赤字国債は、国家破綻に導く麻薬・・・(その4)

2009.04.22 00:57|麻薬に犯された世界経済
まだまだ続く・・・・赤字国債の話です。

日本政府の借金ですが、これ、何度も書いていますが、殆ど自国民から借りていて、日本の国全体で見れば、純債権国です。

つまり、国際社会の中では、金満国家で、世界中にお金を貸している大元になっているわけです。

しかも、日本には、石油のような資源はなくても、強力な製造業、そしてそれを生み出す人材という優良な資産があります。

というわけで、日本経済は、現時点では世界最強と言ってよいほどの磐石さを有しているということになるのです。

でも・・・・今回の経済危機で、日本経済のダメージは、その発信源であったはずの米国以上に深刻ではないのか?・・・と言われそうです。

輸出の落ち込みなどを見ると、かなり深刻に見えますし、実際どんどん国内の生産現場が閉鎖されています。

南予でも、本当に数少ない製造業の工場の閉鎖がしました、もしくはそれが決定していますし・・・地方経済には深刻な影響が出ています。

ただ、見方を変えると、今までの好況の方が特需だったということにもなると思います。

これも予告だけでまだ全然書けていないのですが、今回のバブル経済の発信源は、実を言うと、日本だとも言えるくらい、重要な役回りをしているからです。

そもそも、バブル経済というのは、消費地(米国など)の方から起こるのではなく、生産地(日本など)の方から起こります。

借金をした消費(浪費)をするにしても、お金を貸してくれる相手がいなければできないのですが、その貸してくれる相手というのは、生産地の方になる場合が殆どだからです。

う~~ん、この言い方はすごく誤解を招きますね。

生産と消費は表裏一体で、生産地は同時に消費地であり、消費地は同時に生産地でもなければならないのですから、どちらか一方だけという書き方はおかしいのです。

正確に言うと、消費地というのは生産以上の消費(貿易赤字)をしてしまっている国、生産地というのは消費以上の生産(貿易黒字)をしてしまっている国ということになりましょうか。

こうした商取引のアンバランスが起こると、まず生産地の方に金余りが生じることになります。というのも、生産地の方に商品の売掛金という債権が貯まることになるからです。

この溜まった債権(お金)の流動性を確保しようとすると、巡り巡って、結局のところ、消費地の方に流れ着きます。

生産地の方は、それだけの生産能力を有しているので、それを維持するためには、その商品を買ってくれる相手が必要になるからです。

まあ、支払いは後でいいですし、貴方が私の商品を買うのもすべて債権(売掛金)でいいので、とりあえずどんどん買ってください・・・・となるのです。

こうして、貿易の不均衡から金余りが生じ、どんどんバブルが拡大するようになります。

日本は、強力な製造業の下に、膨大な貿易黒字を出し続け、そこから派生した金余りを・・・まずは国内で還流しようとしました・・・・・あ~~~バブル経済・・・・そして、崩壊!!

今度は、世界中にお金を出し・・・世界中が浪費する架空の消費力の元金を供給(円キャリートレード)し、輸出バブルを演出したわけです。

結果、国内の製造業は、内需が落ち込んでいるにもかかわらず、未曾有の好景気を享受することが出来、工場も増産をすることが出来たのです。

と~~~ても簡単に解説しましたが、消費というのは降って沸いてくるようなものではなく、生産と表裏一体のものなので、過剰消費の裏には、必ず過剰生産が存在しているのです。

その過剰生産を維持するため、日本政府と日銀は、とてつもない資金供給(量的緩和)とゼロ金利政策をして来たのです。

まあ、ここら辺の流れは、もっと詳しく書いた方が面白いので、ここら辺で止めますが、貿易不均衡が金余りを生み出し、それがバブルに発展するのです。

ですので、米国などが過剰消費のバブルがはじけた時、、まず直撃を食らうのは、製造業、それも製造設備関係の産業の方なのです。

う~~ん、またまた長くなってきたので、続きは次回に・・・



・・・・・・・・

こちらの投票にも、是非ご協力ください。



                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


ブログランキングに参加しています。

気に入っていただけましたら、1日1回でいいので、ポチッとクリックお願いします。 

人気ブログランキング ← ここをクリックすると、10ポイントが加算され、このブログの人気ランキングがあがります。
              15位くらいに・・・応援よろしくお願いします。
リキとコテツ
 もしよろしけば、こちらも是非よろしくお願いします。

  FC2ブログランキング 
  ↑も、20位くらいです。 応援よろしくお願いします。




関連記事
スポンサーサイト



赤字国債は、国家破綻に導く麻薬・・・(その3)

2009.04.22 00:57|麻薬に犯された世界経済
さて、前回の続きです。

借金したお金の使い方として、①起業②投資③遊び(浪費)という3パターンに分けました。

これに、④として、生活費というのを入れることもできます。

借金ですから、当然返すことが前提となっていなければならないはずなのですが、③に関しては、今の快楽を優先して、踏み倒す気満々で使っています。

④にしても、生活費を借金で賄ったら、当然借金は返せません。

もちろん、①と②に関しても、必ずしも返せるかどうかは分かりません。

起業に失敗したら、結局は自己破産になるでしょうから・・・・

こんな感じで、借金で得たお金の使い方について考えてみたわけですが、大きく分けたら2つしかありません。

借りたお金で、それ以上のお金を稼ぎ出すか・・・

借りたお金を、ただ消費してしまうか・・・・

・・・・・・

当然と言えば、当然ですが、前者が健全なお金の使い方で、後者では破滅するだけです。

消費(浪費)して良いのは、稼ぎ出したお金であって、借金でそれをしたら破滅します。

当たり前のことです。

この当たり前のことが、当たり前ではないという論がされることがあります。

国家の場合、浪費をすれば、景気が良くなり、収入が増えるから大丈夫だ、と・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・



理解しがたい!!

国家の運営がこんなに単純に出来るならば、これほど楽なことはない。

まさに、誰がやっても出来ます。

だって、予算請求があるだけ国債を発行して、その費用対効果なんて関係なくどんどんばら撒けばいいのですから・・・・こんなの子供だって出来ます。

そもそも、歴史上を見て、他国からの侵略以外で国家が自滅するケースの殆どの原因は、財政破綻です。

ドイツのバイエルン州にノイシュヴァンシュタイン城というのがありますが、これを築城したバイエルン王ルートヴィヒ2世は、王室公債(借金)を乱発して、この城の他にも、豪奢な城を幾つも建築し、国家財政を極度に悪化させました。

このお城は、殆ど王の趣味で浪費だったわけですが、この浪費が国民に仕事をもたらし、一時的に景気は良くなりました。

が、こうした好景気は、浪費家の破滅と共に終わりを告げ、その後は衰退してしまったのです。

そう、単なる浪費は、産業を興すどころか、衰退させます。

借金による浪費による特需に依存してしまうと、その特需がなくなった時に、もはや対応できなくなってしまうからです。

現在で言えば、米国の自動車メーカーのビッグスリーがそれに当たります。

商品力の向上ではなく、政治力でライバルメーカーを排除してシェアを維持し、目先の販売増にのみ目がくらみ、ローンの乱発での強引な販売に傾倒する・・・

こうした浪費に依存した産業は、浪費の破綻と共に滅びます。

日本政府には、こうした安易な選択はしてもらいたくなかったのですが、どうも破綻の道の方を選ぼうとしているようですね・・・・まだまだ分かりませんが・・・・

・・・・・また、取り止めもなく書いてしまいました。




・・・・・・・・

こちらの投票にも、是非ご協力ください。



                       ・・・・・・・・・・今日の徒然でした。


ブログランキングに参加しています。

気に入っていただけましたら、1日1回でいいので、ポチッとクリックお願いします。 

人気ブログランキング ← ここをクリックすると、10ポイントが加算され、このブログの人気ランキングがあがります。
              15位くらいに・・・応援よろしくお願いします。
リキとコテツ
 もしよろしけば、こちらも是非よろしくお願いします。

  FC2ブログランキング 
  ↑も、20位くらいです。 応援よろしくお願いします。



関連記事
| 2009.04 |
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
お 仕 事

最 近 の 徒 然

ブログ内検索

カ テ ゴ リ ー

カ レ ン ダ ー

プルダウン 降順 昇順 年別

03月 | 2009年04月 | 05月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -


リンク集

奥の家の絵日記
リンクフリーです。

石ころアートミュージアム

ツイッター

okunoyaをフォローしましょう


リンク

家 主 像

奥の家♂

家主:奥の家♂
1999年7月5日に四国に上陸しました。
巷では、ノストラダムスの大予言で恐怖の大王だの、終末がどうのこうの・・・と話題になっていた、あの月です。
そんな時、リトルカブに乗って、四国に移住の地を求めて彷徨う旅を始めました。

ランキング参加中!!

応援のお願いします!
人気ブログランキングへ 
こちらも是非、ポチッと!


もう一つおまけに!!

FC2ブログランキング


blogram投票ボタン


 


アクセスカウンター

滞在中:

R S S

RSS新着情報


Subscribe with livedoor Reader

時 計

QRコード

QR

最新の画像


P-Clip β版

タグクラウド

ページトップへ