ヒト、モノ、カネとは言いますが・・・

2012.01.02 02:42|社会情勢
新年が明けました。

この間、正月していたような気がするのですが、もう一年経ってしまいました。

本当に坂を転げ落ちるように、時が過ぎて行きます。

子供の頃は、もっともっと長かった気がしたのですが、あれは気のせいだったのだろうか?

四国に移住して12年以上経ちましたし、結婚してからも6年くらい経ちましたし・・・

昨年も色々ありました。

色々と勉強になった年でもありました。

一言で言えば、やはり人だということです。

ヒト、モノ、カネとは言いますが、やはり何よりも先ずヒトなのです。

1足す1が1どころかマイナスにもなるのがヒトですが、3にも4にもなるのがヒトです。

それを改めて感じた年でありました。

何度も紹介しましたが、吉田松陰の言葉に、こういうものがあります。

夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。

夢無き者に成功無し・・・夢を見るのはヒトであり、ヒトが成功するのです。

ヒトと言っても、どういうヒトか・・これが重要ということです。

夢があっても、どういう夢か?ということもありますし・・・

参考になる記事があります。

「アメムチ頼み」が効かない理由

この中で、「心理学の研究によると、内発的なモチベーションを支える最も重要な要素は「自己決定の度合い」と定義される。」という箇所があります。

なるほど・・・です。

私などは、典型的で、自己決定の度合いが無いと、モチベーションが途轍もなく落ちます。

個人の自営業をやることになったのは、まさに自然な流れだったのです。

学校の勉強なども、本当にそうでした。

やらされている勉強であった小学校、中学校時代は、苦痛で仕方がなかった。

抑圧されているストレスで、まあ、苦痛でした。

高校時代は、そんな抑圧から解放されて、まあ、勉強しなかった(汗)。

ツマラナイから、まあ、本当にやらなかった。

大学に入るのに、2浪もしましたしね(滝汗)。

勉強の面白みを知ったのは、やはり大学時代ですね。

大学のとりわけ3年ぐらいから、勉強が面白くて仕方がなった。

まさに内発的なモチベーションに触発されてましたし・・・

何が違ったって??ということですが、例えば、こういうことです。

それまで勉強と言えば、誰かから与えられた問題を解くということでした。

まあ、マークシートの選択問題などは、まさにそれですね。

問題から回答まで、すべて決められているわけです。

大学の3回生ぐらいから、そうでは無くなった。

卒論なんて、自分で好きなテーマを選び、すなわち、自分で問いを考えて、自分で考え、それに答えて行くわけです。

ちなみに、その時のテーマは、ヘーゲル『精神現象学』における自己意識についての一考察ですね。

大学院の受験にしても、問いが違って来たのです。

例えば、こういう問題が出ていました。

自由とは何か?・・・哲学的議論を踏まえて論じなさい。

これ、実を言うと、決まった答えなど無いのです。

自由とは何か?・・・歴史上、様々な回答がされています。

どれが正しいか間違っているか?・・・答えはあるようでない。

ですので、マークシートのように、黒く塗りつぶすようなものではないのです。

答えも自由なのです(笑)。

ただ、但し書きがあります。

哲学的議論を踏まえて・・と。

これ、どういうことかというと、貴方の考えなど聞いてはいないということです。

自由とは何か?という漠然として答えのない問いを出すと、自分の考えをつらつらと書く人が現れます。

これは、全く考えられた論にならない。

自由の定義を求めているのではなく、というか、歴史上の偉大な思想家ですら絶対的な答えを出せていないのに、たかが学生ぐらいにそんな答えが出せるわけありません。

そんなことができたら、それこそ歴史的大事件です。

自由について、歴史的な議論の過程を考察し、その先に何処まで論理を深めることができるのか?・・・これが問われているのです。

こういう問いの場合、丸暗記は全く通用しない。

様々な論の違いを本質を捉え、その違いの分かれ道を捉え、その根拠が正しいのか否か?・・・こういう思考力がモノを言うのです。

もちろん、大学院でも、マークシートのような問題を出す所もあるのですがね。

まあ、それはともかく、ここら辺になると、内的モチベーションに基づいて勉強しているか否かが大きく左右するのです。

こういうことを考えるのが好き!!というやつですね。

ちなみに、中学校受験は全滅、高校受験は私立は全滅で公立一校のみが漸く合格、大学受験は2浪した末に漸く1校が受かっただけ・・・こういう綱渡りだったのですが、大学院受験だけは、全然苦労しませんでした。

選択問題がメインだった大学院は落ちたりしましたが、受験した所は、殆ど合格しました。

人生で初めて学校の選択ということができました(笑)。

しかし、大学院に入ってみると、実を言うと、こういう自由な問いの追求は、許されなくなるのです。

より矮小化された研究テーマにすることが求められるので、入ったはいいけれど、全然なじめませんでした。

まあ、担当教授の言うことなど全く無視して、自分の興味が赴くままに研究していましたしね。

で、その結果として書いた修士論文というのが、「時について -その自己意識からの解明-」でした。

リンク先の一覧を見ても、哲学者の名前がタイトルにない、時という漠然としたテーマを扱ったのは私だけです。

当然ですが、担当教授からは駄目出しされました。

この当時は、日本のアカデミックの世界には全く興味が無かったので、まあ、自分の好奇心の赴くままに、ただ自分が探究したいという欲求に従って、教授に認められたいとかの外発的なモチベーションではなく内発的モチベーションにしたがって、論文を作っていました。

教授の審査では、ほとほと呆れられましたが・・・・

その後も、内発的なモチベーションに従うスタンスで生きています。

このスタンスを貫くには、結構大変だったりします。

自己決定の度合いを高めるということは、自由であろうとすることですが、自由の裏側には責任があります。

責任もまた、大きくなるわけです。

個人事業の経営者など、いつ破綻の危機が訪れるか分かったものではありません。

実際、土石流災害で休業を余儀なくされたりしましたしね。

今でも、こういう危機に常に曝されながら、生活しているわけです。

困難も多いですし、仕事も山のよう・・・

というか、歯止めが利かなくなるんですね。

与えられた仕事ではなく、自分で作っていく仕事なので、際限が無いのです。

やらなくても誰にも怒られませんが、やろうとすると、何処までも何処まで増やすことができるのです。

ですので、仕事に歯止めをどうつけるか?・・・そちらの方が課題になったりします。

私の場合も、結構意識的にセーブしていますしね。

独身の頃、まだ起業したばかりの頃は、これが出来なくって、何度か命の危機を体験しました。

ずっと張り続けている緊張の糸は、いつか疲労でプツンと切れるものなのです。

ですので、今では、意識的にメリハリをつけるようにしています。

100%以上の力を出すことを目指すこともあれば、80%くらいにセーブしてみたり・・・・

おっと、脱線脱線・・・

自己決定の度合いが高まれば高まるほど、責任は重くなる。

責任を取れるヒト・・・これは、当てになるヒトということです。

当てにならないヒトというのは、そのコトに対して、内発的なモチベーションが無い。

外発的なモチベーションを触発して、やらせるという手はありますが、これは、長続きしないし、その触発が無くなれば、全く動かなくなる。

ですので、いつまで経っても、成長しないし、当てにならない。

内発的なモチベーション・・・これが内在しているか、これが極めて重要だということです。

ちなみに、ただいま帰省中の奥さんですが、結婚する前に付き合う期間は、殆どありませんでした。

ここら辺は、「奥の家♀さんは、手紙好き!! 」で書きましたね。

過去の経歴や家族構成など、殆ど聞くことも無く、殆ど直感に近い感じで結婚したのですが、この直感というのは、やはり彼女の中に内発的なモチベーションを感じたからだと思います。

もちろん、この内発的なモチベーションが全く異なったベクトルに向いていたならば、結婚ということにはならなかったでしょう。

最近、結婚と事業は似ているなぁと思うのですが、この二つは、内発的なモチベーションのベクトルが重なったタイミングが訪れることで起るのだと思います。

そう、タイミングもまた重要なのです。

新年早々なので、長い記事を書いてみました。

・・・・・・・・今日の徒然でした。


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家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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