どう見ても外資依存の韓国経済・・・

2009.08.03 02:21|アジア経済(韓国、中国)
ところで、「放漫財政と緊縮財政、どちらを選びますか?」の続きを全然書いていませんでした。

続きを書こうかと思ったのですが、その前に、韓国経済で気になることが・・・

外国人の証券投資、Q2は過去最高の180億ドル

【ソウル2日聯合ニュース】韓国銀行が2日に明らかにしたところによると、第2四半期に国内に流入した外国人の証券投資額は179億8000万ドル(約1兆7018億円)で、第1四半期の流入額(7億5000万ドル)の24倍に達した。また、2007年4月に記録した136億1000万ドルも大きく上回り、過去最高となった。
 証券投資は、経営参加を除く収益目的の株式投資に債券投資を合わせたもの。昨年第3四半期と第4四半期にはそれぞれ178億500万ドル、173億9000万ドルの流出だったが、今年第1四半期に流入に転じた。

 一方、第2四半期に国内在住韓国人の海外証券投資額は、1年ぶりの流出となる12億4000万ドルだった。これにより、同期の証券投資収支は純流入167億4000万ドルと、過去最大の純流入幅を記録した。四半期ベースで純流入が100億ドルを超えるのもこれが初めて。また、第1四半期の純流入額35億3000万ドルを合わせ、上半期の純流入は200億ドル超と集計された。

 韓国銀行関係者は「金融危機が沈静化に向かうにつれ、安全資産の選好傾向が鈍り、内外金利差などを期待する投資金が大量に流入している」と述べた。韓国の景気回復速度が速く、相対的に好ましい投資先として認識されているとの見方を示した。


これまでにも何度か指摘してきましたが、世界各国の財政出動で生じた金余り現象・・・いわゆる官製バブルですが、それによって息を吹き返したハゲタカさんたちによって、韓国に資金が流入しています。

そのことが数値で如実に出ているみたいですね。

外資依存の韓国経済は、外資が引き上げると一気に経済危機になる一方で、その引き返しが起こった時の戻しも早いということです。

ここで流入しているのは、長期的に保有して事業を育てようという投資ではなく、短期的な差益を狙う投機マネーです。

ですので、官製バブルがはじけた時のリバウンドは・・・・あ~~~恐ろしい。

韓国に比して、株価の戻りが鈍い日本経済ですが、これは、それだけ底固いからだと思います。

ハゲタカさんは、損を取り返すために、必死で高利回りの運用をしているので、金利も低く安定している日本市場では、あまり運用実績をあげられないのです。

バブルが起これば、余った金の行き着く先は、こうなるのです。

景気回復??・・・上辺はそうですが、家計や雇用などは、どうでしょう?

そもそも、政府の景気対策での一時的な消費支えによって持ちこたえているだけで、家計や雇用などは散々なのですから、この景気対策が呼び水となって成長路線に戻るとは、考えずらいです。

貿易の内訳もあったので、見てみると・・・・

7月貿易黒字51億ウォン超、「不況型黒字」続く

【ソウル2日聯合ニュース】7月も輸入が輸出以上に減少し、貿易収支が50億ドルを越える「不況型黒字」となった。
 知識経済部が1日に発表した7月の輸出入動向資料によると、同月の輸入は275億9000万ドル(約2兆6114億円)にとどまった半面、輸出は327億3000万ドルに達し、貿易収支は51億4000万ドルの黒字を計上した。前年同月比で輸入の減少幅は35.8%と、輸出減少幅の20.1%を大きく上回り、輸入需要の減少で貿易黒字が拡大するという典型的な不況型黒字構造を示した。これで貿易収支は2月から6カ月連続の黒字となり、今年の累計黒字は7月までで262億3000万ドルに達した。

 また、7月の輸出と輸入を合わせた貿易総額は603億1000万ドルと、金融危機で世界的に貿易が急激に萎縮し始めた昨年10月以降では初めて600億ドルを超えた。

 7月の輸出は、貿易総額の回復にもかかわらず減少率が大きかったが、これは昨年同月の輸出が前年同月比35.6%急増した反動のため。品目別にみると、船舶が前年同月比91.%、液晶デバイス製品が34.2%、それぞれ増加した。しかし、製品価格が昨年に比べると弱含みの石油製品(マイナス56.7%)をはじめ、鉄鋼(マイナス40.7%)、自動車(マイナス18.0%)、一般機械(マイナス22.9%)、半導体(マイナス15.5%)などはいずれも減少を免れなかった。

 輸入の場合、原材料は原油輸入単価が昨年同月に比べ急落したことから41.9%減少し、消費財も乗用車輸入が73.5%減った影響などで18.8%の減少となった。これに対し資本財は、輸出用半導体など情報技術(IT)部品と設備投資用装備が拡大し減少率は13.1%と、上半期(マイナス26.3%)に比べると減少幅が大幅に鈍化した。

 知識経済部関係者は、「世界経済は依然として不確実性が強く、為替相場と原油価格の変動の可能性や保護貿易主義の台頭など、不安要素が潜在している」と指摘、下半期も引き続き輸出支援に総力を挙げる考えを示した。


ここで注目したいのは、長期契約で本当の落ち込みがまだ先の造船は別として、液晶ディバイスが増加したり、自動車輸出の落ち込みが低いなど、要するに、景気対策による需要喚起が効いているということです。

中国などを見ると鮮明みたいですが・・・

(8/2)中国の消費、二極化鮮明 自動車・家電は好調、衣料・サービス不振
 【上海=下原口徹】中国の個人消費の二極化が鮮明になっている。景気減速を反映し、小売り・サービスなどの販売不振が続く一方で、政府が消費刺激策として購入者に補助金を払う自動車や家電の売れ行きは好調だ。中国の2009年4~6月期の国内総生産(GDP)の実質成長率は前年同期比7.9%増。政府主導の景気回復は進んでいるが、個人消費の足取りは重いのが実情だ。


米国の新車自動車販売も、7月後半から始まった買い替え補助制度によって、かなりの販売増になったみたいですし・・・

日本の場合も、そうですね。

ともかく、ただいま行政が必死になって国債を刷りまくり、それで、消費を喚起することに躍起になっていますから、その効果が出ているということです。

これが、真の需要の呼び水となるのか、単なる一時凌ぎで終わってしまうのか、これから先に結果が出ることでしょう。

そうそう、日本の貿易収支も、かなり深刻ですね。

6月の貿易統計、輸出額35.7%減 落ち込み幅縮小 

 財務省が23日発表した6月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額は前年同月比35.7%減の4兆6000億円となった。9カ月連続で減少したものの、減少率が5月の40.9%より縮小した。季節調整済みの前月比では1.1%増えた。中国などの景気対策に支えられ、日本の輸出に下げ止まりの兆しが出てきた格好だ。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は5080億円の黒字となり、黒字額が前年同月比で1年8カ月ぶりに増加した。
 昨年秋以降の金融危機が響き、日本の輸出は昨年10月から前年同月を下回っている。世界的な財政出動などの効果もあって、減少率は2月の49.4%をピークに縮小する傾向にある。
 財務省は輸出の動向について「徐々にボトムから脱しつつある」との判断を示した。危機の前に比べるとなお低い水準にあり、本格回復には時間がかかりそうだ。
 6月の輸入額は前年同月比41.9%減の4兆920億円だった。この結果、6月の貿易黒字は前年同月の4.9倍に膨らみ、1年3カ月ぶりに5000億円を超えた。
 6月の輸出額を地域別にみると、米国向けは37.6%減った。排気量が3000ccを超える自動車や、ギアボックスなどの自動車部品が不振だった。欧州連合(EU)向けは41.4%減。ただ米国向けとEU向けの減少率は5月(いずれも45.4%)より縮小した。米国向けの減少率は4カ月連続で低下している。
 アジア向けの輸出額は30.1%減った。タイ向け亜鉛めっき、香港・マレーシア向け半導体などが落ち込んだものの、減少率は5月の35.5%より縮まった。このうち中国向けは23.7%減となり、減少率が5月の29.7%より改善した。
 一方、季節調整値の輸出額は昨年6月から今年2月まで前月比で減っていたが、3月と4月は連続で増えた。5月は0.4%減とマイナスに転じたが6月は再び増加した。
 6月の為替レートは1ドル=96円22銭と前年同月に比べ9.4%の円高となった。原油価格の輸入通関単価は1キロリットルあたり3万5869円で、前年同月の半分の水準にとどまった。
 同時に発表した2009年上半期(1~6月)の輸出額は前年同期比42.7%減の24兆67億円、輸入額は38.6%減の23兆9984億円となった。いずれも統計をさかのぼれる1980年以降では最大の減少率を記録した。米欧向け自動車やアジア向け半導体が落ち込んだ。差し引きの貿易収支は83億円の黒字となり、半期ベースでは2期ぶりの黒字に転じた。


円高ドル安と原油価格の下落で、実質の取引価格が前年の半値ぐらになっているので、輸入額の4割減も、韓国ほどの衝撃度はありませんが、それでも、4割減です。

まあ、原油とほぼ連動しているので、その他の資源にしても、同じようなものでしょうから、そういう意味では、数値以下の衝撃度であることには間違いあせん。

官製バブルという処方薬が何を意味するのか?

続きはまた

                   ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


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1999年7月5日に四国に上陸しました。
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そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

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