不毛地帯とライアーゲームが面白い・・・

2009.12.04 08:58|社会情勢
私事ですが・・・・というか、私事しか書いていないのですが、私奥の家♂は、殆どテレビドラマを見ません。

四国に移住して11年経ちますが、移住当初は、そもそもテレビ放送が見れなかった・・・山奥だったもので・・・

辛うじて見れたのが衛星テレビだったのですが、諸費用の関係上、NHKのBS1とBS2しか見れませんでした。

もちろん、まだ動画サイトなども無く、インターネット環境は、ダイヤルアップの32Kでしたので、ネット上で動画を見ることなんて、夢のまた夢でした。

NHKの衛星放送は、かなりワールドワイドなニュースが多く、どちらかと言うと、山奥に暮らしていましたけど、海外情報の方に明るかった・・・・なんともヘンテコリンな状況でした。

それから、山奥から少し出て山里に居を構えるようになって、民法のテレビを見れるようになったのですが、忙しいというのもあり、そのまま殆ど民放テレビを見ることもなくなりました。

そんな私が最近嵌っているドラマがあります。

それが「不毛地帯」と「ライアーゲーム」です。

不毛地帯は、山崎豊子さんの同名小説を下にドラマ化された話だそうですが、元日本軍の大本営作戦参謀の主人公が11年のシベリヤ抑留後、商社に入社して活躍する・・・・という感じです。

壱岐正という主人公にはちゃんと実在モデルがいて、勤めている商社(近畿商事)もモデルは伊藤忠商事らしいですが、元軍人で作戦参謀だった主人公は、商社の中で、情報収集と分析、さらに勝負勘に優れ、根回しも怠らないことで、どんどん出世していきます。

先日は、第三次中東戦争を題材にして、資源の買い付け騒動のエピソードがありました。

この中で、アラブ側からの偏った情報のみを鵜呑みにして、資源の不足が長期化すると予測して資源の買いに走るライバル社に対して、壱岐は、イスラム側からの情報も独自に収集し、それを分析し、戦争が短期間でイスラム側が勝利すると予測して、他社が一斉に買い付けて暴騰して行く資源価格に対して、ただ1社のみ静観し動かず、高値になった時点で、持っている資源をすべて売りに出ます。

結果、壱岐の予測は正しく、資源を買い急いだ他社が大損したのに対して、高値で売り抜けた近畿商事だけが大儲けすることができました。

・・・・・

・・・・

・・・

・・



これを見ていて、今の世界経済情勢が思い浮かばれました・・・というか、壱岐正ならどう動くだろうと考えてしまいました。

情報収集と分析に必要なのは、偏った情報ではなく、多方面から収集し、可能な限り先入見を除いて判断することです。

アラブ側だけでなく、イスラム側からも・・・どちらに勝って欲しいという希望的観測、いわゆる好きとか嫌いとかではなく、客観的にどちらの状況が優勢なのか?というように、木ではなく森を見ることが求められます。

壱岐正は、このことに尽力し、日本国中が買い付けパニックになっている中で、ただ一人その流れに惑わされず静観し、攻勢に出るタイミングを待ったのです。

翻って、今の日本はどうでしょう?

リーマンショック、ドバイショック・・・ともかく、急激に落ち込むと、政府、企業、マスコミなどなど・・・途端に浮き足立ってしまっている、ともかく何かしないといけないと右往左往しています。

恐らく、冷静に市況を分析しているのは、日銀ぐらいでしょう。

パニックが起こると・・・何トロトロやっていんだ!!、何か救済策を講じろ!!という声が響き渡ります。

まあ、これがパニックというものですが・・・・

資金を供給しろ、為替介入しろ・・・やらないのは勇気がないからだ!!・・・これは、誰もがすぐに思い付く対処療法です。

冷静に状況分析した時、どこの国が好きでどこの国が嫌いとかではなく、どこの国に勝って欲しいとかではなく、冷静に時代状況の推移を分析した時、本当に今金融緩和することがよいのか?

目先の苦痛回避のために、将来に大きな苦痛を残しているのではないのか?

動くべきか、動かざるべきか?

よくよく考えてみる必要があるのでしょう、きっと!!

金融緩和をすれば、市中に資金をばら撒けば、消費が上向くのは事実です。

データがそれを実証しています。

しかし、問題は、それが持続可能な経済成長をもたらすのか、一時的なカンフル剤に過ぎずリバウンド効果を伴うものか、この判断です。

金融緩和の効果が持続していないのも、これまた事実です。

ですので、効果が切れたらさらに注入し、効果が切れたらさらに注入し・・・この繰り返しをしています。

国際依存推進派は、まあ、森永卓郎さんみたいな人ならば、こう言うでしょう。

金融緩和の効果を切らさないように、どんどんお金をばら撒けばいい、幾らでも刷れるのだから・・・たとえお金であふれても、デフレスパイラルに陥っている今ならば、インフレの心配などないのだから大丈夫だ、と・・・

そして、こうして金融緩和でつないでいる内に、日本経済の体力、というか、順応性が高まっていくので、持続可能な経済成長へと繋がるのだ・・・

ちなみに、このブログの以前からの読者の方々はご存知のとおり、私は、動かない方がよいと思っています。

世の中がパニック的に動いている中でその流れにのるのは、危険です。状況分析もできますが、これは、経験的感でもあります。

パニック的変動の時は、たいていの場合、静観し、冷静に状況を見極めることに徹することができる人が勝つものです。

我慢できずに動いた方が負けになるのです。

その逆に、ここぞという転換点に至った時の行動は、迅速かつ的確に動かないといけないのです。

デフレは、大量生産大量消費へと向かわざるを得ない現代社会の価値観が至る構造的ジレンマであり、小手先の金融政策でどうなるものでもありません。

今、動くべきなのか、動かざるべきなのか・・・もちっと詳細な情報収集ができたら面白いのですが、動かない方がいいというのは、私の感です。

パニック的な動きの中で、人と違う動きをすること・・・不毛地帯で壱岐正を始め近畿商事全体が結果が出るまで不安に包まれたように、とても勇気がいることです。

このドラマの中で、壱岐正の分析と作戦を支持する指揮者たる大門社長がいるのですが、どんなに優れた情報分析がされていても、最終的に決断するのは、責任者たる社長なんです。

翻って、今の日本国の社長はさて???

あっ、ライアーゲームの面白さについては次回に・・・

                       ・・・・・・・・今日の徒然でした。


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家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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