通貨安競争とは・・・

2010.10.07 01:19|経済
日銀がさらに動きました。

日銀、ゼロ金利復活 量的緩和政策を導入へ

包括的金融緩和と命名したようですが、ゼロ金利では足りないとばかりに、量的緩和策も強化して来ました。

記事にあるとおり、「不動産や株式に投資資金が活発に流れるようにして、資産価格の上昇を促す」ことが狙いとなるのでしょうが、要するに、バブルを起こしましょう・・・ということです。

中国や韓国に見られるように、株や不動産の価値が上がれば、それだけ資産が増えるので、バランスシートが肥大化し、借り入れ余力が大きくなります。

さらに、ゼロ金利政策も採るので、とても安い金利で借り入れができ・・・まあ、お金を借りて、株や不動産を買って、さらにそれを担保に借りて、株や不動産を購入して・・・というスパイラルへ誘導しようというわけです。

しかも、「物価の安定が展望できる情勢になったと判断するまで、実質ゼロ金利政策を継続していく」と表明しているように、このスパイラルに入らない限り、この政策はずっと続きますよ、としているのです。

で、その効果の程は・・・・

空振りに終わるような気がします。

どんなに低金利でも、借り入れをしてまで株や不動産を購入する気にはならないような・・・

鶏が先か卵が先か・・ということではないですが、事業というのは、お金があるから投資をしようとなるのか、それとも、儲かる事業チャンスがあるから投資をしようとなるのか・・・どちらなのか、ということです。

恐らく、正常なのは、後者でしょう。

お金借りて下さい!!と叫んでも、儲ける事業チャンスが見出せないでいる人は借りないでしょう。

個人消費は、もっと難しい。

為替介入もありましたが、ただいま「通貨安競争」に突入している状態です。

通貨安競争「多国間の枠組みで解決、必要」 米財務長官

殆どすべての国が自国通貨を安くすることを目指しているのです。

これ、世界中がデフレ状態(生産過剰で、供給過多)ということでしょう。

通貨を安くするということは、結局のところ、自国民の労働価値(所得)を下げるということです。

給料を下げますから仕事(企業誘致)を下さい・・・ということです。

もし通貨が高くなったら、それだけ人件費という生産コストが上がるので、グローバル化した企業は、より安価で品質のよい労働者がいる国へ移動していきます。

通貨安競争とは、結局のところ、労働価値を安くする競争なのです。

この状況で個人消費の拡大を期待するというのは・・・現実的ではない。

中国のような新興国は、個人消費の潜在力が高いので、資金を供給すれば、安易に飛び付くでしょうが、日本のような成熟した市場の場合は、そうはならないでしょう。

日本の市場が拡大すると思っている経営者、労働者・・・どれくらいいるでしょう。

企業経営者は、成長余力のない閉塞した日本市場に留まっていることに危機感を持ち、成長するために、こぞって海外市場に活路を求めているではありませんか。

そんな市場に余剰資金を幾らつぎ込んでも、国内投資には向きません。

時間切れ

・・・・・・・・今日の徒然でした。


奥の家の嫁日記



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家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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