為替の変動は調整弁のようなもの・・・

2011.09.26 00:13|経済
世界経済が非常にキナ臭くなってきました。

新興国一斉介入、自国通貨買い・ドル売り

 【バンコク=永田毅】アジアや南米、東欧の金融当局が、相次いで自国通貨買い・ドル売りの市場介入を行ったことが分かった。

 米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じた。新興国では、欧米経済の混乱で自国通貨安が急速に進んでおり、市場介入は、資金の流出を食い止めるのが狙いとみられる。輸出競争力を高めるため、自国通貨を安く誘導する「通貨安競争」から状況が一変した。日本は円高に悩んでいるが、新興国は対ドルでの自国通貨安に懸念を強めている。

 報道によると、23日、ロシアが約20億ドル(約1500億円)を売って通貨ルーブルを買い支えたほか、韓国やインド、ポーランドが市場介入を実施したとみられる。19日以降、通貨レアルが急落したブラジルを始め、インドネシアやタイ、フィリピン、シンガポール、台湾などが介入した模様だ。

(2011年9月24日22時59分 読売新聞)


つい最近まで、通貨安競争をしていたのが、一気に流れが変わったようです。

日本が円高なのとは対照的ですね。

というか、原油や金も落ちているので、まさに円の独歩高の様相を呈しています。

日本だけどうして・・・・と思われるかもしれませんが、日本は、経常収支が黒字であり続けています。

そして、IMFの統計でも、世界一の債権国として20年連続を継続中です。

対外純資産にしても、同様です。

円高になるのは、当然です。

しかし、輸出産業が・・・と叫ばれます。

で、ちょっと前に、こんな記事を書きました。

日本円で無制限介入は有りか無しか・・・

為替リスクを無くす固定制は、とても危険です。

もし日本がドルベック制を採用して、例えば、1ドル100円で固定などという風にしたならば、確かに輸出産業はどんどん輸出しやすくなり、国内での生産も維持されるかもしれません。

が、輸出するばかりで、どんどん債権が増えていくとどうなるでしょう?

数字上の資産は増えます。

が、輸入をした国の債務がそれだけ増えます。

これがずっと続いたら、当然ですが、債務不履行になってデフォルト・・・結局、日本は、債権放棄せざるを得なくなります。

経常収支の黒字が続き、債権が増えて行けば行くほど、その調整局面が必要になる。

パラダイムシフトが必要となるわけです。

こんな風に考えられるかな?

地道な商売で、毎月コツコツと利益を出し、長年の蓄積でそれなりの資産を作った人がいたとしましょう。

しかし、その利益は、実を言うと、売掛金であり、手元に現金として入って来ているわけではない。

一生懸命に良い製品を作って、お金は後でいいので、とりあえず買ってください・・・・こうして積みあがった債権があるだけなのです。

この買い手の方は、その代金を支払うだけの対価となるものを現状では持ち合わせていない。

もし強引に債権の回収をしようとすれば、債務者の方が破産し、逆に回収できなくなってしまう。

債務者には、ちゃんと商売を続けてもらって、時間を掛けてでも、売掛金を払ってもらわなけばならない。

が、その為には、このまま自分が売り掛けで商売を続けていたら、債権が増えるばかりになってしまう。

とするならば、どうしたらいいでしょう?

大量の売掛金を有している資産家の方は、債務者の方の商売を大きくすることをして、それで債権を回収するしかない。

ただ、それでは、自分の方の商売があがったりになってしまう。

で、その債権に利子をつけ、その資産を運用することで、利益を出すような商売代えをするようになる。

そう、資産家になった人がいれば、その資産を投資して、その運用益で生活するようにシフトするでしょう。

これ、です。

日本は、長年の輸出振興で、資産を溜め込んで来ました。

この調整局面に入って来ると、国家レベルだとどうなるのか?

通貨高になれば、自国の輸出産業の価格競争力が無くなり、相対的に相手の競争力が高まります。

その代わり、通貨価値が高まれば、自国が保有する資産価値がそれだけ上がりますので、まさに運用益が入ってきます。

そう、資産を溜め込んだ国は、産業構造をシフトせざるを得なくなるのです。

これは、必然的な流れでしょう。

もしこの流れに反して、為替の固定制を採ると、いずれ破綻します。

為替の変動は、まさに調整弁の役割を果たしているといえるのでしょう。

ユーロもまた危機的状況にありますが、こちらが参考になります。

ユーロ危機の本当の原因

なるほど、シンプルに分かり易い。

さて、これと似通った国がありますね。

そう、中国です。

国家の管理化に置いているという事で、実質的に為替固定制のようなもので、外国からの資本の流入を呼び込みました。

ただ、輸出産業が育成され、まさに利益が積みあがっていますね。

長いな、また続きは今度

また、経済の話ばかりになる日が来るかな?

・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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