教育は、「教える」と「育む」から出来ています。

2010.10.30 02:38|子育て日記
我が家には、雑食系4歳児ユウクンという息子がおります。

この子の教育方針というものに関して、我が夫婦は話し合ったことがありません。

まあ、お互いに勝手気ままにしているということでしょうか?

じゃ、子育てに対する考え方が似ているかというと、かなり違う。

例えば、「もったいない」について・・・

奥さんは、料理とか、卵整理とか・・・・子供にやらせようとしません。

料理は食材が無駄になるのがもったいないから・・・卵を割るともったいないから・・・という感じで、大人がしている作業を子供がして失敗すると、大切な食べ物を無駄にしてしまい、もったいないから、ということです。

これはこれで一理あるので、敢えて傍観しているのですが、私の方は、こういう時は、積極的にやらせます。

子供が料理を始めると、色々と気を使うし、その上出来上がった料理は得体の知れないものなので、後で処分しないといけなかったりするので、確かに「もったいない」です。

卵なんかも、割ることがありますしね。

でも、私の場合は、こう考えます。

子供が興味を持ってやりたいという心を育てると思えば、安い投資だと・・・

私からすれば、子供の好奇心を摘んでしまう方がもったいないと思うのです。

物を大切にすることは重要ですが、物を大切にする心を育てるのは、やらせないことでは育たない。

もう亡くなりましたが、心理学者の河合隼雄さんが教育とは、「教える」と「育む」で出来ている、今の教育は、教えることばかりが大きくなる「育む」ことが欠けている・・・こんなことを言っていたと思います。

失敗するからやらせない、子供が失敗したら怒る(「だから駄目だと言ったでしょ」)・・・つまり、「これはやってよい、これはやっては駄目」という感じで、良し悪しを教える、これも教育の一部ですが、これは、「教える」という部分で、「育む」という側面が弱い。

これが躾と言われることが多いですが、ここでは、大人の判断基準を子供に刷り込んでいる・・・

「育む」とは、どういうことか?

私が考えているのは、子供に出来るだけ失敗させることです。

失敗と言っても、何でも良いということではなくって、取り返しのつく失敗を出来るだけ沢山やらせるということです。

取り返しのつかない失敗とは・・・例えば、交通事故なんかがそうですね。

我が家は、田舎ですが、都会とは違った意味で、自動車事故のリスクが高い。

信号も横断歩道もないけれど、道路を渡らないといけない時が多々あるし、空いている山道は、スピードを出している車も多いので、命取りです。

ですので、自動車に関しては、かなり気を使っています。

右見て、左見て、右見て、車いない?・・・じゃ、手を上げて渡ろう!!

どんな時でも、これは欠かさない。

犬の散歩などにも積極的に連れて行くのですが、これは、交通ルールを教え込むためでもあります。

また、犬の綱も、子供が望めば持たせるのですが、これは、何かを制御している方が逆にちゃんと注意を払うことに意識が行くからです。

自動車に関しては、かなり気を使って、「教え込む」ということもやります。

それに対して、おもちゃの片付けなどは、かなり放っておきます。

散らかして、後で「これが無い、あれが無い」と騒ぎ出しても、自分で探せば!!と放っておきます。

片付けないと後で自分が困る・・・こういう失敗を繰り返させないといけない。

ここで、安易に手を出すと、探してもらうのが当たり前になり、却って自分で整理できないようになってしまう。

駄々をこねても、家の中とか周囲に迷惑がかからない状況だったら、基本的に手を出さない。

忍耐です。

と、こういう対応を私はしようとするのですが、奥さんの場合は、これがイライラするようです。

先日も、私が怒られました。

子供と一緒に遊ぶのは良いけど、ちゃんと片付けるのも教えて!!(怒)

今は忍耐強くそれをやっているんだよ!!と心の中で思いつつ、まあ、聞き流してみました。

ここで、理路整然と説得すると、絶対に私の方が説き伏せる結果になるのですが、これがまた意味が無い。

理論的に反論できないけれど、感情的には全然納得できない・・・こう奥さんは思うことでしょう。

これでは、逆効果ですからね。

でも、片付けしない子供に対して、奥さんは、どんどんおもちゃなどをしまい込んでしまう。

片付けるのが面倒だからと、子供の手の届かないところに置くんですね。

これは、困る。

まあ、家の外では、子供が庭の野菜を毟り取ったり、泥だらけになっても、寛容でいてくれるので、許容範囲かなと思っているのですが・・・

どうも、家の中では、許せないらしい。

片付けができるようになってからおもちゃで遊ばせる・・・これでは、本末転倒です。

遊んで散らかして、後で困って・・・・この繰り返しをして、ようやく片付けることを覚えるのであって、遊んで散らかすことをさせなかったら、いつまで経っても、こういうことを覚えません。

「親に怒られるから片付ける」ではなく、「自分が困るから片付ける」という心理状態、差し当たり片付けるということは出来て見えますが、この両者には大きな差があります。

親に怒られるから片付けるでは、親という制御力が弱まったり無くなったら、片付けなくなってしまいます。

それに対して、自分が困るから片付けるのならば、自分がいる限り、片付けることになります。

まあ、何事もバランスが大切ですので、奥さんが教え込む方をするのならば、私が育む方を重点的にやろうということで、奥さんの機嫌が悪くなっても、あまり意に介せず、私も私でやっている、こんな感じです。

しかし、ここのところ、ユウクンが駄々をこねる機会が増えてきました。

本日も、犬の散歩に一緒に行ったら、途中で駄々をこねていました。

道端に落ちていた栗を拾って、ポケットに入れようとしたけど、入れられない!!・・・10メートルくらい先にいた私に対して、戻って来てポケットに栗を入れて欲しい、と駄々をこねていました。

こういう時は、絶対にやってあげない。

ポケットに入れて欲しいならば、自分が来ればいいのであって、当人もそれは分かっているわけです。

それでも敢えて我がままを言っているのです。

自分が動けばできると分かっているのに敢えてしない・・・他人にしてもらう・・・こういうスタンスで言われた時は、こちらは一切言うことを聞きません。

で、10分くらい、やってやらないの押し問答をして、結局のところ、私が「おっ、ここに何かいる?」とか話題を逸らしたら、何何?とやって来ました。

まあ、世話の焼ける奴です。

河合さんが「教育を考えるときは、常に相当にきめ細かい配慮をしないと、善意をもってしても、知らぬ間に子どもたちの心を踏みにじるようなことになる」と言っていましたが、本当にそうだと思います。

・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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