前回の続きみたいな感じですが、ちょっと面白い記事がありました。
生き生きと働くのが一番だということ 〜過激な飲み会の備忘録いやいや確かに楽しそうな飲み会ですね。
これなんて、まさに本当に的を射ています。
「●
店の一つも運営もしたことない大手総研のコンサルタントが地方にヒアリングに来て、取材費も払わず情報だけとって、無責任なレポートを書いて間違った情報をバラまく。そうしてそれが世の中に公開されて間違った再生手法が連鎖的に広がっていく。総研によって作られた誤った知のプラットフォームで地域再生の失敗のスパイラルが出来上がっている。
●本当は官僚自らが現場に出向いて真剣に現場と向き合って政策の検討から実施まで責任を持つべきなのに、経費削減の名の下で出張費が出ない、国会で日程が取れない、直ぐに異動する。代わりに総研のコンサルタントが「勉強しに」来て、無責任に頭の体操だけして、政府の提灯持ちのレポート書いて、そしてみんな異動してゼロに戻る。そして結局政治家が予算を地元に持って帰るだけになる。お金・人の使い方が間違えている。ずっと前から分かっているのに誰も止めない、改革しない。」これは、本当にその通り!!
大手総研というと、すごい情報通のように思われますが、地方をターゲットにしたものに限って言えば、お粗末な場合が殆どです。
何百万、何千万円というコンサルタント料を払って、最終的にできたレポートは、そのまま書棚に積み上げられていたりします。
内容はだいたいこんな感じです。
工場を作って、販売して・・・売上げが〇〇円で、雇用が〇〇人で・・・
で、全国の成功事例を列挙!!
まあ、これ以外に書きようがないと言えば、書きようがないのですがね。
そもそも、どんな商売でも、資材を仕入れて、それを加工して、販売する・・・・これは変わりがありません。
養鶏ならば、ヒナや飼料を購入して、育成し、卵を生産して、それを販売する。
サービス業ならば、人が資材になりますので、人を雇って、教育し、サービスを提供する。
突き詰めれば、どの分野でもこの骨子は変わらないもので、それ以上でもそれ以下でもない。
で、どの分野でも、それが社会で必要とされている事業であれば、どれくらいが成功かという基準は別として、そこに成功者はいる訳です。
逆に言えば、成功事例を挙げられるということは、既に市場があり、そこに先駆者がいるということです。
つまり、成功事例を挙げたプランというのは、説得力がありそうですが、実を言うと、そこに何かを先取りする革新的なものは無いということです。
取り扱う商品が違うだけで、どのプランも似たり寄ったり・・言ってしまえば、服だけ着替えたような感じです。
何か偉そうに言ってしまいましたが、実際にやってみると、これがまた、これ以外に書きようがなかったりするのです。
これは、実際に書いてみたら分かります。
これ、国の事業のヒヤリングに言った時ですが、国のお役人さんが怒っていましたね。
同じようなプランばかり持って来て!!怒
では逆に、革新的なプランを持って行って、それが採用されるかというと、まず間違いなく落とされます。
前例が無いから・・・と。
机上の空論でしょ!!・・・と。
革新的なプランというのは、そもそも前例が無いから革新的なのであって、机上の空論と言われれば、まあ、そうとも言えるようなものです。
それを採用するだけのリスクを負えるか・・と言ったら、それだけの見識と勇気を持っている人は殆どいないです。
そのプランが本当の机上の空論なのか、それとも革新的なプランなのか、それを見極めるには、それだけの見識がなければならない。
けれど、庁舎の中での仕事に追われて、現場での時間を殆ど取れないような人には、その目を養う機会がありません。
で、結局のところ、有識者が集まって・・・となる。
しかし、この有識者というのは、官僚さんがピックアップしますので、結局、同じことになるんですね。
こうして、地域再生の失敗のスパイラルが延々と続くことになるわけです。
このスパイラルを断ち切るには、原点に立ち返るしかない。
原点・・・それは、現場に立つことです。
ヒアリングなどではなく、自分が現場に立って、そこで考えてみることです。
地域再生ならば、地域で実際に活動してみるということです。
そうすれば、見えて来ます・・・色々なことが・・
面白い素材は、結構あるものです。
たまたま移住した地にあった面白い素材の一つがキャニオニングだったのですが、これだけかというと、全然そうではない。
人材と機会と資金のタイミングが合えば、やってみたら面白いと思うことは、他にもまだまだ色々とあります。
おっと、最初の記事ですが、続きの部分も面白かったので、まだまだ続きます、多分・・・汗
・・・・・・・・今日の徒然でした。
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