続・アメリカの金融危機に想う・・・

2008.09.28 22:47|社会情勢
さて、前回の続きです。

何か経済系ブログになってしまうようなのですが、しばらくお付き合いください。

前回、これから、たとえバブル経済が弾けても、実体経済が壊れるわけではないから、そんなに心配することはない、と書きました。

まあ、ここで私が言うところの実体経済とは、いわゆる第1次、第2次産業というところでしょうか?

第1次産業の農林漁業、さらに第2次産業の製造業・・・

バブル経済が弾けると、これらの産業がどうなるのでしょうか?

言わずと知れた、消費低迷による景気悪化です。

金融という潤滑油を失うと、あっという間に物流が麻痺し、物が動かなくなり、生産現場は大混乱に陥ります。

物流を支えるのは、信用取引なので、金融システムの崩壊は、その信用が喪失し、取引停止が相次ぐことになるわけです。

たとえば、車が買いたいと思っても、現金の価値が明日には殆どなくなってしまうような状況(ハイパーインフレ)では、商品の車の代わりに現金を受け取っても、売り手はタダであげるようなもので、とても損をしてしまいます。

現金でも金でも、ともかく中間に入るものが一定の価値を持続していることが商取引を可能としているのです。

まあ、最近こうなっているのは、アフリカのジンバブエですね。


では、こうなると、何も欲しいものが手に入らなくなり、人が生きていけなくなるのかというと、そうはなりません。

ジンバブエでも、しっかり人は生活していますから・・・・

では、どうやって生活必需品を手に入れているのかというと、いわゆる物々交換です。

そう、一番信用できる現物同士で交換することで、物流は再開するわけです。

もちろん、その物流規模は、とてもミニマムなものとなりますが、こうした取引の中で、徐々に信用取引は拡大していき、金融システムも復活していきます。

まあ、とてつもない大混乱にはなりますが、バブル経済が崩壊しても、それで人が生きていけなくなるようなことはないわけです。

ところが、第1次、第2次産業が崩壊すると、こうはなりません。

たとえば、大干ばつとかで作物そのものが生産できない状況が続けば、人は生きていけなくなります。

たとえば、原油などの資源が枯渇すれば、輸送システム、化学製品・・・・というか、第2次産業が維持できなくなります。

物があるからはじめて、流通(金融)が価値を持つのであって、商品(物)が生産できなくなったら、それこそまさに壊滅的な打撃を受けてしまいます、というか、壊滅します。

バブル経済の破綻は、必ず復活しますが・・・実体経済のそれは、真の破綻を意味します。

・・・・・

さて、ひるがえって、今回の経済危機を見てみると、確かに、原油、穀物相場を中心に、かなり値上がりしました。

でも、この値上がりは、資源の枯渇による需要の逼迫からではなく、あくまでもバブル経済による金余りから来る投機的要因からの値上がりだったわけです。

資源の枯渇は、産業崩壊を起こすような局面にはまだ行っていないわけで、そういう意味で、実体経済は安定しているのです。

よく新興国の需要増が要因に取り上げられますが、そもそもバブル経済が弾けたら、消費が低迷するので、むしろ供給過多になります。

そう、世界的に経済が縮小するので、生活必需品以外の物品に関しては、かなりの供給過多になるはずです。

・・・・

今後遅かれ早かれ必ず起こるのは、資源の枯渇と環境破壊です。

これは、実体経済の崩壊が必ず来ることを意味します。

この崩壊、おそらく近い将来でしょう、きっと・・・・

まあ、これに比べれば、今回のバブル経済の崩壊など・・・たいした問題ではありません。

日々の生活は、とても不安定になりますが・・・

・・・・・

ところで、こうした時を予想して、私奥の家♂は、山奥での生活を選んだという側面があります。

物流が滞る状況下では、自給自足に近い生活ができるかどうかが鍵となります。

厳密に言えば、自分で物を生産していく力を有しているか否か、ということになるでしょうか。

ハイパーインフレに見舞われた人々は、庭に畑を作り、山に薪を取りに行き・・・等々の生活の知恵をはぐくむことで、生き抜いてきました。

庭がないと畑が出来ません。

山が無ければ、薪も取れません。

山奥というのは、ハイパーインフレには強い生活圏なんですよね、実は・・・


                         ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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