経済成長とは何か?

2010.11.16 01:02|経済
ところで、経済問題を取り上げる上で、そもそも経済成長とは何か?ということを見間違ってはいけませんね。

という指摘が、こちらの記事でされています。

成長を阻害している最大の要因

なるほど・・・

しかし、経済成長を効率性から捉える・・・ここから、日本経済の成長を阻害する最大の要因が政治の貧困と結論付けるのはどうかと・・・思います。

まず、この前提の意味を再検討してみないといけないと思われます。

生産性の向上について、こういう指摘がされています。

つまり経済成長にとって現実的に重要なのは、先端技術やブロードバンドを装備することではなく、それを効率的に使うことなのだ。アメリカの生産性を基準にすると、日本の通信会社はほとんど同じ技術でその半分の価値しか生んでいない。それは生産要素(特に労働)が効率的に配分されていないからで、逆にいうと、設備を変えなくても余剰人員をなくすだけで今の2倍の生産性を実現できるわけだ。

このような非効率性をもたらす最大の原因は、先進国では生産要素(特に労働)の流動性の不足だ。各部門の限界生産性が均等化する状態を技術フロンティアとすると、ほとんどの国ではその内側で生産しているので、生産要素を動かしてフロンティアに到達するだけで成長率は上がる。これは新規投資のほとんど必要ない「安上がり」な成長政策だが、日本や欧州のように雇用規制が強いと政治的には困難だ。


これが何を意味するのか?

結局のところ、雇用を無くして行くということです。

そもそも、生産性の効率化というのは、そういうことです。

これは、以前ですが、取り上げたことがありました。

デフレは何故起こるのか?・・その1

これ、一応その5まで書いているのですが、現代社会の大量生産大量消費社会が必ず行き着く構造的なジレンマとしてデフレが到来するとしています。

余剰人員をリストラしても、それを新分野へと効率的に配置すればよいのであって、それが滞っていることが政治の所為というのならば、これは、この本質を分かっていない。

技術革新と雇用創出というアンチノミー

技術革新・・・これが何処に向かっているのか?

労働なき消費社会の実現と言えるでしょう。

しかし、生産と消費というのは表裏一体の関係にあります。

生産なき消費、消費なき生産・・・いずれも破滅的です。

生産と消費の均衡が取れていること、実を言うと、これが安定的な経済です。

技術革新、生産性の効率化によって労働機会が減り、それが消費力を減退させて行くのです。

設備を変えないで余剰人員を無くす・・・結局のところ、リストラのことですが、これで労働者一人当たりの生産性は向上しますが、消費力のある労働者は減るので、消費は落ち込みます。

消費が落ち込めば、過剰生産がさらに深刻化し、更なる人員削減が・・・

で、新分野(フロンティア)への集中投資と傾くのですが、それがもはやどうにもならない時代になりつつあるのです。

成長分野・・・何がありますか?

介護、環境、はたまた農林漁業ですか?

これが受け皿になりますか?

失われる皿(雇用)に対して、この皿は、あまりにも小さいでしょう。

新古典派的な効率性で説明できる・・・これは、過剰生産によるデフレスパイラルに陥る以前の経済ならば説明できるでしょうが、デフレの時代では極めて片手落ちです。

今の日本では、何処の政党が政権を獲ろうが、誰が総理大臣をやろうが、雇用対策を第一に掲げる以外にないでしょう。

でなければ、選挙で当選することはできません。

雇用対策・・・これは、今のデフレの時代では、生産性の効率化に逆流する。

大量の雇用(労働)を生み出す新分野・・・フロンティアなど無いのです。

嘗て大航海時代に、新大陸の発見などがあり、どんどんフロンティアを開拓し、植民地化するような時代がありましたが、地球というのは球体で、無限の拡がりなどないので、そんなフロンティアはいずれ無くなります。

未開の地は残っているかもしれませんが、そんなものは新大陸などに比べれば米粒のようなもの・・・

今の経済が置かれているのは、そういう状況です。

フロンティアを夢見るよりも、今ある地でどうしたらよいのか?・・・これを考えた方がよいように思います。

おっと、時間切れ

・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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