何はともあれ、チャレンジ精神ですね!!
2013.03.28 00:27|経済|
毎年恒例で発表されていますが、国立社会保障・人口問題研究所の最新の統計データが出ましたね。
人口統計というのは、マーケティングを考える上で、非常に重要な基本的指数の一つです。
売り上げというのは、客数×客単価ですが、その客数というのは、言うなれば、頭数・・・この頭数のデータですからね。
客単価を予測する上でも、客数というのはより基礎的なデータとなり得るでしょう。
で、肝心のデータですが、以下になります。
『日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)』
まあ、今更数値にされなくても、だいたい予測は付くものですが、少子高齢化と過疎化が加速度的に進むということです。
たとえば、気になるデータはこれですね。
これ、四国の市町村別の人口推移予測の一部です。
愛媛県は、市町村合併が大規模に行われたので、自治体単位では、都市と山間部が一緒になってしまって、分かり辛いですが、自治体単位が小さくなるほど、減少率が高いという傾向は見て取れます。
この統計ですが、2010年という2年前からのデータですが、2025年という今から13年後ぐらいを見てみると・・・
松野町で・・・4377人(2010年)が3324人(2025年)となっています。
13年で1000人ぐらい減るということですね。
13年・・・私が四国に移住してから過ごした期間にほぼ等しいですが、次の13年はさらに加速するということでしょう。
で、実感として、この数値は、多分正しいです。
こういうのは、過疎地域の中でもさらに不便な地域からどんどん減って行きますので、より深刻な進行状況となるのでしょう。
これも、実感できます。
13年・・・我が家の息子が成人する頃には、どうなっているかな?
この流れそのものは、まず変わらないでしょう。
むしろ、災害リスクや疾病リスクなどを考えると、加速すると考えた方がよいでしょう。
災害リスクというのは言うまでもありませんが、日本の場合は、地震が第一でしょう。
都市部に集中すればするほど、都市部で災害が起これば、その影響は大きくなります。
疾病リスクというのは、食生活などの生活習慣が変わったことの本格的な影響が出る世代が高齢になって来るということです。
三つ子の魂百までと言いますが、身体にしても、子供時代の育ち方が一生を左右する。
粗食で野良仕事をし、不便な生活故に運動を日常的にして来た世代が今の高齢者世代です。
で、私のような団塊ジュニア世代になると、食生活も肉食中心になり、ジャンクフードを食べ、都市型の便利な生活の中で育って来ました。
高齢になった時、今の高齢者と同じような健康状態になるか・・・これはかなり疑問です。
と、そんな要因も考えると、少子高齢化・過疎化は、地方になればなるほど、変えられない流れということになるでしょう。
これが現実です。
で、この現実を踏まえた上で、どうやって生き残っていくか・・・まあ、仕事(産業)を作っていくか、ということなのですが、これはこれで面白い。
危機こそチャンス!!と言いますが、これだけ市場に変化があるということは、裏を返せば、そこにビジネスチャンスもあるということです。
既存の市場はどんどん縮小して行きますが、だからこそ、新しい潜在需要が生まれ、それに応じたビジネスの在り方も求められるということになります。
そして、よりドラステッィックに変化するからこそ、やり方次第では地方の方が面白いです。
地域活性化・・・使い古された言葉ですが、これはこれで面白い。
この分野は、人のアイデアと行動力次第で、浮沈がはっきり分かれるでしょう。
失敗した所、何もチャレンジしなかった所は、何処までも沈むし・・・
その逆に、果敢にチャレンジして成功した所は、非常に魅力的な場所になるでしょう。
まあ、成功する所は・・・全体の市場そのものが縮小して行きますので、非常に数は少ないと思いますがね。
そうそう、都市部にしても、人口数の減少率は少なくても、その中身・・・すなわち年齢層は大きく変化するわけですが、頭数が減らないというのが逆に足かせになるような気がします。
新しいビジネスモデルにチャレンジする場合、重要なのは意思決定の速度・・・すなわち小回りを利かせることですが、これが難しいですからね。
地方は、小さいが故に、小回りを利かせることができるので、アイデアと実行力次第で、大都市にはできない大胆なチャレンジができたりします。
何はともあれ、チャレンジ精神ですね。
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もしよろしけば、こちらも是非よろしくお願いします。
人口統計というのは、マーケティングを考える上で、非常に重要な基本的指数の一つです。
売り上げというのは、客数×客単価ですが、その客数というのは、言うなれば、頭数・・・この頭数のデータですからね。
客単価を予測する上でも、客数というのはより基礎的なデータとなり得るでしょう。
で、肝心のデータですが、以下になります。
『日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)』
まあ、今更数値にされなくても、だいたい予測は付くものですが、少子高齢化と過疎化が加速度的に進むということです。
たとえば、気になるデータはこれですね。
これ、四国の市町村別の人口推移予測の一部です。
愛媛県は、市町村合併が大規模に行われたので、自治体単位では、都市と山間部が一緒になってしまって、分かり辛いですが、自治体単位が小さくなるほど、減少率が高いという傾向は見て取れます。
この統計ですが、2010年という2年前からのデータですが、2025年という今から13年後ぐらいを見てみると・・・
松野町で・・・4377人(2010年)が3324人(2025年)となっています。
13年で1000人ぐらい減るということですね。
13年・・・私が四国に移住してから過ごした期間にほぼ等しいですが、次の13年はさらに加速するということでしょう。
で、実感として、この数値は、多分正しいです。
こういうのは、過疎地域の中でもさらに不便な地域からどんどん減って行きますので、より深刻な進行状況となるのでしょう。
これも、実感できます。
13年・・・我が家の息子が成人する頃には、どうなっているかな?
この流れそのものは、まず変わらないでしょう。
むしろ、災害リスクや疾病リスクなどを考えると、加速すると考えた方がよいでしょう。
災害リスクというのは言うまでもありませんが、日本の場合は、地震が第一でしょう。
都市部に集中すればするほど、都市部で災害が起これば、その影響は大きくなります。
疾病リスクというのは、食生活などの生活習慣が変わったことの本格的な影響が出る世代が高齢になって来るということです。
三つ子の魂百までと言いますが、身体にしても、子供時代の育ち方が一生を左右する。
粗食で野良仕事をし、不便な生活故に運動を日常的にして来た世代が今の高齢者世代です。
で、私のような団塊ジュニア世代になると、食生活も肉食中心になり、ジャンクフードを食べ、都市型の便利な生活の中で育って来ました。
高齢になった時、今の高齢者と同じような健康状態になるか・・・これはかなり疑問です。
と、そんな要因も考えると、少子高齢化・過疎化は、地方になればなるほど、変えられない流れということになるでしょう。
これが現実です。
で、この現実を踏まえた上で、どうやって生き残っていくか・・・まあ、仕事(産業)を作っていくか、ということなのですが、これはこれで面白い。
危機こそチャンス!!と言いますが、これだけ市場に変化があるということは、裏を返せば、そこにビジネスチャンスもあるということです。
既存の市場はどんどん縮小して行きますが、だからこそ、新しい潜在需要が生まれ、それに応じたビジネスの在り方も求められるということになります。
そして、よりドラステッィックに変化するからこそ、やり方次第では地方の方が面白いです。
地域活性化・・・使い古された言葉ですが、これはこれで面白い。
この分野は、人のアイデアと行動力次第で、浮沈がはっきり分かれるでしょう。
失敗した所、何もチャレンジしなかった所は、何処までも沈むし・・・
その逆に、果敢にチャレンジして成功した所は、非常に魅力的な場所になるでしょう。
まあ、成功する所は・・・全体の市場そのものが縮小して行きますので、非常に数は少ないと思いますがね。
そうそう、都市部にしても、人口数の減少率は少なくても、その中身・・・すなわち年齢層は大きく変化するわけですが、頭数が減らないというのが逆に足かせになるような気がします。
新しいビジネスモデルにチャレンジする場合、重要なのは意思決定の速度・・・すなわち小回りを利かせることですが、これが難しいですからね。
地方は、小さいが故に、小回りを利かせることができるので、アイデアと実行力次第で、大都市にはできない大胆なチャレンジができたりします。
何はともあれ、チャレンジ精神ですね。
・・・・・・・・今日の徒然でした。
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