Stay hungry, stay foolish.・・・

2010.02.20 00:35|僕が山奥に移住した理由
前回の続きというか、何と言うか・・・・まあ、続きです。

言わずと知れたアップルコンピューターのカリスマであるスティーブ・ジョブズ氏ですが、この方が2006年にスタンフォード大学でしたスピーチは、心に響きます。

まずは、こちらの映像をどうぞ・・・一見の価値ありです。



 


当然、英語でのスピーチなので、こちらのブログで翻訳をされているので、のぞいて見てください。

ちょっと引用させてもらうと・・・

「 そりゃ当時はかなり怖かったですよ。ただ、今こうして振り返ってみると、あれは人生最良の決断だったと思えます。だって退学した瞬間から興味のない必修科目はもう採る必要がないから、そういうのは止めてしまって、その分~もっともっと面白そうなクラスを聴講しにいけるんですからね。
~中略~
 しかし、こうして自分の興味と直感の赴くまま当時身につけたことの多くは、あとになって値札がつけられないぐらい価値のあるものだって分かってきたんだね。


前々回、非生産的な儀式のような講義と書きましたが、大学というのは、学歴とか資格とかカリキュラムとか、そんなしがらみから解放されると、全く別の世界が広がります。

自分の興味が赴くままに、知的好奇心が誘うままに、視野を広げてみると、そう、俯瞰的に見てみると、どうでしょう?

とても多様なヒト、モノ、コトが居ることが分かります。

そりゃそうです、一つ一つはとても狭い専門分野ですが、そういう分野の専門家、というか、オタクと言ってもいいかもしれませんが、そんな人たちが大量に存在しているのです。

どんなマニアックな分野に興味を持っても、それを教えている講義があったりするのです・・・

どんなにマニアックな疑問に対しても、教えを請える人がいたりするのです・・・それも、嬉々として(笑)

オタクの人、自分の知識を披露するのが好きな人がとても多いでしょう。それと同じで、その人の専門分野について疑問をぶつければ、普通の人ならば相手にされないような類のものであっても、何らかの反応があるのです。

これは、面白かった。

幸運なことに、私が通っていたのは、日本でも有数、というか、多分キャンパスの密集度からすると、日本で最も多岐な分野が集積している所でした。

どんな分野でも、学籍さえあれば、やりようによっては、歩いて探し回ることが出来たのです。

そして、日本の大学(まあ、私の場合は、大学院のことですが)というのは、入るのは難しくても、出るのは簡単なのです。

まあ、ここら辺が米国の大学と違うところですが、私の場合は、大学院時代、ゼミ発表の論文が年に一度ありましたが、その他の講義では、一切レポートを出すことなく、無事に課程を修了することが出来ました。

このことをもってしても、変でしょう?

もちろん、大学教授を目指すのであれば、自主的に色々と勉強しなければなりませんので、楽ではありません。

が、こんなことから解放されてしまえば、終了するための課程など、殆どあってないようなものです。

ですので、もう気が向くままに、自分の興味と直感が赴くままに、ただただ勉強していました。

これ、今の生活に役立っていないようで、そうではない、むしろこの時の自由な勉学が今の生活を支えていると言っても過言ではありません。

都会を離れて山奥で暮らすと、分からないことだらけです。

右と左くらいは分かりますが、木の切り方、水の確保の仕方、小屋の建て方・・・・何から何まで、学校で教えてもらったことではありません。

でも、分からなかったら、聞けばいいんです・・・教えてくれる人を探せばいいんです。

もしくは、今の世の中でしたら、本を探せば、大抵のことは見つけ出すことが出来ます。

もちろん、経験を教えてもらうことはできませんので、手取り足取りなんて教えてもらうことはありません。

さすがに、そんなに手間をかけてくれる人はいませんので、本当の切っ掛けのようなアドバイスをもらえるだけです。

でも、それで十分なのです。

板っ切れが欲しいけれど、お金も無いけれど、何とかならないかな??

→あそこの製材所に行って聞いてみたら!!

石垣が壊れたけど、どうしたらいいかな??

→石と石をこう咬ませるんだよ!!

等々

一言二言のアドバイスをもらったら、後は失敗しながら経験を積んでいけばよいだけなのです。

自分の興味と直感と信念を頼りにして、分からないことは尋ね、経験を積む環境を作り、それを実践して行く・・・これが誇れる唯一の行動原理で、今後もそうなるでしょう。

そして、このフレキシブルな行動原理は、確かに学生の時にキャンパスで身に付けた能力です。

自分にとって必要な知識を教えてくれる人は、その分野に限って言えば、先生なのであり、肩書きなんて何の意味もありません。

さらに引用すると・・・

自分の根性、運命、人生、カルマ…何でもいい、とにかく信じること。点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きていくことができる。結果、人と違う道を行くことになってもそれは同じ。信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。

自分の人生、結局のところ、自分が責任者であり、自分で未知を決めて行かざるを得ない・・・だから、人と違う道を行くことになっても、いや、だからこそ、自分の興味、直感を信じなければならない。そう、思います。

日本の大学は、聴講生には寛容ではない・・・それは、偏差値教育で選ばれて入ったという意識が強いからでしょうが、逆に、学籍さえあれば、後はかなり寛容になります。

ですので、聴講生という選択肢は思い浮かびませんでしたが、気持ち的にはドロップアウトしていました。

・・・・・・・・・

長いな・・・でも、もうちょっとよかったら、お付き合いください。

スティーブ・ジョブズ氏のスピーチには、死生観も述べられています。

「 自分が死と隣り合わせにあることを忘れずに思うこと。これは私がこれまで人生を左右する重大な選択を迫られた時には常に、決断を下す最も大きな手掛かりとなってくれました。何故なら、ありとあらゆる物事はほとんど全て…外部からの期待の全て、己のプライドの全て、屈辱や挫折に対する恐怖の全て…こういったものは我々が死んだ瞬間に全て、きれいサッパリ消え去っていく以外ないものだからです。そして後に残されるのは本当に大事なことだけ。自分もいつかは死ぬ。そのことを思い起こせば自分が何か失ってしまうんじゃないかという思考の落とし穴は回避できるし、これは私の知る限り最善の防御策です。

 君たちはもう素っ裸なんです。自分の心の赴くまま生きてならない理由など、何一つない。


これ、私も常々考えています。

死は必ず訪れる・・・・これは、決して逃れようの無い運命です。

この絶対的な運命に向き合った時、ありとあらゆる物事はほとんど全て…外部からの期待の全て、己のプライドの全て、屈辱や挫折に対する恐怖の全てが意味を持たなくなります。

こうした物事に対する執着は、死という運命を忘れている、いや、忘れようとしているからです。

今この瞬間に死ぬことを意識して生きるということは、これらに執着しては生きていけないということなのです。

これらを喪失しても、それでもなお残る本当に大事なこと・・・これを得ることは難しい。

死は必ず訪れる、だからこそ、この一瞬一瞬を懸命に生きる・・・・これが、ニーチェの言う運命愛ですが、仏教における悟りと言ってもいいかもしれませんが、これは、死に真正面から向き合わないと至れない境地です。

「 君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない。ドグマという罠に、絡め取られてはいけない。それは他の人たちの考え方が生んだ結果とともに生きていくということだからね。その他大勢の意見の雑音に自分の内なる声、心、直感を掻き消されないことです。自分の内なる声、心、直感というのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。

そして、死に真正面から向き合った時、本当に大事なこと以外は、どんなことであれ、二の次三の次になってしまうのです。

それは、こういうことでもあります。

Stay hungry, stayfoolish.(ハングリーであれ。馬鹿であれ)

これ、どういうことなのでしょう。

哲学的に言えば、ソクラテスの「無知の知」というやつです。

何か脈略が無いな、まあ、これは、ブログのテーマとしては大き過ぎますので、ここでおしまい。

ちなみに、我が家の雑食系3歳児ユウクンに親として教えたいことは、たった一つ、これだけです。

これが心から分かる人間に育ってくれたら、それで親の責任は果たしたと考えています。

すべての試みは、ここに至るまでの手段に過ぎません。

さて、どうなることやら・・・

スティーブ・ジョブズ氏については、こちらで・・・


Watch GMON_Macintosh in How-To  |  View More Free Videos Online at Veoh.com

・・・・・・・・今日の徒然でした。


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家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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