国家の成長戦略とは・・・・人材育成です。

2010.07.06 23:04|政治
前回の記事が相変わらず中途半端でした。

さて、消費税についてですが、消費税率をアップして、その分の税収を国債の償還に当てるのは、愚の骨頂です。

少なくとも、現在の情勢ではそうです。

管直人首相が消費税論議で財政規律を強調するのは、どうかと思います。

なんか結論から先に言ってしまいました。

もし消費税率を上げて、それを国債の償還のみに使ったら・・・消費税導入時と同じことが起こります。

まあ、ここら辺をニュースでも見たらよく言われていることだと思います。

デフレ克服には、要するに、インフレ誘導をするということです。

消費税率を上げれば、その分だけ物価が上がりますので、インフレ誘導になります。

けれど、同時に所得の上昇もしなければ、景気を悪化させるだけです。

では、所得の向上をするにはどうするのか?

企業に負担を求める・・・無理でしょ。

政府ができることは、インフレ上昇分のお金をそのまま国民に還付することです。

こうすれば、還付された金額だけ所得が向上します。

デフレスパイラルから、インフレスパイラルへと誘引させてあげるのです。

まあ、ここら辺は、以前書きました。

労働者を豊かにしなければ、企業は投資できない・・・

増税をするだけして、それを借金の返済のみに充てれば、国内景気は一気に破綻します。

じゃ、膨れ上がった借金は放っておいてよいのか?

実を言うと、増加さえさせなければ、今のところ、放って置いてもよいと思います。

????

このブログで展開してきた主張と全然違うじゃないか??・・・そう思われるかもしれません。

そうではありません。

そもそも、日本の国債を購入しているのは、殆ど日本国民なわけですが、もっと重要なのは、殆どタダみたいな金利で日本政府が借りているということです。

こちらに金利のグラフがありますが、1%弱ですよ、国債の金利が・・・・しかも、です。

ここで金利として支払われるお金は、税金として40%が国庫に帰って来るのです。

つまり、1%をはるかに下回る金利で、日本政府は資金を調達しているのです。

そう、コストが殆どかかっていないのです。

ですので、国債のロールオーバーが可能な限り、これで破綻することはあり得ません。

怖いのは、国債の発行残高が雪達磨式にどんどん増え、国内で消化できなくなりことで、外資に買ってもらわないとならなくなることです。

外資の投資を呼び込むためには、金利を上昇させる以外なく、一旦日本国債の金利が上昇すれば、それまでの低金利で同じ国債を持つことは損ということになり、一気に資金が流出する流れができ、それを防ぐ為に、さらなる金利上昇を以って対処するほか無く、借金が完全な自転車操業となってしまいます。

今は、親(国民)が息子(政府)に身内貸しをしているような状態で、ちゃんと返して欲しいけれど、利子を取るようなことはしない・・・という構図なわけです。

この構図を支えているのは、この息子(政府)に対する信用と親(国民)の資金力です。

したがって、もし親の資金力が臨界点に達したら・・・・この構図は破綻します。

息子(政府)は、無い袖は振れぬという感じで、借金の踏み倒しをせざるを得なくなります。

では、こうならないようにするには・・・

そう、親の資金力の臨界点に達しないように、これ以上借金を増やさないことです。

簡単に言えば、プライマリーバランスを黒字化すればよいのです。

プライマリーバランスとは?

借金の総額を1円でも少なくする収支決算を続けることができていれば、そうそう臨界点に達することはありません。

ちなみに、小泉・竹中の構造改革は、こういう意味で、利に適っていたと言えるでしょう。

膨張し続けていた国債を止血すること・・・プライマリーバランスが基準となることは、まず最初の処方箋となります。

いずれ返さなければなりませんが、この処方で相当な時間的猶予を確保することができます。

もともと、殆ど無利子のような借り方をしているのですから、現時点では、国債の総額を気にするよりも、国民の信用を失わないようにすることの方が大切なのです。

経営をしていれば分かりますが、負債の額よりも、資金繰り(キャッシュフロー)の方が問題なのです。

この止血をした上で、福祉目的税化した消費税(国民福祉税)を導入して、将来へ投資をして行くのです。

消費税率アップによる増税分は、借金の返済ではなく、そのまま所得還元するのに使い、景気対策として投資することは可能なのです。

そう、これは、投資なのです。

人を育てるのが投資と書きました。

投資は人を育て、投機は人を浪費する・・

子供を増やすことは、間違いなく投資です。

子供が増えれば、将来の経済活動が活発になり、納税者となり、結果的に将来の税収増をもたらします。

団塊の世代、団塊ジュニアの世代・・・右肩上がりで多い世代の出現は、その時々で消費を過熱させて来ました。

国家の投資とは、人への投資なのです。

明治維新期、学校建設などの教育への投資が盛んに行われたように・・・国家の投資とは、人を育てるために資金を投ずることに他なりません。

インフラ整備などは、そのための手段に過ぎないのです。

例えば、学校の建物などは、そこで教育をするために作られるのであって、学校を建てることが目的ではない・・・こういうことです。

国家の成長戦略・・・ここで人材育成を説かない政治が蔓延れば、衰退していくだけです。

・・・・・・・・今日の徒然でした。


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自民党のマニフェストを見てみたら・・・・

2010.07.06 03:11|社会情勢
さて、参議院選挙期間も大詰めとなって来ました。

ここで、ちょっと、というか、大分影が薄くなってしまった自民党のマニフェストを見てみました。

なんか、選挙民の鏡みたいですね(笑)。

まあ、政治で最も重要なのは、実を言うと、税制の部分なので、こちらを取り上げてみたいと思います。

外交とか色々と重要な案件は一杯あるのに・・・と言われそうですが、普天間問題に見るまでも無く、外交上の問題は、相手のあることなので、選択肢があるようで、あまり無いんですよね。

それよりも、政治の根幹は、やはり税制なのです。

で、その部分を見てみると・・・・

38 安心社会実現に向けた税制抜本改革
 消費税を含む税制抜本改革については、平成21年度税制改正法附則や「中期プログラム」による道筋に沿って実施します。これにより、安心で豊かな福祉社会及び公正で活力ある社会を実現します。
 消費税については、基礎年金の国庫負担割合の2分の1への引き上げに要する費用を賄うとともに、これからも増加が見込まれる年金、医療及び介護の社会保障給付と少子化対策の費用に全額を充てることを予算・決算において明確にした上で、経済成長戦略とムダ削減の不断の努力を行いつつ、消費税の税率を引き上げます。
消費税率等については、
(1)少子化対策や年金・医療・介護の機能強化に要する費用
(基礎年金の国庫負担割合の2分の1への引き上げ分を含む)
(7兆円)
(2)高齢化の進展に伴う今後必要な社会保障費の自然増分
(初年度1兆円)
(3)現在、消費税以外で賄われている年金・医療・介護にか
かる費用(7.3兆円)
等を考慮し、当面10%とすることとし、政権復帰時点で国民
の理解を得ながら決定するものとします。その際、食料品の
複数税率等、低所得者への配慮も併せて検討します。
 なお、抜本改革の検討に当たっては超党派による円卓会議
等を設置し、国民的な合意形成を図ります。
 


消費税率を10%に引き上げた上で、その分の使用目的を社会福祉に限定する・・・まあ、消費税を福祉目的税化する、こういうことですね。

んっ???

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・



これって、国民福祉税ということではないのかい??

国民福祉税とは、16年前の細川政権を崩壊させた曰くつきの構想ですが、当時の消費税を廃止して、税率7%の福祉目的税を創設しようというものです。

国民福祉税、覚えていますか?

・・・・・同じでしょ?

今や郵パックの遅配で話題の日本郵政の社長の斉藤次郎氏が大蔵官僚時代に発案して、小沢一郎氏が推し進めたあれです。

この時は、国民からも総スカンを喰らい、自民党も反対の大合唱をして、そのまま忘れ去られて行ったのですが、結局のところ、16年後に、その自民党が同じことを基本政策に掲げているのです。

皮肉なものです。

というか、16年間にも及ぶ失政を認めたのかな?

そう、16年前のあの時に国民福祉税が導入されていれば・・・・

まあ、それはともかく、こう見ると、小沢一郎という人は、つくづく恐ろしいほどの戦略家ということでしょう。

小沢一郎という人は、政党を何度も壊しているように、政党には固執しない人です。

将棋で言えば、単なる駒ぐらいに考えているのでしょう。

勝負に勝つためなら、駒を捨てることぐらい何にも厭わない。

勝負に勝つこととは・・・彼にとってのそれは、自分の理念を実現することであり、その本丸は、国民福祉税の導入でしょう。

このことは、以前にも書きました。

民主党が勝とうが、自民党が勝とうが・・・この下地が整って来ているのです。

福祉目的税化された消費税(国民福祉税)は、極めて画期的な税です。

イギリスやスウェーデンなどと比較されていますが・・・ここでは負担率などの損得勘定だけでされている場合が多いですね・・・・もっと別の観点からアプローチしたら、これは試して見る価値があるように思えてきます。

まあ、ここら辺についても、以前書きましたね。

・・・・・・・・今日の徒然でした。


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家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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