韓国ショックが次に襲ってくる可能性は・・・

2010.04.10 02:36|アジア経済(韓国、中国)
ところで、先日ですが、「韓国、政府系企業の負債が激増らしい・・」という記事を書きましたが、もちっと・・・

政府系企業の負債急増、政府債務の半分以上に

 韓国の政府系企業22社がまとめた2009年度決算によると、22社の昨年末現在の債務は211兆7000億ウォン(約17兆6000億円)で、前年末の175兆6000億ウォン(約14兆6000億円)を20.6%上回ったことが分かった。これは、一般政府債務390兆ウォン(約32兆4000億円、予想値)の半分に達する金額だ。
 これに対し、有価証券市場(メーンボードに相当)に上場した525社の昨年の負債増加率は3.6%、政府債務の増加率も16.4%にそれぞれとどまった。
 韓国政府は286社ある公共機関のうち、韓国土地住宅公社、韓国電力公社、韓国ガス公社など22社を政府系企業に指定している。
 政府系企業の大半は、政府が株式の50%以上を保有しており、債務を返済できなければ、政府が責任を負わなければならない。このため、政府系企業の負債増加は、政府の財政の健全性を脅かす要因となる。
 政府系企業の負債は、05年末には99兆1000億ウォン(約8兆2000億円)だった。しかし、06年以降、行政中心複合都市開発、経済自由区域事業、新都市開発事業、賃貸住宅建設、最近では四大河川事業、海外資源開発などに参加した政府系企業を中心に負債が急増している。
 昨年末時点で個別で負債が最も多かったのは、土地住宅公社の109兆2000億ウォン(約9兆1000億円)で、統合前の土地公社、住宅公社の合計負債85兆8000億ウォン(約7兆1000億円)を27.4%上回った。2位は韓国電力公社で、08年に比べ11.4%増の28兆9000億ウォン(約2兆4000億円)だった。
 企画財政部の関係者は「政府系企業は負債増加に伴い、それに対応する資産も増加しているため、大きな問題はないと考えている。ただし、負債が急増している点については監視を強化する方針だ」と述べた。
ソース:朝鮮日報


ここで気になるのは、やはり土地住宅公社の負債でしょう。

記事にもあるように、負債の増加に伴い資産も増加していますので、バランスシート的には、債務超過のような形にはなっていない、それどころか、不動産価格が上昇していれば、資産価値が上がりますので、含み益がそれだけあることになります。

しかし、裏を返せば、不動産価格が下落すれば、資産価値がそれだけ減りますので、含み損がそれだけあることになります。

日本も、無駄な箱物を沢山こしらえましたが、韓国も負けず劣らず・・です。

たとえば、これ・・・

【空港/韓国】241億円投入の襄陽空港、99日間「乗客ゼロ」…幽霊化した地方空港 (朝鮮日報)[09/2/09]

今月6日、江原道襄陽郡巽陽面にある襄陽空港に向かった。延べ面積2万6130平方メートルの  
  ターミナルビルには乗客誰一人の姿もなく、暖房も稼働しておらず、冷たい風が吹いていた。  
  この空港では昨年11月1日に日本から大韓航空の専用機が到着したのを最後に、99日間連続で  
  「乗客ゼロ」の状態が続いている。しかし、空港管理のために今も70人の職員が勤務している。  
   
  襄陽空港は2002年4月、「嶺東地方(江原道)観光の拠点」というスローガンを掲げ、  
  3567億ウォン(現在のレートで約241億円、以下同じ)を投入して建設された。  
  しかし利用者数の減少で2006年には129億ウォン(約8億7300万円)の赤字を記録した。  
  その後も赤字は続き、07年には105億ウォン(約7億1000万円)、08年は101億ウォン  
  (約6億8000万円)と3年連続して赤字額が100億ウォン(約6億7000万円)の大台を突破し、  
  空港開設以来の累積赤字額は598億ウォン(約40億円)に達した。周辺の高速道路整備などの  
  影響で観光客が車を利用するケースが多くなり、客足も遠のいた。しかしこの程度の環境の  
  変化さえ予測せず、「まずは建設してみよう」というずさんな行政の責任が大きい。  
   
  昨年、この空港の1日の平均利用客数は26人だった。国際線に限れば1日平均4.6人だ。一方、  
  昨年この空港で働いた職員の数は空港公社26人、政府機関8人、清掃業者などの関連企業112人、  
  合計146人だった。つまり働く人の数が乗客の5倍にもなるということだ。  
   
  乗客も飛行機もなく、ターミナルビルなどの空港施設だけが存在する「幽霊空港」はここだけ  
  ではない。慶尚北道の蔚珍空港などは、AFP通信が選ぶ「2007年のとんでもないニュース」にも  
  選ばれた。「韓国には1億4000万ドル(約130億円)もの費用をかけて建設しても、航空会社が  
  利用したがらない地方空港が存在する」という内容だった。蔚珍空港は監査院が「利用客の  
  見込み数が誇張されているので計画を再検討すべき」と指摘したため、2005年に85%まで工事が  
  進んだ時点でストップした。  
   
  全羅北道の金堤空港も2004年5月以来、工事が中断したままだ。やはり利用客の見込み数が  
  誇張されているとして、監査院が再検討を指示したためだ。全羅北道金堤市の白山面と  
  孔徳面一帯に480億ウォン(約32億円)を投じて購入した空港建設のための敷地157万  
  平方メートルは現在、白菜やサツマイモなどの栽培農家に年間1億ウォン(約670万円)から  
  2億ウォン(約1340万円)で貸し出している。  
   
  2007年にオープンした全羅南道の務安空港は、年間の収容可能人員が519万人で、地方空港の  
  中では釜山の金海空港と済州空港に続く3番目の規模だ。空港建設に投入された額も3017億ウォン  
  (約202億円)に達する。しかし昨年の利用客数は13万人にとどまり、同空港でさばける数の  
  わずか2.5%に過ぎなかった。


日本のテレビ番組でも、取り上げられたりしていましたね。

不動産バブルの崩壊を経験して分かったことは、土地というのは、その土地を利用することで得られる収益で換算できる以上の価格で保有する以上の意味はないということです、基本的に・・・

建物は減価償却していきますが、土地は減価償却する必要はないわけですが、借金をして土地を購入すれば、金利負担、固定資産税などの維持費はかかることになりますし、土地だけではなかなか収益事業はできませんので、やっぱり建物を建てたりの投資費用もかかります。

これらの費用を回収できるだけ可能性がその土地にあるのか・・・これが土地の価格の最低基準ということになると思います。

土地の値段が今上がっている、下がっている、こういう土地取引の実績で見るよりも、その土地を利用してどれくらいの収益を上げられるのか、これを指標としなければならないということです。

不動産バブルの怖いところは、不動産取引の差益狙いになり、土地の利用価値が置き去りになってしまうということです。

おっと、前置きが長くなりましたが、不動産バブルが崩壊すれば、膨大な含み損が派生します。

しかし、これを購入するための借り入れた負債の額は減りません。

不動産バブルは、急激な成長と急激な収縮をもたらすわけです。

だから、バブルなんですけれどね。

ちなみに、政府の借金が多いけれど、日本の場合は、不動産バブルの状況にないというのが強みです。

負債の反対側には必ず資産があるわけですが、この資産の内訳が不動産バブルの含み益がほとんど含まれていないということです。

今の日本の不動産は、かなり健全なのではないでしょうか?

差益狙いでの不動産取引は全く横行していないわけですからね。

だからこそ、日本は、リーマンショック以降の財政出動でも、急激なV字回復はせず、もたついているように見えるのでしょう。

財政出動で金が余り、それが不動産に流れてバブルが起こり、そこに虚構の消費力が起こるわけですが、この恐ろしさは、いやというほど分かっているはずです、日本人ならば・・・

韓国の場合は、その経済規模から言っても、不動産バブルが崩壊した時の影響は、計り知れないものでしょう。

まあ、それはともかく、「韓国、政府系企業の負債が激増らしい・・」の記事でも書きましたが、実質的な政府債務が計上されていないのですから、見方によれば、粉飾決算と言われかねません。

基準を変えれば、ギリシャのように、政府債務の比率が全く変わってしまうわけです。

ギリシャ危機の時はEUが救済者になりましたが、さてどうなることやら・・・

リーマンショックでの米国、ドバイショックでのアブダビ、ギリシャショックでのEU、次はアジア辺りが怪しいですし、アジアだと韓国発が最も確率が高いような気がします。


・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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