法治国家の危機とは・・・

2011.02.07 12:30|政治
ところで、前回の記事の補足ですが・・・

こんな記事もありました。

フリージャーナリスト上杉氏の刑事事件解読力

上杉氏の論に飛躍があると指摘していますが、確かに、そういう所もあると思いますが、これはこれでどうかと・・・

例えば、これ、です。

上杉氏は、水谷建設事件、西松建設事件、陸山会事件の3つとも消えた、と主張されているが、いよいよこれから本格的に始まるのだから、そもそもの認識が間違っている。

政治資金規正法に基づく収支報告書に正しい収支の報告がなされていなかったことについて、同じ年度内に処理され、二通の収支報告書を通して読めば全体の収支の通津妻が合っているのだから、単なる記載した日時が違うだけの期ズレの問題だ、という趣旨の主張をされている。

修正の範囲内のことで違法性がない、ということだろう。

この問題を単なる期ズレに矮小化したくなるのは当事者や当事者に近い人たちの心情としては分からないでもないが、毎年毎年政治資金収支報告書を書いて提出しなければならない担当者にとっては実に重い問題である。

万一何らかの違法行為摘発の端緒となるような記載が残らないように、精査に精査を重ねて作成するのが収支報告書である。

預金通帳や請求書、領収書との照合はもとより、入出金について合理的説明が出来るかどうかも検討し、専門家のチェックもしてもらって作成、提出するのが収支報告書である。

当然マスコミ関係者やライバルの陣営からチェックされることも覚悟して、周到に作成するのが収支報告書である。

こんなことが分かっていると、簡単に期ズレ処理などは起きない。

事務所の責任者が何度も厳しくチェックしていると考えるのが自然だろう。

毎日スタッフと丹念に打ち合わせをしている厳しい事務所では、一人の事務担当者レベルでこういう事務処理を進めることはない。

鳩山邦夫事務所に勤めていた上杉氏はそういうことを知っておられるはずだが、何故、これは単なる期ズレ、などと言われるのだろうか。


何度も厳しいチェックを内部で行って作るものだから、記ズレなど起こる筈ない・・・だから、隠蔽工作をする辻褄合わせがあるのだろう・・・こういうことでしょうか?

国会議員は、すごいですね。

冗談はさておき、これは、恐らく前提を履き違えています。

3ヶ月の記ズレについて、事務担当者が故意にやったことを前提にしていますが、ここからして議論の遡上に上る所でしょう。

間違っていると知っていながら、敢えて期日をずらした・・・ならば、何かあると勘繰ってもおかしくありません。

しかし、多分そうではないのでしょう。

事務処理上は、法的にも何ら間違っていないと考えていた、少なくともそういう解釈が成り立ちます。

これについては、「小沢一郎・・・強制起訴ですね。」の記事を・・・

どんな土地取引だったのか?を吟味することなく、ただただ故意に期日をずらした捏造だと決めつけるのは、ここにこそ論理の飛躍があるでしょう。

収支報告書に間違いがあってはならない・・・これは正しいと思いますが、事務処理上の解釈の違いは、絶対に起こります。

法律の解釈・・・裁判所でも違いませんか?

憲法解釈にしても、人によってマチマチですね。

まあ、それはともかく、この方は、自民党所属の前衆議院議員で、弁護士らしいですが、弁護士ならば、事件の深部を探って、証拠を積み重ねて・・・としないのでしょうか?

収支報告書は、マスコミやライバルからのチェックを考慮して作成されるものだろう

事務担当者が綿密にチェックしているはずだろう

証拠ではなく推測を前提に立てて、だから、記ズレなど起こる筈ない

これこそ、推測から断定を導き出す誤謬論理というやつです。

この論理から、捏造行為があったとし、その動機として裏献金事件が・・・

さらなる、論理の飛躍ですね。

今、裁判の争点になっているのは、記載日ズレの違法性だけで、裏献金はありません。

もし裏献金の追求が本当の目的ならば、まさに別件逮捕による起訴となります。

弁護士ならば、これぐらいは常識だと思うのですが、別件逮捕は違法ですよね。

もし裏献金があったのならば、裏献金事件として起訴しなければならないはずです。

それが法治国家であるはずです。

もし裏献金があったのならば、それは罰せられなければならないでしょう。

問題なのは、気に入らないやつがいたら、疑わしかったら、違法な捜査だろうと、別件逮捕だろうと、自白の強要だろうと、何でもやっていいんだ、これを社会が容認することです。

個人の問題ではなく、法治国家に生きることの根幹が問われているというのは、そういうことです。

証拠を積み重ねて判断する・・・時間と労力を費やすけれど、これは、社会の安定と公正のための必要経費でしょう。

・・・・・・・・今日の徒然でした。


奥の家の嫁日記



ブログランキングに参加しています。

気に入っていただけましたら、1日1回でいいので、ポチッとクリックお願いします。 

人気ブログランキングへ ← ここをクリックすると、10ポイントが加算され、このブログの人気ランキングがあがります。
   8位くらいに・・・応援よろしくお願いします。
リキとコテツ
 もしよろしけば、こちらも是非よろしくお願いします。

  FC2ブログランキング 
  ↑ も、50位くらいです。 応援よろしくお願いします。
関連記事

Comment

非公開コメント

| 2019.12 |
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
お 仕 事

最 近 の 徒 然

ブログ内検索

カ テ ゴ リ ー

カ レ ン ダ ー

プルダウン 降順 昇順 年別

11月 | 2019年12月 | 01月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


リンク集

奥の家の絵日記
リンクフリーです。

石ころアートミュージアム

ツイッター

okunoyaをフォローしましょう


リンク

家 主 像

奥の家♂

家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

ランキング参加中!!

応援のお願いします!
人気ブログランキングへ 
こちらも是非、ポチッと!


もう一つおまけに!!

FC2ブログランキング


blogram投票ボタン


 


アクセスカウンター

滞在中:

R S S

RSS新着情報


Subscribe with livedoor Reader

時 計

QRコード

QR

最新の画像


P-Clip β版

タグクラウド

ページトップへ