創業100年以上の老舗企業が2万社以上・・・

2009.08.17 01:57|社会情勢
ところで、東商リサーチが創業100年以上の老舗企業数について発表しましたね。

危機はね返す“経営のかがみ” 100年超え企業2万1066社

まあ、前回の2002年調査から5000社以上増えたみたいですが、どういう基準で調査しているのでしょうか?・・・と疑問に思わないわけではないのですが、なかなか興味深いデータです。

100年という単位は、1世代25年とすると、4世代以上存続している企業ということになります。

創業者の1代目は、大抵の場合、企業経営に長けた人、というか、そういう人で無いと2代目に継承する前に潰れますので、程度の差はあっても、そういう才覚のある人です。

2代目に引き継げる企業になるだけでも、それなりに成功しているわけですが、この2代目で身代を食い潰して潰れるケースが多い。創業者の苦労を知らず、また、周囲から創業者と比較されるので、どうしても創業者の業績を超えようとするようになり、身の丈以上の拡大経営に走りがちになるからです。

創業者の業績が大きい企業の2代目ほど、成功しているのは、地味だけど、玄人好みタイプの人だったりします。

目立った業績は見られないのだけど、堅実に事業を引き継ぎ、それを守ることに腐心することで、3代目への繋ぎ役に徹するような人です。

かなり重要なのは、3代目です。

ここまで来ると、創業50年から75年くらいになりますが、半世紀もあれば、好不況のサイクルが必ず巡って来ているので、身の丈以上の拡大路線に走っていると、大抵何処かで躓いて、破綻します。

そう、政治、社会、経済などの状況が激変するようなことが何処かで起こるのです。

この経営環境の変化を乗り越えるには、先代の事業をただ守るだけでは無理です。

これまでの事業経営で守るべきところは守り、変えるべきところは変える、という柔軟性が無いと難しい。

創業から培って来たノウハウ(伝統)を活かし、そこに新しい血を入れることで、時代の変化に取り残されること無く、時代に適応して行く、このバランス感覚が必要になってくるわけです。

このバランス感覚を持った経営が継承されるようになると、4代目以降は、かなり安定します。

というのも、ここまで来ると、個人の能力に依存したワンマン経営から、複数の人間が企業運営にかかわる経営形態に移行するようになるからです。

3代目の段階で、個人のカリスマ性から企業のカリスマ性に依拠した経営に移行できると、4代目以降は、破壊的な個性よりも、企業風土という枠に嵌ることが求められるように、それ以降は、世代交代があまり大きな意味を持たないようになります。

まあ、長いことやっていると、組織というのはすぐに硬直化しますので、永遠などなく、いずれ寿命が来るのですが、その寿命が長くなるのです。

・・・・・・なんか、話が脱線してしまった。

以前にも紹介しましたが、お隣の韓国には、100年以上続いている企業が数社しかない、あれだけ広大で歴史も人口もある中国にも、1000社くらいしかないらしい。

韓国の場合、30年も続けば老舗企業と呼ばれるくらいその寿命が短い。

どうしてか?

恐らく、身の丈以上の規模拡大を目指すギャンブル的経営をする傾向があるからでしょう。

韓国企業についても結構取り上げていますが、その経営スタンスは、かなり一発逆転を狙う勝負師の色合いが濃い。

当たればデカイが外れると破滅のようなハイリスクハイリターンを敢えて求めているような感じです。

だからこそ、欧米のハゲタカさんなどの戦場にもなるのでしょうが・・・・

そもそも、賭け事というのは、賭けに乗ってくれる相手がいなければ成立しないのです。

そして、賭け事に嵌まってしまうと、どんなに長い歴史を持っていても、いずれ破綻してしまいます。

世界最古の企業・・・金剛組は、バブル期に投機的な不動産売買に手を出し、バブル崩壊と共に、倒産しましたね。

創業するときなど、ハイリスクハイリターンを取らざるを得ない時期もあるのですが、ギャンブル的企業経営は、連綿と築いて来たものを一瞬にして崩壊させる危険なものだということです。

・・・・・・日本政府の財政運営は、さて・・・


                  ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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