原発の経済的トレードオフを考えると・・・その9

2011.05.15 23:59|社会情勢
ちょっと土曜日に仕事を頑張り過ぎました。

朝の鶏の世話をした後、10時ぐらいから8時ぐらいまで、ほぼノンストップで、延々とコンクリ施工をしていました。

え~~、コンクリは、スコップで人力で練ります。

練っては塗り、練っては塗り、練っては塗り・・・・やり続けました。

8時以降も、鶏の世話の残りやら、卵整理やらをして・・・・

さすがに、腰に来ました。

う~~~つ、つらい。

研修生君がお休みだったので、思わずマイペースに突っ走ってしまいました。

まあ、それはともかく、原発のお話です。

今回の福島第一原発の事故によって、原発のリスクとして見過ごして来た点がありました。

それは、原発の場合、施設の更新が極めて困難だということです。

福島第一原発にしても、40年ぐらい前に建造された施設です。

で、中央制御室の映像などを見る限り、ちょっと古臭い感じがしました。

そう、まるで子供の頃に見ていたウルトラマンの中に出て来るウルトラ警備隊の基地みたいです。

40年間・・・細部の設備の更新はされて来たのでしょうが、根幹の施設は、40年前からずっと一緒ということです。

当然ですが、原子炉は同じです。

この日進月歩に技術が進んでいる世の中で、40年前の施設や機械がそのまま利用されているケース・・・どれくらいありますか?

コンピューターなんて、どんだけ進化したのでしょう?

原子力発電も技術的に進歩しています。

その進歩は、やはり日進月歩なのでしょう。

しかし、その恩恵を受けられるのは、これから建造する原発であって、既設の原発ではない。

それは、原子力発電所が、作るのは簡単で、廃棄するのは極めて難しい・・・というか、未だに最終処分の技術が確立さえされていないのからです。

ですので、老朽化しようと、使い続けるのが一番経済効率が良いということになってしまう。

廃棄しようとしても、使い続けても、同じようにポンプを回し続け、冷却をし続けなければならない。

ならば、電力を供給し続けてくれた方がよい・・・ということでしょう。

そう、原発の場合、作るのは簡単だけど、廃棄することが極めて難しい、というか、安全な処分などないということです。40年前に建造したものを使い続ける、これからも・・・・

私が40歳ですが、私が生まれた頃、どんな世の中だったか・・・・まだまだ真空管の時代ですよ。

その当時の技術が現役で、しかも老朽化しているのです。

40年間でどんなに技術が進んでいようと、そこから殆ど取り残されてしまっているのです。

パソコンならば、どんどん更新すればよいでしょう。

原発の最大のリスクは、この更新ができないことです。

技術的な時間が殆ど止まったまま、老朽化だけが進む・・・・

これが何を意味するのか?

科学的手法に則れば、むしろ原発は推進できない筈です。

なぜなら、安全な処分方法など、事実上実証できないからです。

あの本田宗一郎さんが『俺の考え』の中で、研究所のことを「研究所というところは99%失敗するところである」と言っていますが、実験とは失敗の積み重ねをして、その上で成功に至るかもしれない、そんなものです。

失敗が破綻に繋がるような実験は、たとえ万が一一発で成功するかもしれないとしても、リスクが高すぎます。

廃棄する技術が確立できる目処もないのに、とりあえず作ってしまえ・・・これは、驕りです。

作ってしまえば、後で何とかなるだろう・・・技術が進歩して、将来は安全に処分できるだろう・・・こういう目算は、驕りです。

技術というのは、廃棄の必要が出て初めて試行錯誤できます。

必要は発明の母ということです。

廃棄の必要が生じるのはこれからであり、その廃棄技術を確立するための実験と実証は殆ど出来ないのです。

このリスクを負ってでも、それでも原発には作り続ける価値があるということなのか?

・・・・・・・・今日の徒然でした。


奥の家の嫁日記



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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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