購入補助政策の恐ろしさ・・・・追加

2009.08.14 03:21|農場日誌
さて、前回の続きです。

以前、中国経済で、沿岸の都市部ではなく、内陸部の方で消費が拡大しているということを紹介しましたが、これが官製バブルの賜物で、一時的な効果でいずれ息切れするでしょう。

日本に置き換えてみると、分かり易くなるかもしれません。

東京、大阪、名古屋などの大都市圏が不景気で消費が落ち込んでいるのに、地方が景気を下支えする、それどころか、牽引する・・・なんて構図はあり得ないでしょう?

大都市圏の景気は、海外輸出に依存しているので、外需が落ち込むと、その影響が直撃します。

外需依存率が低いという指標もありますが、成熟市場の日本では、成長を牽引する因子は、海外に依存しています。

これは、バブル崩壊後の内需停滞、輸出好調の構図を見れば明らかです。

奥の家的2009年の日本未来予想図

ちなみに、大量生産大量消費社会のジレンマで、経済成長が止まるということは、雇用→消費力→経済という感じで破綻していきますので、成長する牽引力が求められるわけです。

その牽引力は、日本の場合、内需ではなく、外需なのです。

GDPに占める比率の問題ではありません。

この外需が落ち込んだことで、大都市圏の経済が不況に突入し、その大都市圏の消費力に依存している地方経済は、もっと深刻な不況になるわけです。

公共投資で、地方インフラの整備をしても、一時的に上向いても、その投資効果が切れたら、維持管理コストだけが重くのしかかるリバウンド不況に突入してしまいます。

その借金が国と地方のどちらに負わされるのかという違いはあるでしょうが・・・・

今、やたらと地方活性化の名目で補助金のばら撒きがされていますが、その内容は、殆ど惨憺たるものです。

生産的な投資ではなく、言ってはなんですが、殆ど浪費に近いようなことが、公然と行われています。

エコポイントなどの購入補助制度や定額給付金・・・臨時雇用による一時雇い入れ・・・・補助金が使い終わったら、それでお仕舞いというものばかりです。

中国の内陸部にしても、同じことです。

海外への輸出によって成り立つ沿岸部の大都市圏・・・・その消費力を依存した内陸部経済なのですから、大都市圏が不況なのに、内陸部の消費が俄かに拡大するなんて、官製バブル以外の何者でもありません。

内陸部からの出稼ぎ労働者(農民工)のような労働力の供給、あるいは、農産物などの一次産品の販売などなど・・・・殆ど大都市圏向けの生産力です。

確かに、日本の高度経済成長期のように、大都市圏から地方へと拡大して行くことで、地方が成長の牽引力になる潜在的な可能性が無いかと言うと、そうではありません。

けれど、日本の高度経済成長期の時は、輸出の伸びで大都市圏は潤い、そこから地方へと拡散していったのであって、今の中国経済の状況とは違います。

中国も外需に成長牽引力を依存しているので、海外輸出で儲けて、その儲けが大都市圏を発展させ、その先に地方(内陸部)の発展可能性があるはずなのです。

今、中国政府がしている景気対策は、日本の高度経済成長期を参考にしているのかもしれませんが、外需が回復しない限り、これは、必ず息切れすると思います。

そして、その外需(欧米諸国)の方は、中国の国内需要に期待しているのです。

欧米各国、日本も・・・中国市場に自分たちの経済成長の牽引力を求めている、というか、もう殆どすがっているという状況なのです。

おっと、時間切れ


                  ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


ブログランキングに参加しています。

気に入っていただけましたら、1日1回でいいので、ポチッとクリックお願いします。 

人気ブログランキング ← ここをクリックすると、10ポイントが加算され、このブログの人気ランキングがあがります。
              25位くらいに・・・応援よろしくお願いします。
リキとコテツ
 もしよろしけば、こちらも是非よろしくお願いします。

  FC2ブログランキング 
  ↑も、50位くらいです。 応援よろしくお願いします。

関連記事
スポンサーサイト



| 2009.08 |
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
お 仕 事

最 近 の 徒 然

ブログ内検索

カ テ ゴ リ ー

カ レ ン ダ ー

プルダウン 降順 昇順 年別

07月 | 2009年08月 | 09月
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -


リンク集

奥の家の絵日記
リンクフリーです。

石ころアートミュージアム

ツイッター

okunoyaをフォローしましょう


リンク

家 主 像

奥の家♂

家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

ランキング参加中!!

応援のお願いします!
人気ブログランキングへ 
こちらも是非、ポチッと!


もう一つおまけに!!

FC2ブログランキング


blogram投票ボタン


 


アクセスカウンター

滞在中:

R S S

RSS新着情報


Subscribe with livedoor Reader

時 計

QRコード

QR

最新の画像


P-Clip β版

タグクラウド

ページトップへ