信用創造には、節度が重要です。

2010.08.25 01:32|社会情勢
ところで、先日ですが、こんな記事を書きました。

「お金は信用を数値化したもの」・・・ですね。

この中で、ホリエモンさんの記事(「堀江貴文「なんで貯金するの?」」」)を紹介したのですが、この中で、こんなことが言われています。

私が著書で、「お金は信用を数値化したもの」と言っていますが、これは信用があればお金は集まる、という意味だけじゃなくて、信用って、要はお金だってことなんですよ。貸し借りによって信用が創造されて、実体の価値より増えているんだから。

だから貯金する意味がわからない、と言っているんです。価値が増えるならそれを活用したほうがいいじゃないですか
。」

ここで、「貯金する意味が分からない」と言われています。

これ、なかなか理解しづらいと思いますが、一理あります。

ここで言う貯金とは、まあ、タンス預金のようなものでしょうね。

銀行への預金は、銀行にお金を貸していることになるので、当然ですが、貸し借りが成立しており、信用創造がされていることになります。

今のような殆どゼロ金利状態であっても、銀行がその信用(お金)を使って、さらに貸し出し・・・と、お金が巡り信用が創造されて行くわけです。

まあ、見かけ上ですけどね。

じゃ、お金の貸し借りは、どんどん無制限にやってしまえばいい・・・となりそうですが、これまたそうではない。

お金の貸し借りで信用が創造することができる反面、それを喪失させることもまたできるからです。

要するに、バブルの膨張と崩壊というやつです。

理論上は、お金の貸し借りを無限に拡大して行けば、バブルは崩壊しません。

ともかく、タンス預金などを無くさせ、どんどんお金の貸し借りをして行けば、どんどん信用(マネー)が創造され、誰もがお金を増やして行くことができます。

・・・・・

・・・・

・・・

・・

うぁ、マルチ商法みたいですね。

そうそう、円天なる擬似通貨を使った詐欺をした波という人が、円天という通貨を使えば使うほど、どんどん増える・・・というようなことを言っていましたね。

こういうこと言う人は、やたらと数字上のトリックを使いたがるのですが、詐欺罪で潰されても潰されても、何とも無くならない。

まあ、納得してしまう人がいる以上、なくなりません。

形を変え、人を変え、ゾンビのように復活してきます。

この理論の何が間違っているのか?

信用が無限に膨張する・・・この前提が間違っているというだけなのですがね。

ホリエモンがライブドアの社長だった時、株式分割を繰り返して、見かけ上の企業価値を高め、株価を吊り上げた・・・これもまた、そういうことでしょう。

「価値が増えるなら活用した方がいい」という考えが何を意味するのか?・・・教訓は得なかったのかな?

ちなみに、日本政府がどんどん国債を発行して、公共事業をやりまくれ・・と主張している人がいますが、基本的には同じです。

政府が公共事業で使えば使うほど、経済成長をし税収が増えるのだから・・・ですからね。

ちなみに、ただいま不動産バブルが膨張中の中国ですが、こんなデータがあります。

同じGDP規模なのに税収は中国が日本の2.8倍

この記事では、中国が重税国家としていますが、中国の税収の中身が気になります。

何処かにデータが発見できればよいのですが、中国の税収が日本の3倍近くあるのは、バブル経済特有の現象と考えた方がよいでしょう。

つまり、お金が巡れば、そこに税金が派生しますので、バブルで過度な流動性が起こると、当然ですが、税収が上がります。

日本では、利息収益に対しては、40%の税率がかかりますが、お金の貸し借りが増えれば増えるほど、その度ごとにこの税金が徴収されるのです。

中国で起こっているのは、恐らくこれでしょう。

これまで、景気対策で銀行にばら撒き融資をさせ、今では、不動産取引の抑制に入っていますが、これは、不動産取引に対して増税することが主になるので、いずれにせよ、税収は増えて行きます。

日本のバブル期も、税収が今の倍以上ありましたね。

景気対策で公共事業を乱発したら、確かにお金の流動性は高まり、税収は増えます。

しかし、その先には、奈落の底が待ち構えています。

ホルモン療法でアンチエイジングした人が、そのリバウンドで一気に老化を進めてしまう・・・そんな感じのリバウンドが襲ってきます。

そんな感じでしょうか?

信用は、無限に増大しません。

信用創造には、節度というのは重要になって来ます。

信用創造が暴走してバブルが訪れるから、如何なる貸し借りもやるなというのは、愚の骨頂です。

しかし、貸し借りするだけで価値が増えるのだから、どんどん増やしてしまえ・・・まあ、バランスシート的に言えば、資産と負債の肥大化ですが、これを無制限に突き進めてしまったら、必ず信用崩壊します。

・・・て、そもそも信用とは何か?

ここら辺が分かっていないとどうにもならないのですが、これは次回にでも・・・

・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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