそうです、これは、ギャンブルをして、負けたけど、ちゃんとルールを知らなかったのだから、勝負なしにしろ、ということですから、勝った方としては、こんな相手と取引なんか出来ません。

ちなみに、これに似たようなことが日本でもありましたね。

そう、消費者金融のグレーゾーン金利の廃止です。

これによって、多重債務者の金利負担は軽減されましたが、その後の返還請求によって、消費者金融の方が窮地に立ちました。

その結果、GEコンシューマーなどは、後からルールを変えるような市場では商売できないと言って、資本を引き上げていきました。

その他の消費者金融も、主戦場を日本から韓国に移して、今や韓国の市場を席巻しています。

まあ、それはともかく、こんな感じで、損したから勝負なしにする、というようなことをすると、外資は引き上げていってしまいます。

この影響は、日本の消費者金融の比ではありません。

なぜなら、KIKOを販売したのは韓国の市中銀行ですが、この市中銀行を支配しているのが主に米国の資本ですから・・・・

以前にも紹介しましたが、韓国の金融は、10年前の通貨危機の時に、殆ど米国資本に乗っ取られているのです。

つまり、今回のKIKOの効力停止の裁定が更に無効にまで発展すると、ただでさえ外資が逃げている状況で、さらにそれが加速することになりかねないのです。

というか、市中銀行が壊滅したら、ほぼおしまいですね。

おっと、話が逸れてしまいました。

韓国ウォンの為替レートですが、今年になって早々、1300ウォン台に戻りました。

そして、今日のウォンレートですが、やっぱり攻防が続いています。

ウォン

まだまだ、目が離せませんね。

しかし、これだけ為替介入でドル売りを敢行しているにもかかわらず、12月末時点での韓国の外貨準備高が、7億2千万ドル増えたと発表されました。

外貨準備高2012億ドル、9カ月ぶり増加に転じる

【ソウル5日聯合】韓国銀行が5日に明らかにしたところによると、昨年12月末現在の外貨準備高は2012億2000万ドルで、前月末に比べ7億2000万ドル増加した。外貨準備高が増加したのは、昨年3月以来、9カ月ぶり。
 外貨準備高は、昨年4月に37億6000万ドル減少して以来、5月はマイナス22億8000万ドル、6月はマイナス1億ドル、7月はマイナス105億8000万ドル、8月はマイナス43億2000万ドル、9月はマイナス35億3000万ドルと、減少を続けてきた。昨年10月には過去最大の274億2000万ドルの急減を記録し、11月にも117億4000万ドルが減った。

 韓国銀行は外貨準備高の増加について、保有する外貨の運営収益が発生したことと、ユーロなどその他通貨がドルに対して強く、これら通貨建て資産のドル換算額が大きく増加したためと説明している。また、米国との通貨スワップ協定の資金を活用したのも外貨準備高の減少を抑制する要因になった。

 昨年11月末基準の韓国の外貨準備高は、中国(1兆9056億ドル・9月末基準)、日本(1兆29億ドル)、ロシア(4557億ドル)、台湾(2807億ドル)、インド(2477億ドル)に続き、世界6位。

 保有外貨の内訳は、有価証券が1803億8000万ドル(89.6%)、預金201億ドル(10.0%)など。

ソース:聯合ニュース

・・・・・

・・・・

・・・

・・



おい、おい、どうなっている???

この金融危機で、資金が収縮している時に、運用益が出た???

韓銀は、一体どんな有価証券を保有していたんだ、教えてくれ!!

そもそも、 韓国銀行自らが、外貨準備の約四分の一である500億ドルをファニーメイ、フレディマック債で運用していることを発表しているわけです。これ、サブプライムローンの大本なので、殆ど焦げ付いているはずです。

また、米国債を300億ドルぐらい保有していて、それを通貨スワップの担保に取られている可能性だが大!!

ここら辺で、ユーロがどうのこうの関係ありませんし、1000億ドル程度の有価証券をすべてユーロで持っていた?それに、この金融危機で運用益を出した????

わ、笑える・・・・・

しかも、この最後の「米国との通貨スワップ協定の資金を活用した」とありますが、おいおい、通貨スワップで調達したドルも外貨準備高に上乗せしているのか!!!

わ、わ、わ、わ、笑える・・・・・

これ、4月末には、米国に返さないといけない借金ですよ!

というか、そもそも、米国との300億ドルの通貨スワップ協定を使って、110億ドルも調達している時点で、いかに韓銀の発表する外貨準備高が見せ掛けが分かりすぎるぐらい分かります。

韓銀自ら言っていたと思いますが、外貨準備金が第1の防壁で、第2の防壁が通貨スワップなので、これを使っていること自体、外貨準備高がほとんど見せ掛けだということを認めたことになるのです。

にもかかわらず、外貨準備高が増えているのですから・・・・・・失笑してしまいます。

そもそも、韓国銀行は、10年前の通貨危機の時も、外貨準備金の殆どを市中銀行に流していて、その内容を偽っていたことをグリーンスパンに暴露されています。

そう、もう前科持ちなんですよね。

まあ、国家の中央銀行なのに、6年連続赤字という離れ業を成し遂げている銀行なので、もう何でもありなのかもしれませんが・・・・・・これで、自国に投資しろと言われてもねぇ~~~~

                        ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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