増税は最悪の経済対策なのか?前編

2009.12.24 07:14|社会情勢
前回、国債の話も少し出たので、また取り上げてみたいと思います。

こんな記事がありました。

枝川二郎の「マネーの虎」「国はもっと借金して大丈夫」 主張する人たちの「でたらめ」

これまで、このブログを読んでくださった方々は、私の見解もそうだということが分かると思います。

しかし、ここでは、もっと掘り下げて考えてみたいと思います。

最初に、1の増税に関してですが、これが景気悪化につながる最悪の政策かというと、実を言うと、必ずしもそうではない。

北欧諸国の現状を見れば、高い税負担が必ずしも経済の停滞をもたらさないということが分かると思います。

もちろん、だから今増税しろということではなく、ここにも前提条件があります。

増税すると景気が停滞する・・・あたかも常識のように言われていますが、消費税が導入された時はどうだったでしょうか?

そう、駆け込み需要で、導入する前は消費が拡大したのです。

もちろん、この駆け込み需要の反動で、導入後に消費縮小が起こりました。

では、もし消費税率が徐々に上昇していくとしたらどうなるでしょう?

実質的に物価が上がる・・・すなわち、インフレと同じ現象になるので、実を言うと、消費刺激になります。

デフレではなく、インフレ促進策なのです。

ここからが問題ですが、増税した分を政府が何に使うのか?

借金(国債)の返済に当ててしまったら、経済が停滞するのは目に見えています。

増税分の所得が減った上に、国債を買っていた資産家(まあ、政府系金融機関に預けている預金者ですが)は、将来に備えてさらに預金を増やそうとするからです。

では、借金の返済ではなく、これを社会保障費に使ったらどうなるでしょうか?

結局のところ、国民に還元されますので、所得増と同じ効果が発揮されます。

景気刺激策とは、結局のところ、消費拡大策です。

消費を拡大するとは、売上を上げること・・・これは、こう分解されます。

客数×客単価=売上

客単価を上げる方策は、貧富の差の拡大をもたらします。

ブランドショップなどを見れば分かりますね。

客数を上げる方策は、均等化を促進します。

激安ショップを見れば分かりますね。

では、どちらを選んだほうがいいのか、それとも両方を促進した方がいいのか?

増税策というのは、意外に思うかもしれませんが、客数を拡大する政策、というか、それを可能とする政策です。

増税は、結局のところ、取れる所から取る以外にないので、資産を持っている人・・・消費税にしても、消費する力のある人が払うのですから、結局のところ、そういうことです。

資産のある人から徴税をし、資産のない人に再分配する・・・これをやるとどうなるか?

資産のない人の消費力が増すことになります。

そう、客数が増加するのです。

例えば、住宅ですが、消費税率を段階的に上げていくとすると、税率が上がる前にローンを組んで買った方が得だということになります。

でも、所得がなければ、それすらできません。

ここで、それを補う住宅手当が支給されたらどうでしょう?

購入意欲がそそられることになります。

今の日本の資産配分を見ると、膨大な預貯金の大半は、65歳以上の高齢者が保有しております。この世代は、住宅購入層ではありません。

そう、資産は持っていても、客数には含まれないのです。

30年ローンを組めるのは、20代から30代の層ですが、ここら辺の層には、所得も資産もありません。

そう、購買意欲はあっても、客数には含まれないのです。

今の日本の実質的な住宅購買層は、親からの資金援助を得た20代から30代の労働者層なのです。

この構造が如何に歪であるかは、言うまでもないと思います。

65歳以上の層にしても、均等に資産を保有しているわけではないので、一部の余裕のある資産家の子供が主な購入層になってしまっているのです。

少子高齢化と言っても、これでは潜在需要さえ掘り起こされていません。

増税をして、それを所得の少ない人に再分配すれば、この層が購入数にカウントされるようになるので、客数の増加・・・すなわち景気刺激策になります。

北欧諸国の高福祉国家では、シングルマザーでも住宅を持っていますが、よい例です。

緩やかな増税でインフレ誘導をし、そこで得た資金を所得として還元することで、内需の拡大につながるのです。

もうお気づきだと思いますが、国債の増刷も、逆の意味で、同じ効果があります。

長くなって来ました。

続きは次回に・・・

                    ・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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