経験なき知識は空虚であり、知識なき経験は怠惰である・・

2010.02.03 01:45|社会情勢
前々回、「言語力が衰えている・・・」という記事を書きました。

そのときに紹介した番組で、言語力の低下を招いている要因の一つに、携帯メールでのやり取りが普段のコミュニケーション手段に占める比率として増えたことが指摘されていました。

携帯メール、我が家では殆ど遣われることがないのですが、確かに、断片的であるのは間違いありません。

最近は、ブログも、140文字以内で書くツイッターが人気になっています。

断片的に書くこと・・・これ自体は、言語力の有り無しにはあまり関係ないと思えます。

断片的に書いて、それでコミュニケーションが成立するというのは、まさに「あうんの呼吸」とも言える場合があるので・・・

私的には、文章表現の最高峰は、俳句だと思っています。

5・7・5という短いフレーズの中に、どれだけのものを表現可能なのでしょう。

名俳句ともなれば、その解説は無限の拡がりを持っていると言っても過言ではないでしょう。

源氏物語などを読んでも、恋愛のやり取りが回文短歌でされていて、あの回りくどさが何とも風流です。

また、哲学の世界でも、ニーチェやヴィトゲンシュタインなど、アフォリズム(断片主義)で自分の思想を書いている人はかなりいます。

これらの思想は、色々と背景は違うのですが、アフォリズムで表現しなければならない必然があったのだろうと考えています。

とりわけ、ニーチェの思想は、私自身恐らく一生反芻して行くことでしょう。

おっと、脱線、脱線・・・

まあ、何が言いたいのかというと、言語力の有り無しは、言葉の長さではなく、その深さにあるということです。

たった一言で世をひっくり返すようなことも起きるし、何万語を費やしても何も伝わらないこともあるのです。

・・・・・

言霊という語があります。

これは、結局のところ、言葉の深さを指しているのでしょう。

同じ言葉でも、発する人によって、発せられる時と場所によって、その重さ、深さが全く異なります。

この深さは、何処に由来しているのでしょう・・・

恐らく、その人の経験の深さ、担っている責任の重さでしょう。

携帯メールだろうが、ツイッターであろうが、使う人の問題であって、道具の問題ではあまりない。

言語力が低下したことで、断片的な表現の深みが喪失し、本当に軽い内容のないものに形骸化してしまったというのが正確でしょう。

知識としては持っていても、そこに経験が足りないが故に、言葉が形骸化してしまっている。

野菜の名前は言えても、それを自分の手で育てたことのない人に、その本当の美味しさは分からないでしょう。

以前、「グッド・ウィルハンティング」という映画を見たことがあります。

天才的な数学的才能がありながら、アルバイトを転々としながら喧嘩に明け暮れ警察の厄介にもなっている若者(マット・ディモン)は、心理カウンセラーや裁判官などに対して、本から得た知識で論破、というか、屁理屈をこねて煙に巻きます。

そんな中、ロビン・ウィリアム演ずる心理学者が、その若者に「君は何も分かっていない」と説きます。

まあ、詳しくは、是非映画を見てください。
http://niconicomoviematome.seesaa.net/article/115917680.html

言葉に力を与えるのは、経験であり、言語力が衰えているのならば、それは、経験が不足しているのだ、と

私は思います・・・

経験なき知識は空虚であり、知識なき経験は怠惰である・・と


・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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