弱い通貨が国益という意味・・・

2010.08.15 12:13|社会情勢
ところで、円高が進み、85円ぐらいを攻防ラインにして、ただいま口先介入などをしながら、揉み合っていますね。

しかし、そもそも円高というのは、悪いことなのか?

前説だけみたいですが、ちょっと気になる問いかけがありました。

弱い通貨という国益(日経ヴェリタス8月15日付から

円相場は対ドルで15年ぶりの高値である1ドル=84円台まで上昇した。円高を受けて株安が進み、デフレ懸念から長期金利も再び1%を割り込んだ。米欧は金融緩和などで自らの通貨価値を下げ、輸出拡大とデフレ阻止を狙っている――というのは市場の定説。「弱い通貨が国益」という競争に日本はどう対応するのか。

欧米も通貨を弱くすることを望み、中国も同様・・・

そう、揃いも揃って自国通貨を弱くすることを競っているわけです。

記事にもある通り、輸出を拡大し、デフレを阻止する・・ということを狙ってのことですが、もちっと考えてみたいと思います。

そもそも、通貨が弱くなるとはどういうことなのか?

企業の観点から見ると、外国に物を売り易くなり、その逆に物を買い辛くなる・・ということになります。

では、労働者の観点から見ると、どうでしょう?

円高が進むということは、実質的に、労働価値(賃金)が上がって行くということになるでしょう。

外国製品を安く買うことができるのですから・・・

円高が進めば進むほど、それだけ日本人の消費力が向上するわけです。

これを裏返せば、外国人の消費力が減退するということです。

で、これの何が問題なのか?

今は、猛烈な供給過剰状態にあり、それがデフレの根底にあります。

供給過剰になると、価格決定権が消費者に移行し、価格競争が起こり、利益が圧迫され、人件費の抑制・・・デフレスパイラルに入ります。

そう、デフレスパイラルの中では、労働価値を下げることの圧力が増大していくのです。

世界的な供給過剰状態で、労働力に余剰感が蔓延し、労働価値を下げないと、仕事にありつけない・・・こういうことなのです。

グローバル化した時代で、企業にとって国境が殆ど無意味になりつつある現在において、国という境界が意味を持っているのは、労働者だけです。

自国通貨を弱くするということは、結局のところ、自国の労働者の労働価値を下げ、労働力の価格競争力を高めようという試みと言えるでしょう。

すべての国が自国の通貨を弱めようと競争しているということは、裏を返せば、世界は、既にデフレスパイラルに突入しているということです。

ちなみに、中国の強みは、強大な国家権力による統制下で、一部の特権階級のみが富を独占し、その他大多数の労働価値を極めて低く維持していることにあります。

・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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