1部屋50億円のマンションですって・・・
2009.10.29 02:23|社会情勢|
デフレについての話は、ちょっと小休止します。
デフレの話にも続くのですが、こんな記事がありましたので、ご紹介します。
「高いほど売れるマンション」
1部屋50億円! 中国バブルに沸く香港住宅市場
ちょと抜粋します。
「~リーマン・ショック以降、香港の高級住宅市場は外国人や香港の富裕層の需要減によって急激な価格下落に見舞われていた。しかし、中国本土からの“救世主”があっという間に風向きを変えつつある。
これは過熱する中国本土の不動産市場と密接にリンクしている。政府の金融緩和が生み出した余剰資金が流れ込み続けていることで、上海など本土の不動産価格は急ピッチで上昇している。
人民元の対香港ドル為替レートが上昇していることも手伝って香港の物件に相対的に割安感が生まれ、本土の投資家が競うようにして購入に走っている。
~
価格が500万香港ドル(約5750万円)未満の物件ではその比率は5%にとどまるが、2000万香港ドル(約2億3000万円)以上の高級物件になるとその数字は21%にまで跳ね上がる。高ければ高いほど中国本土からの購入意欲が強いというわけだ。
香港の大手デベロッパーも千載一遇の稼ぎ時に色めき立っている。
~
事業や投資で財産を築いた中国本土の資産家は、海外に資産を分散させようとする傾向が強い。一族や子孫に確実に財産を残すには、突然のルール変更や当局による理不尽な介入などのリスクが大きい中国だけでは安心できないという本音がそこにはある。
~
香港で吹き荒れる高級マンションブームは、世界の中で独走する中国の圧倒的なバイイングパワーを見せつける。同時に、中国という国は、自国の富裕層からも完全には信頼もされていないという事実を改めて浮かび上がらせる。」
・・・・・
・・・・
・・・
・・
・
もう、疑いようの無いバブルですね。
中国の資産家・・・・そう、中国内の富の大部分を独占しているゼロコンマ以下のパーセントしかいない層が、本土内ではなく、海外への資産分散をしているのです。
殆ど元手ゼロで手に入れた土地(正確には、借地権)がお金を生み、それを元手にさらに不動産へと投棄することで資産を増やす・・・・もう、バブルの典型です。
この中国市場に頼ることで何とか息を吹き返している世界経済ですから・・・・・このまま続くことはあり得ない。
でも、そうするしか道が無い・・・・まさにジレンマですね。
最も内部事情に詳しい中国の資産家たちが、元々発展途上のはずの中国市場ではなく、その資産を海外へと移動させようとしているのです。
もし中国政府の規制が無かったら、その勢いはもっと激しいものとなっていることでしょう。
中国の闇は、本当に深く、もし可能ならば、自分の目で確かめてみたいです。
現代社会の矛盾の縮図がそこにはあるでしょうから・・・・
次回は、デフレの話に戻ります。
・・・・・・・・・・今日の徒然でした。
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「高いほど売れるマンション」
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これは過熱する中国本土の不動産市場と密接にリンクしている。政府の金融緩和が生み出した余剰資金が流れ込み続けていることで、上海など本土の不動産価格は急ピッチで上昇している。
人民元の対香港ドル為替レートが上昇していることも手伝って香港の物件に相対的に割安感が生まれ、本土の投資家が競うようにして購入に走っている。
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価格が500万香港ドル(約5750万円)未満の物件ではその比率は5%にとどまるが、2000万香港ドル(約2億3000万円)以上の高級物件になるとその数字は21%にまで跳ね上がる。高ければ高いほど中国本土からの購入意欲が強いというわけだ。
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事業や投資で財産を築いた中国本土の資産家は、海外に資産を分散させようとする傾向が強い。一族や子孫に確実に財産を残すには、突然のルール変更や当局による理不尽な介入などのリスクが大きい中国だけでは安心できないという本音がそこにはある。
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香港で吹き荒れる高級マンションブームは、世界の中で独走する中国の圧倒的なバイイングパワーを見せつける。同時に、中国という国は、自国の富裕層からも完全には信頼もされていないという事実を改めて浮かび上がらせる。」
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中国の資産家・・・・そう、中国内の富の大部分を独占しているゼロコンマ以下のパーセントしかいない層が、本土内ではなく、海外への資産分散をしているのです。
殆ど元手ゼロで手に入れた土地(正確には、借地権)がお金を生み、それを元手にさらに不動産へと投棄することで資産を増やす・・・・もう、バブルの典型です。
この中国市場に頼ることで何とか息を吹き返している世界経済ですから・・・・・このまま続くことはあり得ない。
でも、そうするしか道が無い・・・・まさにジレンマですね。
最も内部事情に詳しい中国の資産家たちが、元々発展途上のはずの中国市場ではなく、その資産を海外へと移動させようとしているのです。
もし中国政府の規制が無かったら、その勢いはもっと激しいものとなっていることでしょう。
中国の闇は、本当に深く、もし可能ならば、自分の目で確かめてみたいです。
現代社会の矛盾の縮図がそこにはあるでしょうから・・・・
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