金融緩和という泥沼・・・

2010.11.06 00:32|経済
ちょっとタイムリーな記事があったので、ご紹介します。

マネーサプライ対GDP比、異常な260% バブルとインフレ危機の元凶=中国

日本がデフレスパイラルで最悪かというと、実を言うと、そうではないということです。

金融緩和策でマネーを過剰に供給し過ぎると、バブルとインフレに襲われます。

インフレ・・・・望むところではないか!!と思われるかもしれませんが、インフレと言っても、色々あります。

需要が供給を上回ると、供給不足から価格が上昇し、インフレになります。

これは、今の需給だけでなく、将来の見込み・・・つまり、ここで売らずに持っておけば将来もっと値上がりして高値で売れるだろう・・・によって、肥大化するわけです。

この見込みが外れれば、当然ですが、過剰在庫を抱えて資金繰りに窮した所から投売りが始まり、突然相場が逆転します。

あっ、と言う間ですね、これ。

今、中国などで起こっているのは、まさに将来の需要予測が右肩上がりに上がることを予想して、買占め、売り惜しみ・・・これが起こり、価格が上昇、インフレになっているわけです。

それに輪を掛けているが、マネーの過剰な供給です。

中国は、自国の通貨である人民元を安く維持するため、紙幣を刷りまくって対応しているわけです。

米国がドルを刷りまくっている以上に、中国は人民元を刷らないと、今の為替レートを維持できなくなってしまうのです。

で、ここからが問題ですが、インフレが起こると、所得がそれに呼応して必ず増えるのか?ということです。

これは、否です。

不動産などの資産が上昇し続けても、労働所得が必ず上昇するとは限らない。

そう、生産過剰状態が続いている分野では、賃金はなかなか上がらないのです。

中国は、輸出主導の経済なので、グローバル経済の中で、価格決定権を持てません。

例えば、もしアップルに対して製造価格の上昇を要求したとしたらどうでしょう?

アップルは、より安くて安定的に供給できる製造メーカーが他国にあれば、躊躇無く製造委託を変更することでしょう。

そして、そういう国は、まだまだあるのです。

価格の主導権は、アップルの方にあるのです。

そんな中で、賃金を引き上げることはきわめて難しい。

中国で賃上げストライキが頻発しましたが、物価高の中で、この賃金ではもう生活できない・・・こういう臨界点にあるということでしょう。

賃金上昇が物価高に追いつかないということは、実質的に賃下げされているようなものです。

日本は、雇用環境が悪化の一途を辿っていますが、デフレで物価も下落しているのです。

物価安は、実質的な賃上げ効果になっているので、所得が落ちても、それを緩和してくれている。

最悪なのは、供給過剰状態で、インフレに見舞われている・・・ということでしょう。

労働賃金の下げ圧力がかかっている中で、物価だけが上昇して行くのです。

それが今の中国ということでしょう。

そして、これは、不動産などの資産を持つ者と持たざる者・・・この格差がどんどん広がって行く社会です。

金融緩和策を採るな、とは言えません。

グローバル経済の中で、他国が金融緩和策に依存して来ると、それを緩衝することも必要になるので、対抗的に金融緩和をする必要性はあるのでしょう。

しかし、景気刺激を金融緩和に依存するようになると、泥沼に嵌まり込みます。

・・・・・・・・今日の徒然でした。


奥の家の嫁日記



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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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