日本人は、アリとキリギリス・・・どっち?

2011.09.01 01:30|経済
民主党の幹事長が、輿石東氏になりましたね。

幹事長がこの人ということは、やはり内々の下交渉があったのでしょうね。

ちなみに、この方も考えを変えたらしい。

1日で考えを変えた

前原氏の出馬で落選が確実視されていた野田氏が、まさに出来レースのように勝った、というか、シナリオ通りだったのでしょう。

ちなみに、鹿野氏のサインと言うのも、まさに出来レースのような・・・

もし万が一不測の事態で野田氏が二位に入れなかった時、その時にどうするか、ということだったのでしょう。

幹事長というポストがすんなり輿石氏に決まり、前原氏が政調会長・・・この配分は、確かに党内融和路線にも合致し、鳩山氏の意向にも沿うものでしょう。

これで、海江田氏が代表になるよりも、極めて党の方向性の制御がし易くなったということでしょう。

そうそう、増税の話でした。

増税をすると、景気が悪化する・・・・何かよく聞きます。

不景気の時は、減税を・・・なんかよく聞きます。

・・・・・・

・・・・

・・



こんな単純ではありません。

そもそも、民主主義制度の社会では、増税が最も難しい施策です。

絶対王政では、この逆ですがね。

ともかく、減税することは楽ですが、増税が難しいのです。

ですので、不景気になって、苦しくなると・・・・減税が叫ばれるようになります。

借金で将来の世代へ先送りしてしまえば、これほど楽なことはありませんからね。

選挙権が今のところありませんから、文句は言われません。

以前も書きましたが、山で遭難した時は、尾根に向かって登れ・・・という格言があります。

下へ向かって降りる方が楽ですし、谷筋にある川を下れば、必ず里に出ます。

しかし、その里に辿り着ける確率は、殆どゼロに近いものです。

険しい山を縫う谷筋の川は、専用の道具も無しに下れるような地形ではないからです。

滝・・降りられないでしょ。

道を喪失した時、急がば回れではありませんが、登る方が助かる確率が高いです。

登るということは、どんどん頂上という点に向かっていることで、いずれ道に出られるからです。

きついですけれどね。

民主主義社会では、これが増税です。

絶対王政では、減税です。

絶対王政では、税金が王の収入のようなものになりますので、散在したければ、増税するのが楽です。

減税をすれば、自分とその側近たる貴族たちの生活を苦しくするので、これは極めて難しいです。

民主主義社会では、問題の先送りをするために、だいたい減税が行われます。

とりあえず、里に向かって降りられますからね。

でも、大抵の場合、滝や崖に突き当たり、袋小路に入ってしまいます。

道を喪失していない時、そう、景気が良い時こそ、むしろ減税した方がいい場合が多い。

減税すると消費が過熱してバブルになると心配されますが、これは、借金で補った場合です。

減税して税収が落ちて、借金で穴埋めしなければ、当然ですが、支出を減らすしかありません。

むしろ、それだけブレーキをかけられるのです。

日本だけではありませんが、全く逆のことをしました。

バブル期には、増税をしました。

バブル崩壊後は、減税をし、借金で穴埋めをしました。

橋本政権下で増税したとされていますが、多少ゆり戻しをした程度で、そのリバウンドは激しかった。

まあ、それはさておき、何故増税なのか?

これは、日本人気質というものを考慮しないといけない。

むしろ、心理学の問題です。

景気をよくするとは、結局のところ、消費を増やすということです。

今、景気が良いとされている国々は、投機マネーが氾濫し、それで消費が活発になっています。

じゃ、どうすれば消費意欲は活性化されるのか?

ここで、やっぱり減税でしょ・・・と言われそうですが、そうでしょうか?

日本人の日本人たる気質・・・

モノと距離をおきはじめたイマドキの若者~『欲しがらない若者たち』

日本人は、堅実な気質の民族で、将来に不安があると、貯蓄へ走ります。

今を楽しく生きよう・・ということにはなかなかならないのです。

こういう民族が消費意欲を高めて行くには・・・

借金をして消費しようとは思わないでしょう。

むしろ、借金をなくして、老後の生活の保障もされている・・・こういう状況下ならば、手持ちのお金を今使ってしまおうと思うでしょう。

政府が借金をして支出をすればするほど、将来への不安心理が高まり、むしろ貯め込もうとする心理が働くのです。

バブル崩壊後、まさにこのスパイラルに入ってしまっています。

政府が借金をして消費をすればするほど、それだけ国民は支出を抑え、貯蓄へまわし、その貯蓄が銀行預金となって、結局は政府が借りるお金となっていく・・・・

将来よりも今を重視するキリギリス的民族と今よりも将来を重視するアリ的民族とでは、消費意欲を高める為の方策は、全く異なります。

将来の世代に借金を押し付けられるとなれば、自分が得すると喜んで、使えるうちに使わないと損すると判断する民族もいるでしょう。

日本人は、どうでしょう?

震災の時の対応を見て、どうでしょう?

世界が驚く日本人の気質・・・・

欧米民族を基に研究している米国経済学者の見解が正しいとは限らないのです。

日本には、日本人気質を基にした経済学が必要ということです。

長いな・・・

・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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